こんばんは。
エマです。
昨日、びっくりするニュースが飛び込んできました。
自分の生まれた月の「誕生石」を持つと幸運が訪れると言われますが、その「誕生石」にあらたに10石が加わりました。
新たに加えられた10種類の誕生石とはあの「希少石」
これは全国宝石卸商協同組合が発表したもので、「誕生石」が改訂されるのは実に63年ぶりだそうです。
理由は
『協会によりますと、日本では63年前にアメリカの宝石業界が定めた誕生石を取り入れましたが、これまでは団体によって誕生石が違っていたため宝飾品業界として統一の方向性を示せていなかったほか、消費者が混乱する原因にもなっていたということです。(NHKニュース記事より抜粋)』
とのことです。
私がなぜそんなにびっくりしたのかといいますと、これまでの「誕生石」は比較的産出量も多く、手に入りやすいものばかりでしたが、今回追加された石達はいわゆる「希少石」が多く、石の業界に10年以上いる私でさえ良質な現物を目にすることがほとんどない石達ばかりでした。
海外、特にバンコクは宝石のメッカですが、コロナ直前の2年前に訪れた時でも「見かけたかなぁ?」というくらい流通がまだまだ少ない宝石達です。
例えば、「アレキサンドライト」などはカラーチェンジといって、紫外線(太陽の下)の下で見た石の色と白熱灯(いわゆるオレンジ色の電気、昔よくトイレの電球に使われていましたね)の下で見た石の色がまったく変わる性質の石なのですが、それは1カラットで〇百万以上します。もう、家宝ですね☆
数年前の中国人爆買いの時期は、その〇百万の石が銀座で飛ぶように売れているという話がよく出ていて、「すごいねー」と取引先の担当者と話題になっていたくらいお高い石です。
うっかりお誕生日に彼氏に「誕生石のアレキサンドライトの指輪が欲しいな☆」なんて軽く言ってしまおうものなら、「お金のかかる女」というレッテルを貼られてしまいそうなくらいの素晴らしいお値段です。
希少性が高い石はそれだけ高額で取引されますので、仕方がないのですが、むしろ、ダイヤモンドのほうがお安い場合もあるかと・・・。
と、いろいろ私のなかで思うところもありますが、どの石もとっても魅力的なので気合を入れて今後、買い付けようと思っているところです。
「誕生石」となると人気がでるので偽物も出回る可能性も高いですが、なるほど、さすが宝石組合と思うのは偽物と本物の区別が肉眼でもつきやすい石達ばかりが選定されました。(内心、ホッとしています。)
以下に新しく加わった誕生石をあげておきますね。太い文字がそうです。
1月 ガーネット
2月 アメシスト、クリソベリル・キャッツ・アイ
3月 アクアマリン、サンゴ、ブラッドストーン、アイオライト
4月 ダイヤモンド、モルガナイト
5月 エメラルド、ヒスイ
6月 真珠、ムーンストーン、アレキサンドライト
7月 ルビー、スフェーン
8月 ペリドット、サードオニックス、スピネル
9月 サファイア、クンツァイト
10月 オパール、トルマリン
11月 トパーズ、シトリン
12月 トルコ石、ラピスラズリ、タンザナイト、ジルコン
今後、争奪戦になりそうな気になる希少価値の高い誕生石
特に希少石で手に入りにくいのは以下です。
私のオンラインショップではほとんど扱ってこなかったのでちょっとした解説を以下に書きます。
そのほかの子(誕生石)はそれぞれの商品ページで説明していますので、ご興味ありましたら覗いてみてくださいね。
★クリソベリル・キャッツ・アイ(キャッツアイと名がつく石はペンライトを当てると猫の目のように光る石をいいます。悪魔から身を守る石と言われ、実際にスリランカからイギリスのヴィクトリア女王にも313カラットの巨大なクリソベリル・キャッツアイが献上された歴史があります。黄色いハニーカラー。透明なものよりもミルキーな色のほうがキャッツアイがよく光って価値が高い石です。)
★アレキサンドライト(先ほどの説明通り、カラーチェンジは自然光・紫外線で緑、白熱灯やろうそくの光で赤に変わります。当店で扱っているカラーチェンジ・ガーネットも同じような感じ緑系・赤系で色変化します。ちなみに、アレキサンドライトは京セラ(会社)さんが再結晶させた宝石アレキサンドライトを開発していて、お値段は天然よりもお安いですが、見事に再現されていて、その技術は評価されファンも多いです。天然素材を再結晶させたものなので人工とまでは呼ばないようですが、承知の上でアクセサリーとして楽しんでいる方も多いです。「クレサンベール」と書いてあるアレキサンドライトはこの再結晶宝石です。
なにしろ、世界三大希少石の1つがアレキサンドライトです。残り2つはパライバトルマリン、パパラチアサファイアです。おそらく、生で見たことのある人のほうが少ないのはないでしょうか。見たい人はある程度売り場面積の広い百貨店に行けばあると思います☆
