(こちらの記事は2019年2月に書いたものです)
こんにちは。スピリチュアルカウンセラーのエマです。
1月下旬から2月上旬にかけて毎年3週間かけて開催されるアメリカツーソンでのミネラルショー。世界最大級25,000店が出店する石の買い付けに行った帰り、セドナに立ち寄ってきました。
↑ ツーソンミネラルショー会場
↑ミネラルショー会場内の様子
(業者専用ブース)
↑ ネームタグ。これがないと入れません。バイヤーズ登録を出国前に済ませておくと当日スムーズに入れます。(一般向け会場は必要ありません。)
今日は世界一のパワースポットと呼ばれる『セドナ』に行ったときのことを書いてみたいと思います。日本に帰るころにはサイキック能力がアップしていたというお土産付きの旅行となりました。
今回、セドナは初めての旅行となりますが同行したのが友人二人。一人は神職の資格をもち神社の仕事もこなすヒーラー、もう一人はお寺に嫁いでアロマセラピストの仕事もしているヒーラーというまさに神仏習合のメンバーでした。
旅の初めから終わりまでたくさんのミラクルに遭遇して石の買い付けだけでなく、得るものが大きい旅となりました。
目次
セドナは世界一のパワースポットと言われる場所
「セドナ(Sedona)」は世界有数のパワースポットの中でも、特に人気のあるパワースポットとして有名です。「全米で最も美しい街」に選ばれたこともある自然豊かな美しい街。
赤土のレッドロックと呼ばれる岩山が街のあちこちに点在し、サボテンや樹木は「ボルテックス」と呼ばれるエネルギーの渦によりねじ曲がって生えているのが印象的な土地です。
セドナはアメリカのアリゾナ州にあります。地図で見ると日本寄りの西海岸、緯度は鹿児島と同じくらいで、日本からも安室奈美恵さんや相川七瀬さん、原田知世さんが訪れたことで話題になりました。元々ネイティブアメリカンが住んでいた土地でしたが20世紀半ばからニューエイジと呼ばれる人やアーティストなどが移り住み、芸術の街としても発展してきたことでも注目されています。
現在、ネイティブアメリカンは住んでいませんが岩山などの居住地跡などは今も残り、当時の生活の様子がうかがえます。
何をもって「パワースポット」と言われるのかといえば、この街は岩山などある特定の場所において「ボルテックス」と呼ばれる地球のエネルギーが噴出している場所がいくつもあるということです。
実際に特に強いエネルギーがでている「4大ボルテックス」と呼ばれる場所に行ってきました。後ほど詳しくレポートします。
セドナ旅行は行く「目的」を明確にしてから行こう
セドナは「呼ばれたものしか行けない」と言われているパワースポットです。たしかにセドナという街の名前を聞いてピンとくるのはスピリチュアルな世界を身近に感じている人だと思います。
そういう意味ではピンとこない人には「岩山の多い美しい大自然」という位置づけになるでしょう。
ですから、セドナへ行く時は特に目的を明確にしてからのほうがおすすめです。
例えば
・ボルテックスで直にエネルギーを感じるため
・新しい自分を発見するため
・瞑想するため
・セドナに住むヒーラーやサイキッカーにリーディングしてもらいインスピレーションを得るため
・癒しのため
・精霊を見たい、感じたい
などです。
この目的を明確にしておかないと、例えば誰かをセドナ旅行に誘った時にスピリチュアルな世界やヒーリングにあまり興味のない人からすると説明するのに時間がかかります。もちろん、とても美しい街ですのでそれだけでも訪れる価値は十分ありますが、せっかくのパワースポットなのでそのエネルギーを堪能しないともったいないです!
