こんにちは。
スピリチュアルカウンセラーの冥賀都子(エマ)です。
今日はご質問への回答です。
数か月前からになると思いますが、石達に愛情を持てなくなりました。
「この石は、あたしのこと嫌いだな。」と、思う石もあります。あらゆることに我慢我慢の毎日で、疲れてしまったことも原因かとは思います。
このような心理状態の時は、石達と距離をおいた方がよいのでしょうか。それとも、着けられる石だけでも身に付けた方がいいのでしょうか。
(ペンネーム Hさん)
Hさん、ご質問をありがとうございます。
「我慢ばかり」
この言葉に胸を締め付けられます。
「合わない」
ということを感じでいらっしゃるのであれば、
その感覚を大切にしてくださいね。
頭であれこれ考えすぎずに
「違うな」
と感じるならば
距離を置いて良いと思います。
真面目な方ほど、いろいろ考えて動けなくなってしまいますね。
このことで自分を責めてしまいそうですが、
石というのは持ち主の気持ちにいつも寄り添ってくれますので心配しなくても大丈夫ですよ。
こういう時はある意味、チャンスでもあります。
人間関係や日常生活でも同じことが石との間にも起こっているので、実は「石への気持ち」は自分の内面を確認するよい機会にもなります。
「違和感」
「嫌だ」
「気が進まない」
これは感覚が教えてくれるサインです。
嫌になった石にはどんな意味があるでしょうか?
はじめ、その石の持った時、どんな気持ちでその石を迎えたでしょうか(選んだでしょうか)。
石に惹かれた、ということは
その時の自分にとって、
「補いたいエネルギー」
「目指したいこと」
「自分が乗り越えたい課題」
ですね。
いま、その時選んだ(ご縁があった)石に対して距離を置きたい、
という気持ちであるその事実をしっかり受け止めてみてくださいね。
・目標が変わった
・自分の環境が変わった
そういったことも関係してきます。
あるいは、
その石が持っている意味やエネルギーに「今は、向き合いたくない」のかもしれません。
パワーストーンと距離を置きたい時の選択肢
身に着けようとしている石に対して
「違う」と感じるならば
別の石を選んでみる、
迷う時は
以前、自分が身につけていて「良い事」があった石にしてみてください。
石から距離を置くことでわかることもありますので、無理せずに、気が向かない時は「身に着けない」という選択があっても良いのです。
心がざわつく時は余計なエネルギーに触れない、ということも必要です。
例えば、疲れているのに誰かと会うと相手のエネルギーに圧倒されてしまうこともありますね。
「好転反応」ということもあります
ちょっと話が逸れますが、「好転反応」についても触れておこうと思います。
石を身につけての「違和感」と勘違いされやすいことに
「好転反応」
というものがあります。
「好転反応」とは
物事が良い方向に動き出す前に
一時的に体調が変化するということをそう呼びます。
環境や人間関係の急な変化、という目に見える事象もあります。
身体が重い、だるい、など
風邪のような症状です。
その時、自分の中で何が起きているかというと
石を使うことで急に
自分のエネルギーが動くので
それを「だるい」「重い」と感じることがあります。
この場合は
そのまま身につけて様子をみます。
人生か変わる時というのは、必ずしも居心地の良い場所で起こる変化ではないからです。
ちょっとハードルの高いと思う環境にあえて飛び込むことで、自分のスキルが格段にアップするということを経験したことのある方にはわかるかもしれません。
あとから振り返ると「大変だったけど、あの時がんばって良かった」
と思えるようなことです。
石と距離を置いた方がいいような「違和感」なのか、夜明け前の暗さのような「好転反応」なのかの判断がつかない時は以下のことをチェックしてみてください。
「違和感」のほうは
すでに無意識ながら
自分でうすうす気づいている、ということです。
直感の話でも書かせていただきましたが
小さな「違和感」は
サインです。
なんか居心地が悪い
身につける気がしない
「石が嫌がっている」気がする
など
今はこの石じゃないよ、違うよ、というサインです。
使わない石の取り扱い方について
この時、しばらく身に着けないという石達は丁寧に箱にいれて、クローゼットの奥などにしまっておくと良いです。
決して、乱暴に扱ったり、捨てたり、しないでくださいね。
理由は、ご自身が選んで一緒に過ごした石さんです。自分の選択や一緒に過ごした時間も、あなた自身の一部だからです。
もちろん、今は「いらない」と思うこともあるかもしれませんが、いつかきっと、また逢いたくなるものです。
これは実際のお話です。
もう何年も前になりますが私のところに、石をダンボール箱いっぱいに詰めて送ってこられたお客様がいらっしゃいました。
その方は石が大好きでいらっしゃいました。
ある日、突然送られてきた荷物にびっくりしました。
「もう、見たくない」ということだったのでしょう。「手放したい」というようなメモが入っていました。私は、そのままそっくり保管しておきました。
またいつか、戻ってきてほしいと言ってきてくれると感じたからです。それは石達がそう言っていました。
そして、数か月後に「やっぱり返してほしい」という連絡がありました。
時期をおいてこういったことがまた別のお客様でもありました。
その方は石を使ってヒーリングのお仕事をされていました。ある日、私のサロンに30種類くらいの石をガラスケースに入れて運んできました。ひとつひとつ、綺麗に並べられた石達に大切に集めてこられたのがうかがえました。
「もういらないから、処分に困ってしまって」
「いやいや、処分て・・・お仕事辞めるのですか?」
「エマさん、これ、売ってもかまわないわよ」
「いやいや、その子達は私の石ではありません。それに一度使ったものは扱わない主義ですよ」
彼女はさっさと石を置いて帰ってしまいました。でも、やはりその時も、きっと彼女は戻ってくるという確信がありました。
それで、数日後に「やっぱり、返してくれる?」と連絡がありました。
(すみません、石は預かりませんので、送ってこないでくださいね( ´∀` ))
一方、「好転反応」の場合は
身につけた時に一気にエネルギーが動くので(自分のエネルギーと石のエネルギーが反応する)
特に強いエネルギーの石ですと、この「うすうす」気づいている暇もなく、一気に状況が変わります。体感としてもわかります。
具体的には石に触れた時に急にクラクラ、とくるめまいのような症状もありますし、「石を迎える」と決めた瞬間にまだ石が手元に届いていないのに、現実が動き出します。経験したことがある方もいらっしゃると思います。
体感できる石では、ルチルクォーツは
ピリピリと感じられる代表的な石のひとつです。
キッカケをチャンスに変えることが開運の鍵です
いずれにしましても、
石というのはいろいろな「気づき」を与えてくれる存在です。
Hさんの場合は、「今はいろいろな我慢を手放す時が来ている」というサインのように感じます。
過去を含め、「あの時ああすれば」「あの時のことが・・・」
と考える時間はもうやめて、
「じゃあ、次はどうするか。」
と今、ここに目を向けてみてください。
これまでのことで心にひっかかることがあったとしても、それはそれ、過去は過去です。
今、ここから、未来は変えられます。
むしろ、今、これから作る未来によっては過去への捉え方も変わります。
まずはゆっくりとご自身を癒してくださいね。
早く笑顔が戻りますようにお祈りいたしております。
何かのきっかけになればと思い、長くなりましたが書かせていただきました。
偶然にもこの記事を目にされたかたもいらっしゃると思います。お役に立てましたら幸いです。
皆さん、最後までお読みいただきまして、どうもありがとうございました。