(この記事は2017年8月に書かれたものです)
こんばんは。
スピリチュアルカウンセラーのエマです。
お盆ですね。
なぜか、妊娠したり結婚式の夢を連日見ているという・・・♪
不思議なお盆を迎えています(笑)。
最近、ハッピーなクライアント様のご報告が多かったからかな。
今日は、いつもと雰囲気の違うタイトルで怖がらせちゃったかな?
でもね、いつか言おうかなー、と思っていたので
お盆という亡き人が帰ってくるこのタイミングで書いてみたいと思いました。
パワーストーンを扱うという仕事柄、
「お化け見えちゃうんです」
「夜中に手を引っ張られるんです」
「家の中に誰かがいるんです」
とご相談を受けます。
3番目の方、「警察呼んでくださいw」
って話なんですが、
まぁ、とはいえ見ちゃう時は見ちゃうし、
聞いちゃう時は聞いちゃうしで、
それはもう諦めてください。
でね、大切なのは、
「あー、見ちゃった」
ではなくて、
「私は、あなたを助けられないからね。」
っていう強い気持ちです。
ええ。ここはどんなに優柔不断でも、きっぱりと、そう心の中で思う事。
「なに?どうしたの?」
とか、答える必要なし。
道端で知らない人に声をかけられたら、
逃げてきなさい、って教わったでしょ。
私自身、お坊さんでも修行を積んだ身でもないので
あくまでも個人的に感じて実践してきたことですが、
いちばんやってはいけないのが、
中途半端に相手にすること。
これ、ほんとだから気をつけてね。
心霊スポットに行くなら、憑依されてもいい覚悟で行ってください。
霊にこちらから話しかけるなら、その後知らない世界に連れていかれてもいい覚悟で。
外国に売り飛ばされてもいい覚悟で。
『彼岸』て言葉ありますよね。
春のお彼岸、秋のお彼岸。
彼の岸、と書いて彼岸。
古い言い方で、「あなた」というのを「彼方(かなた)」、「わたし」を「此方(こなた)」と
言いました。
『彼岸』は「あちらの岸」で岸というからには、川があるわけです。
三途の川。
こちらからみて「あちらの岸」が『彼岸』なわけです。
でね、死んでもあちらに行けない人がいる。
それが、浮遊霊や地縛霊となってさまよっているわけです。
よく、江原啓之さんが成仏させるために
あちらの岸の親せきとかをお迎えに呼んでいるシーンがあります。
霊は、死んで、あっちに行きたいわけです。
でも、こちらの世界に未練があったら、スムーズに行けないわけです。
あるいは、事故とかでこの世にもう存在していないことに気づいていないで、
いつまでもそこにいる・・とか(地縛霊)。
だから、興味本位に反応すれば、
「あ、この人、救ってくれるんかな。気持ち、わかってくれるんかな?」
となるわけです。
どんどんアプローチしてきます。
「救って!わかって!こんなに悔しかった!!」
とかね。
それ、貴女、受け止められますか?
私は自分のことでも精いっぱいなので、悪いけど、
あっちの世界の人にかまっている余裕はありません。
あっちの世界に精通するお坊さんや江原さんのような方に、こういう霊があそこにいます、
としか伝えられません。できることがあったとしたら。
うちの近所に日本三大霊山の一つ、岩船山があります。
近くにいくと、不思議な雰囲気です。
あそこのご住職さんにお会いしたことがありますが、本当に大変なお仕事をされていらっしゃると思います。
それくらい、普通の何も知らない一般人が
霊と関わろうとすることは危険なことです。
でね、霊だってもともと人間なのです。
だから、考えることも人間と同じ発想です。
お化けに憑りつかれてしまう特徴の人は以下です。
1.いつも死にたいと思っている
2.ご飯を食べてない
3.寝てない
もし、貴女があちらの岸に行きたい霊だとして、
でも、その方法がわからなくて困っているとする。
そしたら、目の前に「彼岸行」のバス停でもあったら嬉しいですよね。
「やったー!バスくるかな?」
猫バスみたいな。(そんな楽しければいいけど、実際はそんな楽しい気分じゃないはず)
でも、そんなのないから誰かに聞きたいですよね。
「あっちに行く方法、知りませんか?」
でも、話しかけても普通の人は気づきません。視えないわけです。
で、じゃあ、どうします?
あっちの世界に行きたい人を探しますよね。
「誰か、あっちの世界、行きませんかー?」
って、呼びかけても、プラカード持ってても、誰も知らんぷり。
相手がやっと、視える人で気づいてもらったとしても、
私みたいに「無理無理!」って言われちゃう。
都合よく坊さんが近くいないし。
霊山てどこ?
迷子です。
となると、最終手段は
「死にたい人」を探すのです。
その人が死んだ時に一緒についていけばいいからです。
もう、ヒッチハイクみたいなもんです。
乗っかる感じ。だから、重いんです。憑りつかれると。
死ぬときの願望の一つに「楽して死にたい」というのがあります。
霊だって同じです。
「楽してあの世に行きたい」わけです。
だから、心霊スポットに来る人を
死にたいのかな?
自分の思いを聞いてくれるのかな?
と霊が思うのは当然で、別に驚かそうとしているわけではありません。
悩みを解決したいだけです。
で、その解決策に手を貸すなら、
生きている人間の命が危険に晒されます。
さっきの番号に戻ります。
2と3は、「覇気がない」という表現ならわかるでしょうか?
人間の三大欲求に
「食欲」
「睡眠欲」
「性欲」
というものがあります。
これは、究極、人間がほっといても死なないように埋め込まれた本能です。
神様って、すごいですよね。
モチベーションに関係なく、
お腹はすくし、眠くなるし、セックスしたくなっちゃうという。
(セックスに関しては人間なので、理性である程度制御できます。動物は無理。)
気分で、その欲求が左右されたら、人類は滅亡の危機にあいます。
だから、失恋した翌日も確実にお腹はすくし、眠くなります。
元気がでればまた新しい恋をしたくなります。
素晴らしい機能ですね!
ありがとう、神様!!
って、・・・話が逸れました。
でね、以上のことから、
もし、貴女が今、ご飯食べていなくて、寝ていなくて、死にたいと思っていたら、
相当、いい「カモ」ですからね。
この世どころか、あの世からナンパされます。ある意味、モテモテです。
だから、お化けに憑りつかれたくなければ、
「食べて、寝て、できればセックスして」自分を満たしてあげてください。
全てが生きることに繋がる行為だからです。
死にたくなったら、なんでもいいから食べましょう。
ある意味、生きることは、死ぬことと同じくらい
大変なことかもしれません。
そう、そして結局、死んだって大変なの。
生きることを選べば、死ぬまでにたくさんの経験をできる。可能性を見られる。自分の肉体と生を通じて、自分という人生を生きられる。
かつて、
戦争という、生きることを自由に選べなかった時代もありました。
今は、自由に生きられるようになりました。物質的にも豊かです。
もうすぐ終戦日、そして、お盆。8月というのはいろんな意味で魂が行き交う月です。
私は此方(こなた)で元気やっているよ。あなたも彼方(かなた)で元気でいてね。
そんな『命』のリレーと
生きることへの感謝を確かめる月。
「8」という数字の「∞(無限大)」のパワーを借りて、私たちがここにいる意味をあらためて胸に刻みたいものです。
お化けに憑りつかれている暇はないよ。
命いっぱい花を咲かせて生きようね。
ちょっと最後、まとまらなくなっちゃったけど、
今日はこの辺で。