こんにちは。エマです。
いつもブログを読んでいただき、どうもありがとうございます。
私は天然石アクセサリー作家としてのスタートでしたが、スピリチュアルカウンセラーとしても製作活動と並行して10年ほど自分のサロンにてスピリチュアル鑑定をさせていただいてきました。
毎月のリピーターの方もいらっしゃいましたので、件数にすると10,000件以上になります。現在、カウンセリングはお休みしておりますがちょっとでも生きやすい毎日のヒントになればと記事を書かせていただいております。
嬉しいご感想やご質問が毎日たくさん届きます。励みになるお言葉をいただいたりして、全てありがたく読ませていただいております。
言葉では足りないくらい、感謝いたしております。
ご質問に関して、大変心苦しいのですが突然の個人的なご相談(遠隔の霊視を含む)にはお答えしておりません。
その理由について意地悪でそうしているのではなく、理由があります。いつか書こうと思っておりましたので、書いてみます。
(書き終わったら、10000字超えてしまったので、長いです。すみません。)
それでは、さっそく。
ちょっと思い出してみてください。
これまで、あなたが霊視できる人に「何か悪いもの、私に憑いてない?」と聞いた時に
「あとでゆっくり視てあげるね」
とその場で回答をもらえなかった経験はありませんか?
私も
基本的に「ちょっと視てください」「霊視してアドバイスください」という一見、回答に時間がかからなそうなものでも、お返事はいたしておりません。
それには理由があります。
もちろん、正規のお値段で事前にご予約をされて相談事を紙に書いて毎月カウンセリングに遠方より来てくださっていた方に対しても、その方の知らないところで他の方に無料でサービスをすることは失礼にあたるという理由もあります。
スピリチュアルカウンセラーとして、今年12年目に入りましたがこれからスピリチュアルカウンセラーや占い師を目指す方にもお伝えしたい大切なことがあります。
この
いわば、言葉が悪いですが
行き当たりばったりの予定外で
「ちょっと」視ることについてです。
これから書くことはスピリチュアルカウンセリングの際に気をつけたい「カルマの問題」です。
目次
- 1 スピリチュアルカウンセラーは相談者の「カルマの課題」も考慮しています
- 2 スピリチュアルカウンセラー自身が他人のカルマを背負ってしまう時
- 3 スピリチュアルカウンセラーが相手のカルマを背負う代償として身に起こることはエネルギーの低下
- 4 「カルマの課題」は形を変えて何度もやってくる
- 5 スピリチュアルカウンセリング中に明確な回答を止められた話
- 6 スピリチュアルカウンセラーは見えない世界の学びを見える世界でどう動けばよいのか伝えるのが役目
- 7 スピリチュアルカウンセリング中はトランス状態になるので外ではできない理由
- 8 スピリチュアルカウンセラーは常に自分のメンテナンスをしないと低いエネルギーと繋がりやすくなる
- 9 スピリチュアルカウンセリングに通えない時に便利な道具はペンデュラム
- 10 まとめ
スピリチュアルカウンセラーは相談者の「カルマの課題」も考慮しています
例えば、
「今の彼と別れるべきか、続けるべきか?」
という「ちょっと、聞きたい」ことがあったとします。
スピリチュアルカウンセラーが霊視して守護霊やその方のうしろにいてくださる方と話をし、カルマの関係をリーディングして
「イエス」か「ノー」
で答えることは時間にしたら3分もかからないかもしれません。(もちろん、エネルギーとしてはサッカーの試合5分走り続けた分くらいになります)
ご相談者からしてみれば「たった一言、教えてくれるだけでいいのに」と思うかもしれません。
しかし、この「たった一言」が
ご相談者の魂の課題(この世に生まれてくる真の目的)が「真実の愛について学ぶこと」であったとします。
