スピリチュアルカウンセラーのエマです。
エンパス体質の人で他人からのエネルギーを受けすぎて心身ともに疲れてしまった時、どのように対処されているでしょうか?
以前、エンパス体質のつらい症状をなくす方法という記事を書かせていただきましたが、そうはいってもなかなか時間がとれなかったり、急なつらい症状に焦ることもあると思います。
実は、エンパス体質の人ほどパワーストーンを使いこなす名人になれるということをご存知でしょうか?
今日はエンパス体質の人が日常生活で使いやすいパワーストーンをシーン別にご紹介したいと思います。
私自身、エンパス体質ということもあり、たくさんのパワーストーンの中から特に即効性があり使いやすいものを厳選しました。
アクセサリーでもタンブル、置き石でも大丈夫です。是非、いざという時のためにお役立てくださいね。
目次
エンパス体質の人はパワーストーンを使うと生きやすくなる
エンパス体質とは日本人の5人に1人と言われており、いわゆる「共感力」の高い人で他人の感情を受け取りやすい人のことを指します。
あなたがエンパス体質かどうかは以下の記事を参考にしてみてください。
エンパス体質の人が共感力の高い人と違うところは無意識の感受性の高さ
ここで一般的に「共感力の高い人」と区別する上での特徴としては、エンパス体質の人は単純に「共感力の高さ」だけではなく、「感受性の高さ」が加わります。
相手の話に「その気持ち、わかるわ~。」というのがいわゆる共感力ですが、エンパス体質の人はその時の相手の感情をまるで自分事のように受け取り、相手の感情が自分の意識に関係なく流れ込んできてしまいます。
ですから、自分が体験したことではないのに話が終わった後もその「感覚」を引きずって苦しむようなことが日常茶飯時です。つまり、疑似体験してしまうのです。
これは意を決して「感情を受け取らない」と頭でわかっていても、なかなか難しいものです。夜、暗くなれば眠気がくるように、相手を目の前にすると勝手に感受してしまうという性質です。
エンパス体質の人はパワーストーンのエネルギーを感知しやすい
エンパス体質の人は相手がたくさんの感情(特にネガティブな感情)を持つ人間であればあるほど、より疲れ、体調が悪くなるのはよくあることです。
しかし、かといって悪いことばかりではありません。この性質はいわゆる目に見えない「エネルギー」を察知する力でもあるので、相手がパワーストーンであればパワーストーンが持つエネルギーを意識しなくても感受できる特殊能力とも言えます。
エンパス体質の人は、まずは負のエネルギーを寄せ付けないパワーストーンを側に置いてみよう
エンパス体質の人は知らずに疲れが蓄積してしまうものです。以前、エンパス体質の人のつらい症状を改善する方法を記事に書きましたが、この中で手軽に使えるのがパワーストーン(石に触れる)です。
とにかく、外出するたびに疲れてしまうというエンパス体質の人は負のエネルギーを寄せ付けないパワーストーンを側に置くことをおすすめします。
自身の体調が悪かったりすると、自分ではもうどうにもならない疲労感に襲われてベッドから起き上がれなくなる場合もあるのがエンパス体質の厄介なところですよね。
パワーストーンを使って、負担を感じる不必要なエネルギーを普段から遠ざけておくのが得策です。
これはパワーストーンヒーリングの実践方法の一つで、自分の症状に合わせて必要なパワーストーンを家の中に配置するという方法です。
私も家の中に効果的なパワーストーンを配置しています。
そこで、パワーストーンを身近に置くといってもどこにどんなタイミングで置いたら(使ったら)よいか、迷ってしまいますね。
以下に詳しく、まとめてみました。
エンパス体質の人におすすめのパワーストーンの身に着け方を知ろう
パワーストーンは基本的には自分のオーリックフィールド内(オーラの内側)に置くと良いとされています。
自分の半径30センチ以内がオーリックフィールドです。感度の良い方でしたら、以下のことを試してみてください。
まず、椅子に腰かけて膝の上に手を乗せます。
そして、その手をゆっくり上に動かして身体から離してみましょう。
手のひらはこの時下を向いています。手のひらに感じるエネルギーが変わる場所が分かるはずです。
感じ方としては温かい空気の層とそうでない層の分かれ目です。境目をポンポンと空気を押すようにすると風船のような跳ね返りを感じることもあります。