ついでにお話ししますと、パライバトルマリンもパパラチアサファイアも在庫としてあるにはあるのですが、なにせルース(裸石)なので、機会をみて身につけられるようアクセサリーに仕立ててからサイトにアップしようと思っています。レアなので、少しずつ、長年かけて私が集めてきたものになります。
パライバトルマリンはエマのオンラインショップに今年初めてにアップしました。パライバトルマリンインクォーツといって、水晶にパライバトルマリンが入っているものもあります。ちなみにまだ、あります・・・♪ご縁がありましたら是非☆)
【超美石】パライバトルマリン イン クォーツ 18金 ペンダント
https://www.emerald-ema.com/shopdetail/000000002925/
【超美石】【超希少石】モザンビーク産 パライバトルマリン K18 プチペンダントトップ
https://www.emerald-ema.com/shopdetail/000000002881/
★スフェーン(こちらは当店でも扱っています。写真参考までに↓。ダイヤモンドを越える散光率でメラメラ、ギラギラの光とエネルギーです。品質が高くなると見方によっては多色にカラーチェンジする石です。)
【レア】【美石】タンザニア産 スフェーン ボタンカット ブレスレット
https://www.emerald-ema.com/shopdetail/000000002104/
【レア】【超美石】タンザニア産 スフェーン ペンダントトップ(10金)
https://www.emerald-ema.com/shopdetail/000000002967/
★スピネル(ブラックスピネルはオニキスと区別しにくく、一時期、男性芸能人がよく着けていて人気が出ました。小さいビーズのネックレスが流行っていました。けっこう、オラオラ系のイメージもありますが(笑)かっこいいです。赤や青などのカラースピネルもあります。特に最高級とされるのは赤で、赤は昔はルビーと間違われていて、希少性からするとルビー以上の値段がつくこともあります。エネルギーとしては身に着けると刺すような痛さがある石です。潜在能力を引き出すというよりえぐりだす感じの石です。戦闘モードに入る時にはいいと思います。)
★ジルコン(最近、ひそかに凄く人気がある石です。44億年前にすでにあったという世界最古の宝石がこのジルコンで、一般的には人工石の「キュービックジルコニア」と混同されてしまうのですが、ジルコンはれっきとした天然石です。ダイヤモンドでさえ33億年前ですから、かなり古い歴史ある宝石です。ちなみに地球の誕生は45億年前。すでに頭がこんがらがってきそうですが・・・(笑)。特にブルージルコンは人気があり、先日のミネラルショーでも見かけました。お値段も素晴らしかったです。私もひとつ最近買ったのですが、なかなかの美しさと優しくも力強いエネルギーなので今後エマのサイトでも扱いたいなぁと思っている宝石です。リーディングすると石のエネルギーが頑張り屋さんの多いエマのお客様に合っています。早く海外に買い付け行きたくてウズウズします。)
「誕生石」を身に着けるとなぜいいのか?
最後に、「誕生石」をスピリチュアルな視点から見た場合の身に着け方についてです。
もし、今なにかパワーストーンが自分には必要だと感じているけれどピンとくる石がない場合は、「誕生石」をおすすめしています。
「誕生石」に選ばれている石はある意味、それだけ多くの人を魅了してきた歴史がある石です。注目され、歴史的な場面で使われてきたわけですから、エネルギーも高い石が選ばれています。実際、多くの持ち主の人生を変えてきたことでしょう。たくさんの宝石にまつわる逸話が残っています。
そして、誕生日とのご縁で結ばれた石ですから、そういう「ご縁」を大切にする気持ちは持ち主の運気をアップさせます。
私も20歳の誕生日に、母親に誕生石の「ペリドット」を買ってもらいましたが今でも大切にしています。
人生の節目や転換期に「誕生石」のパワーを借りるのもありだと思います。
この世はすべて「縁」で結ばれ、誰に出逢うかで大きく運命が変わっていくものです。
まとめ
今回、「誕生石」が改訂されたのもこれからの時代に石達の役割がさらに増すことを予感させます。
混沌とした、変化の時代にお気に入りのパワーストーンと出会うきっかけとしても「誕生石」をまずは活用してみるのも良いと思います。
私もこれからももっと石の情報をお伝えし、良きパートナーとしてのご縁を繋いでいけるよう頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。
年末ということもあり、今年の締めくくりみたいになってしまいましたが(まだ、今年最後のビッグ企画残ってます!『福袋』は12/25 20時ですよー!お忘れなく♪)
本日も最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。
やっぱり石は楽しいですね☆何かのお役に立てれば嬉しいです。