すると、スピリチュアルカウンセラーの回答はせっかくの魂の課題を阻害する行為になり、ご相談者が今世での課題をクリアできない(あるいはクリアが遅れる)だけでなく、この世に生まれてきた意味がなくなり、魂は落胆するでしょう。そして、スピリチュアルカウンセラーもそのカルマを背負うことになります。
スピリチュアルカウンセラーがカルマを背負うことになる、という意味はこの後説明します。
私だけでなく、これは多くの霊能者がそうしていると思うのですが、ご相談者のカルマの課題に関わる質問の時に仮に「未来がはっきりと見えていたとしても」上から「今は伝えるべきではない」とメッセージが降りてきた場合は答えていないと思います。
(テレビ番組の企画などで突撃占いのようにやっているのは、霊能者もそういったことは承知の上でのことだと思いますのでここではそれが正しいとかただしくないという話題にはしません。)
実際は答えられないという言い方が正しいのかもしれません。
そのかわり、カウンセリングの時間内で「こんな風に考えてみたらどうでしょう?」とか「こういう方法もありますよ。」というその人の課題が早くクリアできるようなヒントを提案しているはずです。
もちろん、「イエスかノーかで」答える場合もあります。それは、今その人が「イエス」か「ノー」なのかということを聞いたほうが魂の成長になる場合です。
ですので、スピリチュアルリーディングは視ることに関してよりも、視えたことをどう伝えるのかがとても重要なのです。
これは私の経験で、相談者のカルマを無視して、視えることを何も考えずに答えたことで相談者に予定外の体験をさせてしまった話です。猛省した話です。
ちょうどカウンセラーを始めたころです。雨の降る夕方に1人の女性がやってきました。
その女性は元気がなく、うつむいていました。そのころは「スピリチュアルカウンセリング」というメニュー自体なく、サービスもやっておらず、石の声を聞いてオーダーメイドブレスレットをその人に合わせて作成していました。その時にいろいろとその身に着ける方のの事情を聴いて「霊視」をしていました。
実際にお客様の状況を耳から話で聞くよりも第三の目を通じて「視たほうが圧倒的に情報量が多いので」そうしていました(本人が本当はこうしたい、という本音を隠している場合もあるので)。
彼女は泣きそうになりながら私にこう尋ねました。
「彼氏が引っ越しをしたのに、場所を教えてくれません。どこでしょう?場所を特定できますか?」
今にも泣き出しそうな彼女。
私はエンパス体質なので、彼女の胸の苦しみがズンズンと伝わってきます。
時計をみると、もう閉店時間はとっくに過ぎていましたが
私は
「視てあげるね」
と言い、サロンの椅子に腰かけるように言いました。
そして、向きあって手をとり霊視をはじめました。
私が霊視してみると彼氏は引っ越したというよりも、別の場所に足しげく通っている姿が見えました。
団地のようなベージュ色の集合住宅でシンプルな鉄製のドアの外には小さな子供の遊具も見えました。
三輪車か手押し車のようなオレンジ色をした遊具です。夜になると彼がそのドアを開けて入っていく姿が見えました。
その時は何も考えずに、視えたままを彼女に伝えました。
彼女はかなり驚いた様子で
「えー!うそ、彼は浮気なんかしているはずはない!」
とちょっと取り乱した様子であわてて帰っていきました。
1週間くらいして彼女がサロンにやって来ました。
丁寧に包装されたお菓子を私に差し出しながら、彼女は一呼吸おいて、
「エマさん。こないだはありがとうございました。本当でした。ずっと嘘をつかれていました。そして、別れました。」
と言いました。
カウンセリングの後で、友達に頼んで彼を車で尾行したそうです。
バツイチの子供がいる女性でその場で修羅場となり、
「私と彼女、どっちを取るのか?」
という話になったそうです。
その時の私は、霊視はできたもののまだまだ未熟者で何もわかっておらず、その視えたメッセージを彼女の人生にどう生かせばよいのかをまったく考えられていませんでした。
今思えば、「伝えるべきではない」というメッセージを聞き漏らしていたのかもしれないとさえ思います。