ここの分かれ目がだいたい膝上30センチくらい(オーリックフィールド)です。
ですから、そのオーリックフィールドの範囲内であればカバンの中に入れておいても問題はありません。
ただ、おススメはやはり
ブレスレット>ペンダント>指輪>イヤリング
の順です。
身体に近い部分で直にパワーストーンを感じられることが大切です。
仕事上難しいようなら、ストラップ、置き石(タンブル)などで持ち、時々触れてパワーストーンを身近に感じるようにしましょう。
自分がいつも作業するデスク、寝室のベッドサイドなどすぐに手の届く場所に置くのも良いでしょう。
エンパス体質の人にまず、お試しいただきたいのはいつのまにか他人から受け取ってしまう負のエネルギー自体を寄せ付けないようなパワーストーンです。
エンパス体質の方が持つなら、まず、アメトリンがおすすめ
迷った時はアメトリンが特におススメです。アメジストが自然の変化で一部、シトリン化したパワーストーンで美しい紫色と黄色が混ざり合った神秘的な石です。
アメトリン
アメトリン・・・アメジストとシトリンが成長の過程で混ざり合った石です。
心に平穏と静けさをもたらします。肉体的、精神的、情緒的、霊的な妨害を防ぐ石。より少ない時間で自分の最も深い部分に繋がり、最高の状態に持って行くことを助けます。また、肉体的にはDNAの損傷の修復に役立ちと言われており、霊性の知的理解を促進する石でもあります。
エンパス体質の人は特にオンとオフでパワーストーンを使い分けると良い
エンパス体質の人は、パワーストーンのエネルギーが感じる力も優れていますので優秀なパワーストーンの使い手になれます。日本ではまだ少ないですが欧米ではパワーストーンの癒しの力を使って体調不良を改善する治療家がヒーリングの分野において活躍しています。
治療家を目指さなくても、自分の生活パターンに合わせてパワーストーンを揃え、使い方を知っておくといつでも手に取って使えるので非常に便利です。
エンパス体質の人のパワーストーンの使い方として、
・家にいる時は自分を充電するパワーストーン
・外に出る時は自分のオーラを守るパワーストーン
の2種類を使い分けると良いです。
ちなみに、先ほどご紹介しました『アメトリン』は以下のパワーストーンと一緒に持っても差し支えのないパワーストーンです。一緒に持つとより良いでしょう。
エンパス体質の人が家で過ごす時に持つと良いパワーストーン
それでは、エンパス体質の人が家にいる時、どんなパワーストーンが役立つでしょうか?
以下、自分の生活に近いものを参考にしてみてください。
ペットを飼っている場合
ブルーレースアゲート
ブルーレースアゲート・・・アゲートの一種で青と白の縞があります。
穏やかで心を落ち着かせます。霊的レベルの向上を助け、霊的観念の伝達に役立ちます。同調を支援する石。
ひとり暮らし
ムーンストーン
ムーンストーン・・・長石の一種。シャトヤンシーという光学的効果を示します。
感情を鎮め、インナーセルフに繋がりやすくします。エネルギーの閉そく感を取り除き、自身をコントロールしたり、バランスをとったりする手助けをします。特に、悲観的な見方に有効で悪循環の思考パターンを改善させます。
子どもがいる場合
カーネリアン
カーネリアン・・・カルセドニーの一種で赤、オレンジ色をしています。
「気分が良くなる石」のひとつで快活になり、思いやりの気持ちを呼び覚まします。感情をうまく扱うようにできるようになり、病気の予防にも役立ちます。
親と同居している場合
アベンチュリン
アベンチュリン・・・雲母のインクリュージョン(内包物)をともなうクォーツ。通常は緑色が一般的だがオレンジ色もある。
ストレスに有効で、感情を守り、鎮め、なだめます。指導霊との接触を促すので、自分の使命ややり方に自信がない時にサポートを受けやすくなります。エネルギーバンパイア(次の項目参照)にも有効。
エンパス体質の人が外出する時に持つと良いパワーストーン
デートする時
シトリン
(相手は手を繋いだり、触れ合ったりする人)
シトリン・・・クォーツの一種で黄色い色をしています。
「気分の良くなる石」の一つ。自尊心を高め、対人関係を良くします。豊かさと富をもたらす石で、感情の毒素を排出し、バランスをとると言われています。
友達とご飯に行く、遊ぶ時
ターコイズ
(仲がよく頻繁に会う人)
ターコイズ・・・青色の柱状結晶。