とても素晴らしい場所なだけに「是非、行ってみたい!」という人を誘うと旅先でのミラクルも楽しく共有できるでしょう。
セドナ旅行への日本からの行き方
セドナへは残念ながら直通の航空便はでていません。ロサンゼルスやサンフランシスコからフェニックス空港へ行き、そこからレンタカーなどで2時間というのが王道のようです(個人旅行の場合)。ツアーでしたら、空港まで車でお迎えに来てくれるパターンです。
今回私たちが選んだルートは以下です。
羽田空港→ロサンゼルス空港→ツーソン空港(ここで石の買い付け4日)
ツーソンからレンタカーを借り3時間運転してセドナへ移動(4日滞在)
帰りはセドナから2時間運転してフェニックス空港→ロサンゼルス空港→羽田空港
レンタカーはツーソンの「Herts」で借り、フェニックス空港の「Herts」で返却。
合計5時間の高速運転は私と神社の彼女とで交代で運転しました。女三人ですから、おしゃべりしているうちにあっという間に着きました。
↑スマホに繋げれば車のモニターにスマホのナビが反映されるので便利。USBケーブルは必須です。
途中、高速を降りてタコスをテイクアウトしたお店でトイレを借りて、車の中で食べながら移動。ツーソンを出たのが19時くらいで結局セドナに着いたのは0時頃でした。
ツーソンをでて1時間半くらいしてから私に運転を交代したのですが、運転を交代するや否や雨が降り出し・・・結局セドナに着く頃には土砂降りの雨。ワイパー効かないくらいで「歓迎の雨にしてはすごくない?」と二人に笑われながらもその間私の耳元では「ココペリ、ココペリ」と聞こえていました。
ツーソンでの石の買い付けのことばかり考えていて、実はセドナに関してはあまり下調べをしてこなかったので「ココペリ、ってなんだっけ?昔聞いたことあるけど忘れた・・・」と友人に聞いたほどです。ココペリとはインディアン部族の豊穣の神様でフルートを吹いて可愛い姿で描かれています。
ちなみに今は雨期だそうで、とにかく朝から一日何回も「鉄砲水避難警報」のアラームが鳴り響き・・・。
その度にドキドキしてしまう私たちでした。
↑ こんな感じで数時間おきに鳴っていましたが地元に人に聞くと「いつものこと」的な・・・驚く様子もなく。
セドナへの旅行でホテルを決める時は買い物か景色かで決めよう
今回、セドナで選んだ宿は友人が予約してくれた山の上のロッジでした。ここはレンタカーでないと行けない場所にあります。結婚式ができるスペースがあり、到着した次の日の朝はロッジの方がパーティの準備中でした。
セドナの街は「The Y(ザ・ワイ)」と呼ばれる街なかのY字になっている通りを中心にショッピングモールのように小さなお店がたくさん集まる場所があります。
↑街に下りると見えるスヌーピーロック(スヌーピーが屋根に寝ている姿に似ていることから)
お買い物をするなら、街なかのホテルが便利ですし、いろいろなツアーも当日申し込めますので情報を集めるのに便利です。
↑ 街なかの様子
↑ 街にはスピリチュアルな雑貨やインディンジュエリーのお店があります。
遠くの山並みなど景色を堪能したい方は、山の上の宿をセレクトするのがおすすめです。星空も驚くほど美しく、いつか恋人と来たいなぁと思いました。
セドナ旅行を効率的に堪能するにはレンタカーで周るのがおすすめ
セドナはそんなに大きな街ではありませんので、行きたい場所にはだいたい20分も走らせればどこかメジャーなスポットに着くという感じです。
↑ 今回、ツーソンで借りたレンタカー
ただ、アップダウンが激しいので歩いて周るのは不可能です。やはり、レンタカーや地元の旅行会社が運営している「ピンクジープツアー」と呼ばれるピンク色のジープで周るのがおすすめ。街に観光案内所があるので相談するといいでしょう。
↑ 移動中、雨上がりに偶然見かけた大きな「虹」
セドナ旅行で外せない4大ボルテックスでエネルギーを感じよう
セドナに来たからには「4大ボルテックスを制覇しよう」ということで毎朝7時起きて、街のスーパーであらかじめ買い込んでおいたパンやソーセージ、サラダを適当にアレンジして食べて8時過ぎには出発してあちこち周りました。
↑ 朝ごはん
↑ 夕ごはん。セドナのビールで乾杯☆↑スーパーで買い出し↑ 浄化グッズ「ホワイトセージ」までスーパーで手に入ります!