猛省しましたし、今でもその彼女には申し訳なかったと思います(幸い彼女も霊能者なので「聞きたくないことも聞いてしまうかも」という理解があったので救われました。ちなみに霊能者といえども自分のことは視えないのが一般的です)。
そういう体験もあり、個人的なご相談に関してはカルマの課題も含めて、
360度あらゆる角度でじっくりと見てから、
ご相談者にメッセージを伝えるのがスピリチュアルカウンセラーとしての責務であると私個人的には思っています。
ですので、どうしてもその場でちょっと一言ではお答えできないのです。
スピリチュアルカウンセラー自身が他人のカルマを背負ってしまう時
私もそうだったのですが、駆け出しのスピリチュアルカウンセラーがよくやってしまう行動に、
相手が視て欲しいと望んでいないのに視て、
「あなた、未来はこうなるわよ」
などとつい親切心で言ってしまう行動があります。
もちろん、その人の人生のため、悪気がないのはわかります。
むしろ、スピリチュアル能力というのは何かのきっかけで一気に開花することが多いので、確認したくて仕方ないのです。
誰かのことを視てあげたくて仕方ないのもわかります。喜んでもらいたいからです。正直、私もそういう時期が過去にありました。
しかし、
その方がその人よりも自分の過去に向き合い、人生計画を立て、目標に向かって日々努力していたとします。
見ず知らずの、会って間もない間柄の人にそう言われたらどんな気持ちでしょう。
「あなたにそんなことを言われなくても、未来のことを考えている」と腹立たしく思う人もいるでしょう。
相手が望んでいないことをこちらの都合でするのは、スピリチュアル関係なく、相手との人間関係を悪化させることもあります。
余談ですが、心理学でもそれはよく教えられることです。
多くの人間関係のトラブルの原因はこの「他人の課題に口を出す」ということであると言われています。
アドラー心理学でいうところの「課題の分離」ができていない状態です。(詳しくは アドラー心理学 課題の分離 で検索してみてください)
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー 著書)でいえば「関心の輪」と「影響の輪」の区別がつかないことでトラブルを引き起こしかねません。
最後に責任をとる必要があるわけでもないのに首をつっこむのは、現実世界でもスピリチュアルな世界でも同じなのです。
つまり、自分が影響を与えられない領域(関心の輪)に関して、自ら積極的に行動するのは自分の承認欲求を満たしたいがための「おせっかい」なのです。
(相談者のご依頼の意思、カウンセラーの受け入れ意思があってはじめて、ビジネスであれば売買契約が成立し「影響の輪」になります。
お互いの意思が明確にあるからこそ、ビジネスでなくてもカウンセラーのアドバイスにより何か嫌なことがあっても「自分の依頼の結果なのだ」と自分の行動として受け止められる関係性になります)。
また、この「おせっかい」が引き起こす
伝えなくてよいことを伝えることのリスクを理解していないために、
その言葉によって
それを聞いてしまった相手もまた自分も
どれほどカルマの課題をこじらせてしまう(場合によっては魂の学びのやり直しの経験をしなくてならない)のかは計り知れないのです。
例えとして、良いかわかりませんが、
小学生にミッキーマウスの中には・・・と言ってはいけないこと、今、言わなくてもよいことを得意げに話す大人のようなものです。
今は知らなくていいのです。社会の仕組みを知って、仕事の意義を知って、世の中に必要なビジネスがあって、世界の平和に繋がっていて、みんなが幸せになれる方法をこれからゆっくりいろんな経験を通して学んでいくのが子供なのです。
それをそばで黙って見守るのも大人の大切な役目なのです。
スピリチュアルカウンセラーが相手のカルマを背負う代償として身に起こることはエネルギーの低下
ですから、
この
「ちょっと」はとても危険で、