友情を育むのに良い石で、旅先では危険を知らせてくれる石です。疑り深い心を制御し、ネガティブな感情を処理してくれます。
職場に行く時
マラカイト
(知っている人が多い場所)
マラカイト・・・緑色の縞模様が美しい鉱物。
忍耐力に良く、落ち着きと情緒的バランスを保つのを助ける石です。鬱になりにくいと言われています。
公共の移動手段を利用する時
ヘマタイト
(不特定多数の人と近距離になる場所)
ヘマタイト・・・メタリックシルバー色の鉱物。
自分をしっかりグラウンディングし、乗り物酔いや時差ボケにも効果があるとされます。鏡面のような石で、邪気を跳ね除けるのに有効。
遊園地やお祭りなど人の多い場所に行く時
オニキス
(楽しむ目的で集まる場所)
オニキス・・・カルセドニーの一種で黒いものを指します。
他人の影響を受けない自制心を取り戻すのに有効な石。
お葬式や病院のお見舞いに行く時
翡翠
(つらく悲しい気持ちが伴う場所)
翡翠・・・緑色の宝石。翡翠は50%以上のヒスイ輝石が含まれたものを呼ぶ。
突発的な事故などを防ぎ、保護をもたらす。先祖と繋がる石でもあります。
苦手な人、敵対心を持つ人に会う時
スモーキークォーツ
スモーキークォーツ・・・地球からの放射線によって茶色に変色したクォーツ。
自分に向けられた負の感情を光に変えて、相手に返す石。
(番外編)エネルギーバンパイアに会わねばならない時
エネルギーバンパイアとは、相手からエネルギーを吸い取る人々のことで、そのため彼らと会った後は疲れた、あるいは消耗した気がします。エンパス体質の人が無意識に相手に共感、感情を受け取るのとはベクトルが逆で、エネルギーバンパイアの人はこちらのエネルギーを吸い取ります。
アベンチュリン
アベンチュリン・・・誰かが自分からエネルギーを吸うのをやめさせるのに効果があると言われています。
水晶は自分の疲労が回復してから持ちましょう
水晶(クリスタルクォーツ)
「水晶」は魔除け、エネルギーアップの石で有名です。
水晶は良くも悪くもエネルギーを増長させる作用があります。
水晶を合わせて持つと他のパワーストーンに力を強めます。ただし、自分の浄化が済んでいない状態で身に着けると疲れが助長されますので、必ず、自分がより良い状態であるタイミングで持つようにしましょう。そして、持った水晶には自分の身代わりになって邪気が溜まりますので定期的に「浄化」してくださいね。
パワーストーンの浄化に関しまして、こちらの記事もご参考までに(2年がかりで開発したエンパス体質の方にも使える便利なオリジナル浄化スプレーです)。
エンパス体質の人ほどパワーストーンを活用すると運気があがる
エンパス体質の人は良い意味でも悪い意味でもエネルギーを引き寄せてしまう傾向にもあります。
感じるだけでなく、相手のエネルギーに同調した時に無意識に相手の感情を受け取りに行ってしまうこともあります。
水が高いところから低いところに流れるように、気づかないうちに相手の懐へ入り込んでしまうのです。
ただそこにいただけなのに相手からネガティブなエネルギーを受け取って不調になる場合と、自分で意図せず相手のエネルギーに入り込んでしまい不調になる場合の2パターンです。
エンパス体質の人にとって、このことはとてもつらいものです。自分の体験ではないけれど、心を痛め、傷ついてしまうこともたくさんあります。「優しいから」と片づけられてしまうことも多いのですが、体質なので自分では避けようがないのです。
どちらのパターンかは、お互いのエネルギーの相性や強さにもよりますが、いずれにしても「相手からの影響を受けない」ということを意識し、パワーストーンを身近に置いたりして自分の周りを覆うオーラ(エネルギーの膜のようなもの)を強化するしかありません。
オーラを強める方法は生命エネルギーを上げる(健康的になるなど)ことと同じですが、時間がかかることが多いため、パワーストーンを使うことがエンパス体質の人には手軽に実践できる方法と言えるでしょう。
ここにあげたパワーストーン達は他にもいろいろ役に立つ特性を持っていますが、特にエンパス体質の人向けに厳選しました。比較的、手に入りやすいパワーストーンでエンパス体質の人に有効的で他の石との相性にもさほど気にしなくても良いものばかりです。
いつも使っているアクセサリーにプラスするなどして、是非、日常にお役立てください。
毎日が貴女らしく穏やかに過ごせますようお祈りいたしております。