↑ スーパー「Whole Foods Market」の外観。魚・肉・パン・薬・雑貨までなんでも揃います。クレジットカードも使えます。
こういうとき、やはり女3人というのは手際が良いもので食事の支度やお風呂の準備、テキパキできて無駄がないのは日頃の成果というものでしょうか。
↑ ロッジのロビーにあった暖炉
余談になりますがツーソンにおいても宿に到着してまず確認したのが「コインランドリー」の場所と営業時間です。石をたくさん持って帰るのに服は最小限にしたかったので、洗剤を日本から持ってきて服を洗って部屋にロープを張って干していました。
ボルテックスとは
セドナには「ボルテックス(英語でVortex渦、が直訳)」と呼ばれる地球のエネルギーの吹き溜まりのような場所がいくつもあります。
ボルテックスを訪れると次のような効果があると言われています。
・大きなエネルギーを受け取れる
・ネガティブなエネルギーの浄化
・運気が上がる
・良い出会いや引き寄せを生む
日本にもボルテックスはいくつかあります。
富士山や伊勢神宮です。個人的には高尾山もかなり良いエネルギーを感じます。
そして、ボルテックスにも得られるエネルギーの傾向は場所によって異なります。セドナの場合、男性エネルギーか女性エネルギーかで表現する場合が多いようです。
セドナ4大ボルテックスのひとつ 「エアポート・メサ」
主なエネルギーは男性エネルギー。
こちらのエアポート・メサはディズニーランドにあるビッグサンダーマウンテンのモデルになったと言われる「サンダーマウンテン」が良く見えます。
夕陽の絶景が見られるスポットで人気です。ちなみに、泊まっているロッジの隣なので朝早く行ったら雨が降り出してあまり遠くまで見渡せませんでした。
セドナ4大ボルテックスのひとつ 「ボイントンキャニオン」
主なエネルギーは男性エネルギーと女性エネルギーの両方。
「カチーナ・ウーマン」と呼ばれる女性エネルギーの岩山と「レッド・ロック」と呼ばれる男性エネルギーの岩山の間に立って両手をかざしてみると、両手にビリビリと電気が流れる感覚がありました。
↑ 裸足になって大地のエネルギーを感じます
ここのボルテックスは4大ボルテックスの中でも特に強いエネルギーで子宝にも良いそうです。
↑ ワイルドな山道なのでトレッキングシューズは必須です。↑ トレイルといって登山ルートの目印に右手前のようなカゴがあちこちに設置されています(迷子にならないように)
↑ よく見るとターコイズのような青い岩石がゴロゴロあります。なんて贅沢。素敵。
セドナ4大ボルテックスのひとつ 「カテドラル・ロック」
主なエネルギーは女性エネルギー。
ここはカテドラル(大聖堂)と呼ぶにふさわしい、本当に大聖堂がそびえたつような岩でした。雨が降ってくるまで、こちらで石たちを岩に並べて浄化してあげました。
セドナ4大ボルテックスのひとつ 「ベル・ロック」
主なエネルギーは男性エネルギー。
巨大な「ベル」の形をしていることから「ベル・ロック」と名付けられています。
比較的登りやすいと思ってピョンピョン登っていったら途中で大きな岩場がでてきて、足の長い外国人の男性がヒョイっと登っていったのを見て、自分の足の長さを見て、やめました(笑)。あとで聞いたら無理して登って降りられなくなり、レスキューを呼ぶ人もいるそうです。
ここのボルテックスは「やる気」を出すのによいエネルギーだと感じました。本当にピョンピョン飛び跳ねてしまうくらい、元気になりました。
セドナ旅行でその他のおすすめの観光スポット
「チャペル オブ ザ ホーリー・クロス」
地元の芸術家 マーガレット・ブルンスウィヒ・ストードがデザインしたローマ カトリック教会で岩場に建っています。
1957年にアメリカ建築家協会の受賞作になり、美しい景観が訪れる人を魅了。近くの岩場にはマリア様が幼子のイエスを抱きかかえたような姿の岩があります。
↑右手のふたつの目立つ岩の左、小さな岩をよく見るとマリア様が赤子を抱いているように見えます。
「オーククリークキャニオン」
↑ 川岸の大木。何年くらい経っているのかな?
セドナを流れる聖なる川はここを流れています。ここにも石達を持ってきて、浄化しました。石が川に落ちないように、持ってきた石用の洗濯ネットをだしてゴソゴソやっていた怪しい日本人は私です(笑)
水辺には妖精や精霊が棲むと言われています。実際、夢中で石を洗っていてその合間に写真を撮ったのですが車に戻ってあらためて写真を見てびっくり!!たくさんの精霊(天使?)が写っていました。雪の様に写っているのが全部それです(拡大してみてね)。
自撮りのほうにも不思議な光が写っていました。これを撮影した時は風がすごくて、髪の毛が鬼太郎みたいになるのを必死で整えていて、こんな写真が撮れていたことにはやはり気づかず(笑)
↑ 左側に孔雀の羽根のような形の不思議な光
↑ 耳元にグリーンの光。「ココペリ」にもみえる?