「ちょっとみてあげる」
と言われたら
「ちょっとじゃなくて、責任もってちゃんと見てください。」
と言わなくてなりませんし、
カウンセラーも
みえたことを簡単に伝えることと同時に相手のカルマを背負ってしまう場合もあるということも理解しなければいけません。
後ほど説明しますと言いました、
「カルマを背負う」ということはどういうことかと言いますと
つまり、現実的に目に見える変化としてはカウンセラー自身の「寿命を縮める」ということです。
スピリチュアルな力を使うと少しの時間でも相当エネルギーを使います。
場合によっては(特にそのアドバイスがうまくその人に人生に良い影響とならなかった場合)
本来使わなくてもよかったエネルギーを使い、
相手のカルマの課題に介入することで自分に返ってくる負のエネルギーを受け取らなければならないのです。
因果応報の法則について、先日ブログに書きましたが、
エネルギーは良くも悪くも自分に跳ね返ってくるというのが因果応報のシステムだと説明させていただきました。
その時は気持ちよく解決できても、後々、同じようなことが起きて問題解決していなければ
その人のためになったとは言えません。むしろ、学びのチャンスを奪ってしまったマイナスの行為にもなりかねません。
「カルマの課題」は形を変えて何度もやってくる
さらに、
その時は誰かの力で解決しても、自分でカルマは解決しない限り別の形で何回もやってくるのが課題というものです。
自分でこの世に生まれてくる時に自分で自分に課した課題ですから、
誰かに肩代わりしてもらっても(この場合、カウンセラーに答えをもらって(※)行動してその時はあっという間に解決しても)同じことで悩み続けるのです。
※カウンセラーが「今は伝えるべきでない」答えを伝えてしまった場合。
例えば、の話をします。
学校でいじめにあったとします。
原因は自分にあって、例えば、遊んで欲しいがために友達の気をひこうと意地悪なことを自分が気づかないうちにしていたとします。
「学校で僕はなにも悪い事はしてないのに、いじめられているから、お母さん、なんとかして」
と親から担任に頼んで、クラス替えのときにそのイジメてくるお友達と別のクラスになったとします。
その時は、そのいじめの問題はなくなるかもしれません。
しかし、また新しいクラスでその子は遊んで欲しい子ができてまた意地悪をしたとします。
また、その好きな子に嫌われます。無視されるようになったとします。
「なんで、みんな自分をいじめるんだろう。」と思い、また親に何とかしてもらおうとします。
こんなことを繰り返して、社会人になったとします。目の前にどんどん嫌なことをしてくる人が現れます。
お母さんはもう歳もとっていますし、どうにもできません。
とても辛いですね。でも、それは自分でなぜそんなことが繰り返されるのかを学ばないといつまでも続きます。
ここにどんな課題があるかは別の話として、人間は辛いことを乗り越えて「気づき」を得ます。そして、それが魂の成長する機会になり、今世で果たしたい自分の課題のクリアにもつながります。
困難な課題に直面する人ほど、それだけ自分に厳しい課題を課してこの世に生まれてきた尊い魂とも言えるのです。
今世で果たせなかった課題は、来世でも同じ課題にチャレンジすることもありますが、できれば今世でクリアしたいものですよね。
もちろん、誰かに助けを求めてはいけないという話をしているのではありません。困ったり、悩んだりしたら、もちろんカウンセリングに気軽に行ってくださいね。
ここでは、スピリチュアルカウンセラーが伝えられることの中でも「カルマの課題」に関して、相談者にマイナスになる回答はあえてしない、できない場合もあるということをお伝えしたいです。
カルマのお話です。自分の課題は自分でクリアしない限り、何度でも形を変え、人を変えてやってくるのです。
ですから、
スピリチュアルカウンセラーは
その課題をどうやって具体的に克服したらよいか?どんな行動や考え方を日々したら、悩みが消えるのか?
