【非加熱の石のエネルギーって何か違うのですか?】

こんにちは。エマです。

ペンネーム Mokurenさんからご質問がありました。

エマさん

こんにちは

石の浄化のことでお聞きします。
ブレスレットやペンダントなど、水晶のさざれ石の上で休ませたあとは別の場所に保管してもいいでしょうか?それともずっと水晶の上にずっと置いておいた方がいいですか?

また非加熱シトリンというのは、シトリンとは石のパワーの面で違いはあるのですか?

ご質問、ありがとうございます。

石の浄化と保管方法につきましては以前のブログ記事に少し書いてありましたので、
こちらをご参考いただければと思います。

保管は持ち主といつも近い位置にいられる
水晶さざれ石の上に置いておくほうが石は喜びますが、

ホコリがつくのでたまにさざれ石を洗ったりと手間がかかりますので、長期使わないのであれば、浄化した後に桐箱に入れて保管するのがベストです。

それから、
非加熱のシトリンのご質問についてです。

そもそも

なぜ天然石をわざわざ加熱するのか

という原点に帰ると、

そこには

「見た目」を良くする目的があります。

それは

ビジネスに結びついていて、

特にファッションとしての宝石の価値を高める手法の一つに「加熱処理」があります。

石の種類によっては加熱することで色鮮やかになる、という特性があります

シトリンの原石は薄い茶色に近いものが多いのですが、

くすんだ黄色・茶色よりも
鮮やかな黄色のほうが

服に映えたり、
顔色を良く見せたり、

ファッションアイテムのひとつとして女性を美しく見せる効果があるからです。

そのほか、身に付けるアクセサリーとして使う頻度が多くても割れにくくする「エンハンスメント処理」などもありますが、ここでは加熱に関する石のエネルギーについて私が石から感じることを書きます。

非加熱の石のエネルギーは一言で言えば「まろやかな」感じです。

ただ、加熱してあるからといってエネルギーが失われることはありません。

非加熱の石のほうが人の手が加わらないという点では

鉱物としての価値は高いです。

しかし、それが市場で高く販売されるかどうかはまた別の話(宝石としての価値の話)になります。

シトリンで非加熱ならば

「おお〜、レア!」

とはなりますが(みんなが持っていないので)

一般的に加熱処理してある石のほうが実際多く出回っていて

発色も良く見た目が美しくなるために(宝石、ジュエリーと呼ばれるアクセサリーなど)

高価な値段で取引されている場合もあります。

(色を良く見せるのも、いろいろ方法があります。例えば、自然界で存在する方法を人間が再現して放射線を当てるなど。)

エネルギー自体については

加熱後、非加熱では

石によってまちまちで

加熱したことにより非加熱よりももっと

ある部分では強まったり、などあります。

(オーラ加工された水晶は第7チャクラをより活性化させ、広角にアンテナを貼ることができるようになるなど、しかし、浄化としての目的で使うならオーラ加工しないほうが良いです)

ですので、

加熱、非加熱で石のエネルギーが
一概には「こうなるよ」とは言えない難しさがありますが

天然により近いほうが先ほど書きましたように「まろやかな」エネルギーの石のほうが多い気がしています。

非加熱のエネルギーのほうが
とても「まろやか」です。

例えるならば、飲み水として

水道水を一度、煮沸させた「白湯」と
水道水をそのまま飲むのとでは

「まろやかさ」という点で舌触りが違うと思いますが

非加熱と加熱の
石のエネルギーの違いは

この「まろやかさ」ではないか
個人的には感じます。

このホワンとしたじわじわくる
「まろやかさ」が
心地良くてたまらないという方には

非加熱が合っていると思います。

ただ、私が思うのは

石を選ぶときに迷うと思いますが、
非加熱、加熱処理は

あまり気にせずに
自分が受けた印象を大切することが1番だと思います

加えてついでに言いますと、

石のエネルギーの話だけでなく、石の効果を最大限に引き出すには持ち主とのコミュニケーションも重要になります。

今度は持ち主とのコミュニケーションの話になりますが、

持つ人が

「どんな気持ちでその石を持つか?」

は石のエネルギーを使う『使い手』になるにはとても重要なことです。

非加熱ですと
どうしても

見た目の美しさという点では

加熱に劣る場合もあります。

ちなみに

パワーストーンとしてではなく、

デパートなどファッションアクセサリーとして売られているルビー、サファイアは
9割くらいは

加熱処理しています(暗黙の了解のようです)。

実際に
こないだの秋にタイに買い付けに行き、

(父が母にプレゼントしたいというので)

非加熱のルビーを探したのですが

非加熱ルビー自体置いていない業者がほとんどでした。

あったとしても

ショーケースの一角に特別に置いてあり、

加熱か非加熱か質問すると
正直、迷惑そうな顔をされ(非加熱なんか置いてあるわけないだろう、レアなんだぜ、的な)

値段も
一桁違います。

(「heat」と表記している業者は珍しいです。写真は加熱処理してあるシトリンです。非加熱のシトリンはこの時はどこの業者でもみかけませんでした。タイはアクセサリー加工が得意な国なので宝石、ジュエリーとしての用途がほとんどです。)