↑ 豊穣の神「ココペリ」さん
セドナへ旅行したらスピリチュアルカウンセリングやヒーリングを受けてみよう
セドナにはたくさんのヒーラーやスピリチュアルカウンセラー、占い師、サイキックリーダーが住んでいます。
今回の旅の目的であるひとつ、「スピリチュアルカウンセリングを受けてみたい」ということで受けてきました。
サイキックリーダーの方達にも得意分野があり、過去世を見たり、ヒーリングをしたり、亡くなった方とコンタクトをとるなど様々です。
今回私が選んだのは「過去世」リーディングです。
私もスピリチュアルカウンセラーをしていますが、自分のことは見えません。同じ業種の人に尋ねるのですが、みな口をそろえて「自分のことは見えない」といいます。きっと、人間ですから自分のこととなると「欲」が邪魔をするのかもしれません。
「過去世」に関しては体験的に真偽を判断できるものがなく、よくわからないので確かめたいと思っていました。自分で催眠療法的なアプローチでやったこともあります。「過去世」を否定するつもりはないのですが、基本的に自分で体験、検証していかないとスピリチュアルの世界は「まやかし」もあるので注意しなければならないという思いが常にあります。
私のサイキック能力はどちらかというと未来予知に強く、「過去」という概念があまりピンときません。むしろ、どうでもいいと思っていました。過去に戻れるわけでもなく知ったところで意味はない、と思っている自分もいたからです。
人はこの世に生まれてくるときに前世の記憶は全て消されるといいます。消されたほうが好都合なのでしょう。せっかく消されているのにほじくりだすのもどうかと思いましたが、仕事柄、どういうものなのか興味はつきません。
ただ、今回実際に受けてみて、今の状況とリンクすることがたくさんありました。「過去世」というものについてもう少し研究してみたくなりました。そして、結論としては今も昔も同じようにその瞬間を精いっぱい生きていたということです。
いろんな選択肢の中で「決めていく」ことでしか人生は創造できないということを過去世を通してあらためて実感できました。
今回リーディングをしてくださったスピリチュアルカウンセラーのKさん(写真の女性)にリーディング中、私の手のひらと彼女の手のひらを合わせていた時に「あなたのエネルギーは本当に素晴らしいわ。ずっとこうして浴びていたいわ。」と言っていただけたことは石を扱うものとしてとても嬉しく励みになりました。
セドナで「過去世」リーディングをしてくださったスピリチュアルカウンセラーのKさんと。
セドナを旅行したら浄化と感謝の儀式「スウェットロッジ」を体験しよう
もうひとつ、セドナで体験したかったことが「スウェットロッジ」です。
「スウェットロッジ」は古くからネイティブアメリカンに伝わる浄化と感謝の儀式です。
テントの中は熱い蒸気とホワイトセージの煙で満たされ、自然の神に祈りを捧げながら身体全身でそれに蒸されることで魂が浄化されます。
2時間ほどこのテントの中にいて、主催のラヘリオさんが歌を歌ったり瞑想の誘導をしてくれたりします。始まって15分くらいしたあたりで、暗闇で私の右腕を誰かがつつきました。私は右隣に座っていた通訳の方とばかり思っていましたが、ちょっと空気の入れ替えで光が差したときに通訳の方は私とだいぶ離れて座っているのに気づき、精霊のご挨拶だったのかもと思いました。
↑ 「スウェットロッジ」用に友人が手作りで作ってくれた麻の服
右は通訳でセドナ在住23年のナナさん
(※今回、スピリチュアルカウンセリングとスウェットロッジは通訳の方についていただきました)
そう言えば、セドナに着いた初めての夜にふと夜中、目が覚めるとピンクの玉のような光がすっと宙に浮いて消えるのが見えました。時計をみると、4時44分。思わず、嬉しくて撮影してしまったときの写真がこれです(笑)
最後に、セドナ旅行から帰ってきてから気をつけたいこと
最終日。セドナからフェニックス空港に向かうために、夜中の2時半に出発しました。なにせ、ロサンゼルス行きの飛行機が7時20分発なのでそれまでにレンタカーも返さなくてなりません。
セドナの街をでる頃、ふと窓の外をみると満天の星空。道路に車を停めて、窓から3人で星空を眺め「サヨナラ」を言いました。
そんな素敵なセドナを後にして、日本に着いてからの3日間。実はものすごく体調不良というか、だるい、眠い、頭が回らない・・・という状態になり寝込んでいました。
いわゆる「エネルギーあたり」と呼ばれる好転反応のようです。
ブログも書きたいし、石の整理もしたいのに身体が動きません。気づいたら3日経っていたという状態です。
今日、5日目になりようやく普段通りの生活に戻れた感じです。
ひとつ、今回のセドナでわかったのはサイキック能力が格段に上がったことです。お寺のお嫁さんをしているSちゃんのリーディングを夜、部屋でしてあげたのですが、その後彼女が受けたサイキッカーと私の言葉が完全に一致していたということでした。
降りてくるメッセージも早くなり、正確で、とても上と繋がりやすくなったと感じています。
サイキック能力を高めたい方にもセドナは一度訪れる価値があると思いました。
まだ、帰国まもないのでもっと変化があるかもしれません。その時はまたレポートしたいと思います。
長々と書きましたが、少しでもセドナの魅力が伝われば嬉しいです。最後までお読みくださり、どうもありがとうございました。