という話をするためにも人間の根本的な行動原理や心理学、脳科学などの観点からもアドバイスできると相談者にわかりやすくて良いと思います。
そして、その課題は早くクリアできれば、残された人生を長く充実させて送れることになります。
個人の相談というよりも、ご相談者が経営する会社の相談についても同じです。相談者のカルマの課題が大きければ、大きいほど明確な回答をさける場合もあります。
ちなみに
大きな事業をするお役目のある人は個人の幸せというよりも、もっと大きな目標を掲げてこの世に生まれてきている尊い魂です。
ソフトバンクの孫さん、アップルの創業者 スティーブ・ジョブスさんもそういった魂の持ち主です。
ジョブスさんは若くして亡くなってしまいましたが、魂が天に帰るタイミングについては長生きするのが良いというわけでもありません。魂のお役目が終われば、そうそうに肉体から離れて、次の課題にチャレンジする尊い魂もあります。
ジョブスさんはもうすでに転生されて次の課題にどこかで挑戦しているのでないかなぁ、と思います。
スピリチュアルカウンセリング中に明確な回答を止められた話
もうひとつ、私がカウンセリング中に上からはっきり伝えることを止められたエピソードがあります。
先ほど話した、会社のご相談でも同じように相談者のカルマの課題によっては明確な回答ができないことがあります。
長年、私のサロンに通ってくださっている会社経営の方(60歳くらい)とのエピソードです。
もともと経営手腕が素晴らしく、スピリチュアルな能力もご自身が自覚するほど持っていらっしゃる方です。
ある時、今の会社のほかに老後のことを考えてもうひとつ会社をやりたいとご相談に来られました。
詳しくは書けませんが、都内に展開するあるサービスでウン千万の資金でスタートする事業です。
私は個人経営者ではありますが、組織経営のプロではないのでその事業がうまくいくのかどうかはスピリチュアルな視点からみていきます。
都内の何か所かに出店する計画書を持っていらして、どこで事業展開するとうまくいのか?と相談されました。
そういう時はその土地の地場エネルギーを読み取り、いわゆる「イヤシロチ」なのか「ケガレチ」なのかを判断したりします。
また、ある時は履歴書を何枚も持っていらしたので、「どの人を雇ったらいいか?」「誰をリーダーにしたらこのプロジェクトがうまく進むのか?」をタロットやペンデュラム、石、霊視をしてみていきました。
別の日にいらした時は
「エマさん、エマさんがこの人すぐ辞めるわー、といった人、ほんとにやめましたわw」
というご報告をいただくなどして、履歴書はかなり見させていただきました(私は名前をみると、その文字から性格がわかります)。
もうその事業は2年目くらいで順調に軌道に乗ってうまくいっているとのことです(今はカウンセリングをお休みしているのでお会いできていませんが、そのあとコロナ禍でかなり需要が増えた業種ですので、うまくいっていると思います。2022.10追記)
ある日、会社のご相談のついでに「東京オリンピックが来るから、湾岸地域のマンションを買おうか迷っています。値上がりするのを待って売却する、投資目的です。」と相談されたことがありました。
霊視して「イエス」か「ノー」かの答えがわかりましたが、いざ、伝えようとするともごもごしてうまく言えませんでした。
「エマさん、はっきり言ってくださいよ!」
と言われるのですが、どうしても声がでないし、でたとしてももごもごして何を言っているのかわからない感じになりました。
「あー、すみません、ちょっと視えませんでした。」
と答えるしかなかったのですが、今思うと、誰かに口を塞がれていたような感じでした。
この答えに関してはきっとこのご相談者の「お金に関する課題(カルマ)」が関係していたのだと思います。
スピリチュアルカウンセラーは見えない世界の学びを見える世界でどう動けばよいのか伝えるのが役目
スピリチュアルカウンセラーは
ご相談者が早くそのカルマ解消をできるようにお手伝いするのが
見えない世界を視ることができる人に与えられたお役目です。
つまり、
見えない世界の学びを見える世界で、具体的にどうやって動けば現実が変わるのか
をその相談者が解決したい問題に対して、