見た目は同じでも

非加熱ルビーで
加熱ルビーと同じくらい照りと発色が良く

美しいものは
10万で買えるところが100万です。

もしかしたら「非加熱」「加熱」を気にするのは日本人の特徴なんじゃないかな、と思うくらいです。

アメリカでも

「heated?

or

non-heat?」

の質問に対して鑑別書をつけてくれるような高級ジュエリーを扱う業者以外は(私が回るのはほとんどパワーストーン系のエネルギー重視で業者を選んでいるので)

「Please wait a moment.」と言われてしばらく待たされるか、間髪入れずに「All heated.」の一言で終了です。


どうしてもスーパーなどでは傷モノの野菜を「B級品」、洋服で色むらなどあれば「アウトレット」などとして「見た目」が悪い印象なものはマイナスなイメージがあり値段が下がります。

それはあくまでも

「見た目」を重視しているからです。

スピリチュアルな世界では

むしろ、「目に見えないこと」を感じる力でモノを見たり考えたりすることを重視します。

ですから、

ファッションとしてパワーストーンアクセサリーを選ぶならば

「見た目」を重視して選ぶのが良いかもしれませんが、

特別な思いを持ってパワーストーンアクセサリーを身に付けるならば

「見た目」よりも

「自分の気持ち」とかその「石への思い」を優先させて選ぶのが良いと思います。

石への強い思いがあっても

「この色じゃ身につけたくないな」と

テンションが下がるのであれば、

せっかくのパワーストーンも
効果を出せないので

非加熱、加熱にこだわることなく

気に入った色のほうを選ぶと良いと思います。

どちらも天然石には変わりはないのです。

私個人としては

たとえ欠けている石で見た目が悪くても

旅先でとても良いエネルギーを出している子は我が家の子として迎えています。

もちろん、販売する上では
仮に
「カケ」などが発見されて商品として見た時に見た目として問題があれば

エネルギーは変わらないけれど「カケ」があります

しっかりお伝えした上で販売しています(気にする方ももちろんいらっしゃいますので)。

加熱というとどうしても

石にあれこれやっているという印象で
石のエネルギーが無くなるような
イメージを持つ方が多いかもしれませんね。

エネルギーはなくなりません。

石は石として
存在していますので安心してくださいね。

例えとして良いかわかりませんが、
事故で怪我をした人は人間として価値がなくなるわけではないですよね。

仮に事故で大けがをしたり、傷跡に残るような火傷を負ったとしても
その人はその人です。

その人が変わってしまうわけではありません。

石も同じように

石からすれば

石の意図に関係なく「人間の都合で」加熱されたり、磨かれたりしているだけで

石は石として
その尊さには変わりはないはずなのです。

エネルギーに変わりが出るのは

掘り起こされた後に

石が誰にどんな気持ちで扱われるかとか
大切にされているかとか

愛されているかとか

そういったことが影響します。

石も生きていますから、
効果を発揮しやすい環境としては

仲間、パートナーとして
あたたかく迎えてもらっていて

信頼できる関係になっている環境です。

かなり長くなってしまいましたが

結論としては

非加熱と加熱のエネルギーは感じ方が「まろやか」かどうかという点であり、

お好みで選ぶと良いと思います。

ちなみに、私のオンラインショップのパワーストーンは

シトリン、サファイア、ルビーに関しては加熱処理してあるものがあります(発色に良いもので値段が手ごろであれば、どこのショップも加熱処理はしてあると判断してよいでしょう)。

私のショップのそのほかのパワーストーンはほとんど非加熱処理です(用途によっては「オーラ系」に加工されたものをあえて選ぶこともありますが・・・。パワーストーン初心者さんには非加熱のほうがエネルギーを感じやすいように思います)。

やっぱり石そのものの「まろやかな」エネルギーを感じていただきたいので、仕入れの際に必ず確認していて、こだわりはあります。

しかし、どう市場を探しても「非加熱」のものを見つけにくいシトリン、サファイア、ルビーに関しては(あったとしても値段的に高価になりすぎてしまうことや実際に手に入りにくいこと、見た目の美しさの理由から)加熱処理の石を採用することもあります。わかりにくい場合はサイトに記載するようにしています(ごくたまに、聞いても「わからない」と答える業者さんがいますが、その時はエネルギーを読んで良いと判断したら仕入れています。もうこの仕事を始めて10年になるので、だいたい見ればわかるのですが、、、今後も誠実な取引ができる業者かどうかを確認するためにも一応、聞いています)。

それから、天然石の楽しみ方として

みんなが持っていない石で他の人と違うものを趣味でコレクションするなら、レアな非加熱のほうを選べばあとあと、価値が高まるかもしれないというプラスアルファもあります(採掘量の限界、新しい鉱山が見つかるかどうかで価値は変動します)。

自己満足の世界ではありますが、趣味とはそういうものなのでそれも素敵なことと思います。
私もマニアックな石のほうが普段身に着ける石よりも数は多く所有してます(笑)いろんな石と会話してみたいので、ついつい、変わった子を見つけると迎えてしまいます。

最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。



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