スピリチュアルな側面からの具体的な動きを一緒に考えてあげるのがやるべきことです。
せっかくたくさんのスピリチュアルな世界を学び、
エネルギーを使って行う「霊視」や「占い」が、
相手の課題にも自分の使命にもマイナスに働いてしまい、うまく生かせなかったら、それは悲しいことです。
スピリチュアルカウンセリング中はトランス状態になるので外ではできない理由
なかには
「そんなに重く考えなくて、嫌なことを言われても気にしないからちょっと教えてくださいよ。」
という方もいらっしゃいます。
「だったら少しだけ視てあげよう」
と思うカウンセラーもいらっしゃると思います。
それはスピリチュアルカウンセラーよると思います。
ただ、私は特にエンパス体質というのもあり、相手の状況をダイレクトに身体全体で感じてしまうのでちょっとそれは難しいです。
プライベートなど「オフ」にしている時は身体のモードがカウンセリングしている時の状態とは全然違うため、完全にシャットアウトしてあえて視ないようにしています。
霊視モードのスイッチの「オン」「オフ」の切り替えを素早くできるスピリチュアルカウンセラーさんもいらっしゃると思いますが、
エンパス体質にとって短時間で繰り返す「オン」「オフ」はその場の「気」にも敏感なために体力的にきついのです。
スピリチュアルカウンセラーが街中で知り合いに合って
「ちょっと視てもらえる?へんなの憑いてない?」と言われても
「今度ゆっくり、お店に来てね」
と言うのも、お店が(職場が)自分のテリトリーとして霊視しやすい環境にしてあるからです。
霊視している時は一種のトランス状態になります。
私も、感度のよいお客様から「カウンセリング中に目の色が変わるので、繋がっているのがわかる」と言われたことがあります。
私の子供達も霊感がありますが、子供達に言わせると「瞳が紫色に見える」そうです。
そして、トランス状態は就寝時の夢うつつのあの状態に近く、悪いエネルギーに入り込まれやすい状態でもあります。
ただ、起きている時は
スピリチュアルな能力で特に霊視に関しては訓練すれば、「視えなく」するかどうかの「オン」と「オフ」を意識的にできるようになります。
言い換えれば「オフ」の時には霊的に悪いエネルギーを受けないようにブロックしている状態でもあります。
車を運転する方はわかるとおもうのですが、ギアをチェンジするときに一度、「N(ニュートラル)」に入れますよね。
一度「N」に入れないとバックしたりできないのですが、「N」になった時が「魔」が入り込みやすいタイミングです。
先ほど言った、外でも「オン」「オフ」を素早くできるスピリチュアルカウンセラーはこの「N」の時間を一瞬でできるのだと思います。
正直言いますと、私は自分のサロン以外の場所でこの「N」の状態にするのが怖いのです。外の無防備な環境ではギアチェンジしたくないのです。
その場がたまたま良い気のエネルギーで満たされているのならよいのですが、人込みやデパート、街中などでは安心してこのギアチェンジをする気持ちになれません。
とっさの時のために、多くの真言(マントラ)を覚えておりますが、なるべくそういった状況に自ら陥らないようにしています。
スピリチュアルカウンセラーとしてリスク管理は自分でしないと、
自分で自分のエネルギーを低下させ、結果的にご相談者に的確な霊視ができなくなるので特に気をつけないといけません。
一度、低級霊に繋がり始めると、高級霊との交信が難しくなります。波動が違うので、また、自分を高次の波動に近づけないとならないのです。
ですから、カウンセリングサロンにはお塩や水晶で結界を張ったり、カウンセリングの前と後ではホワイトセージで浄化したりとスピリチュアルカウンセリングをするにはいろいろ準備があります。
実際の鑑定時間が45分でもその前後5分ずつはサロンの浄化と自分の(次のクライアントを迎えるための)浄化を必ずします。
他のスピリチュアルカウンセラーの方のサロンもきっと、そうなっているはずです。自分が一番霊視しやすい環境に整えているものです。
さらにいえば、
カウンセリングでいただく料金はそのスピリチュアル的な能力を使った際に消耗したエネルギーを元に戻すために費やす料金だと理解していただいても良いくらいです。
実は身体を酷使するものなのです(身体のメンテナンス、ヒーリング、霊能者なら神社仏閣へ定期的に参拝してエネルギーを常に良い状態にするため)。
スピリチュアルカウンセラーは常に自分のメンテナンスをしないと低いエネルギーと繋がりやすくなる
そして、
疲れる=憑かれる
ですから、
定期的にしっかりと霊性をメンテナンスしていないと(疲れていると)低い波動のエネルギーと繋がりやすくなるので、
高次の尊い神様からの声が聞こえにくくなってしまうのです。
そうなると、ご相談者に間違えたアドバイスをしてしまうこともあるかもしれません。それは避けたいことです。
ちなみに、スピリチュアルな勉強をしている方はご存知だと思うのですが、
相手の許可なしにその人の生活を霊視などで「のぞき見」することは宇宙の法則ではNGです(その人に関係する人からの依頼があった特別な場合は別です)。
スピリチュアルカウンセリングに通えない時に便利な道具はペンデュラム
昨今のコロナの影響で外出自粛もあり、不便な生活ですが、誰かに相談したくてもできない時、
自分で答えを出すツールとしてはやはり、ペンデュラムをおすすめします。
(私のお客様で会社経営の方はほぼ、皆さん使っています。日々、決断しなければいけないことが多く、次のカウンセリングまで時間がかかるのでペンデュラムのやり方をお家で練習されて上達しています。答え合わせとしてカウンセリングを利用される方もいました。)
時間や場所を気にせずに、自分のハイヤーセルフや指導霊に尋ねることができます(もちろん、今は知る必要はない、ということも伝えてくれます)。
感度を高めるためにも気軽にチャレンジしてみるのも楽しいと思います。慣れてくれば、たいていどんな初心者さんでも動いてくれます。
参考:
私たちは自分で人生を創造できる力があります。
カウンセリングを受けなくても、あるいは自分の道が正しいのかを誰かに確認してもらわなくても、
胸を張って、人生を切り拓いていける力が全ての人にあります。
私は沢山の方の人生に関わらせていただいてきたなかで、
「どうすれば自分の中に答えを見つけて先に進めるのか?」
ということを長年、考えてきました。
私の中で出てきた答えのひとつ。それは、
ひとりひとりが癒されることで本来の力を取り戻し、もともとのスピリチュアルな力を蘇らせれば自分に合った道を迷いなく進める
ということです。
そのためには
もっと、自分の本音に向き合い、自然の中で呼吸をすることで石の声を聞いたり守護してくださる神様と繋がってメッセージを感じることが必要なのでは、と思っています。
幼少期より、何十年も見えない世界を知ってきて、最近ようやくたどり着いたひとつの答えでもあります。
これからも石の使い方やスピリチュアルな世界を怖いものではなく、楽しいと感じていただけるような情報を発信していきたいと思います。
まとめ
長く書いてしまいましたが、見えない世界は奥が深く、裏側でいろいろな繋がりや関係があります。
いろいろと書いてしまいましたが、スピリチュアルカウンセラーが「ご相談はサロンに来てください」とその場で霊視しないのは、決して意地悪して回答を避けているのではないのです。
そして、カルマのことについてを伝えたいと思い、書かせていただきました。
以上の理由から私も予定のなかったご相談に安易に回答することはしていません。ごめんなさい。
しかし、回答できる範囲でこれからもお役に立てる情報は皆様にシェアさせていただきたいと思っております。
また、「なかなか自分がした質問の回答が返ってこないなー」という場合は
すでにどこかの記事で同じようなご質問があり、回答している場合にはその記事をもって回答とさせていただきます。(あるいは、今はその回答のタイミングではないので、保留になっていると思っていただいても大丈夫です。宇宙に時期はまかせてあります。)
過去記事をキーワードで検索して探してみてください。
最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
スピリチュアルカウンセラーを目指す方やスピリチュアルカウンセリングと占いの違いについて知りたい方もこちらもよろしければ、読んでみてくださいね。