こんにちは。エマです。
今朝のメッセージで
『悪口を言わない人はいますか?
悪口を言わないのは難しいです。』
とのご質問がありました。
今朝のLINE@からのメッセージ↓
おはようございます?
【人間関係のコツ】
誰かの悪口を言ったり、相手を粗末に扱う人はね
自分に不満がある可哀想な人なのです
私を「認めて、褒めて」って
叫んでいるのね
心の中では。
それが叶わないから
他人を下に置いて
自分が上になったように振る舞う本当は逆なのね
相手を大事にしたら
自分で気づく
「あ、私は誰かに認めてもらわなくても
私は私でいいんだ」ってね。相手と同じように
自分もこの世に1人しかいない大事な存在だという事に気づくのです。
今日のキーワードは
私は私でいい
です。
今日も素敵な出逢いがありますように✨?
「悪口」の定義ですが、
辞書によると「他人を悪く言うこと」と書いてあります。
人間は何らかの目的があって行動すると説いたのは『嫌われる勇気』の著者でおなじみの心理学者アドラーです。フロイト、ユング、アドラーという三大心理学者の1人ですね。
人間が悪口を言う時、「他人を悪く言う目的」があると考えてみましょう。
悪口を
いつ
どこで
誰に
どんなふうに言うか?
誰でも人間ですから悪口を言いたくなることはあるのは当然です。
例えば、
部下が言うことを聞いてくれない、
理解が遅い
など
「あいつはバカだ」
と言いたくなりますね。
ただ、それは
何のために言うのかが重要です。
心の中で言うことで
すっきりするかもしれません。→ストレス解消が目的
同僚に言う→ストレス解消、あるいはこの悪口を広めて部下の評判を下げたい、あの人には気をつけて、という忠告のつもりで言うのが目的
いずれにしても「目的」があります。
さて、本題に戻ります。
悪口を言いたくなる、言うのは自由ですが、それが先ほどの「目的」を果たした
ところて゛
本来の問題が解決するかどうかです。
部下が利口になればいいですが、
他人は変わりません。
悪口を言うこと自体は自由なのですが、それを続けていると自分が疲弊します。
脳科学の話で先日、こんなご質問があり、回答させていただきました。
ですから、
悪口を言いたくなったら「提案」という形に変えて本人に伝えるのが賢明です。
そして悪口を聞かされている立場の人からすると、よほどの信頼関係、あるいはこの場合は仕事上利害関係がない限り「愚痴を聞かされて無駄な時間を過ごした」と思うのがまた人間の性(さが)です。
例えば、
久しぶりに会った学生時代の同級生が2時間、会社の上司の悪口を喋りっぱなしでいたらうんざりしますよね。
それは、あなたには関係ないし、どうすることもしてあげられないし、ただのストレス発散の場として大事な時間を奪われていくことに多少の苛つきを覚えるからです。
何度も同じ愚痴を聞かされて
「はい、はい、またその話?」
と言われるのもそのためです。
悪口を言わない努力というよりも、悪口を言いたくなる相手のことを理解する努力をし、言いたいことがあれば本人に直接言ってあげることしか解決はしません。
他人は変えられません。
自分が行動を変えることでいろいろなことが上手くいきます。
悪口を言ってしまう自分はダメな人間、とは思わないでくださいね。
みんな、悪口を口に出さなくても心の中ではで悶々としているものです。(私もそういう時、あります)
ただ、それをそのままにしていては苦しいし、他言すれば「ああ、大変なのね、わかる、わかる」となぐさめの言葉が返ってくるだけです。
「自分の辛さを認めてほしい人(本心でなくても他人にはそう目に映ります)」になってしまいます。
ですから、悪口を言いたくなった時こそ、
「この人にもこの人の正義(良しとしている価値観)があり、自分とは違う」ことを理解した上で、
相手の良い所に目を向けることで視野が広くなります。
こんないい所もあったのかと探すのです。
そして、相手も違うなら私も違って当然で、本来の問題を解決するために
自分がどう行動すれば相手が変わってくれるのか(期待はできないが可能性はある)を考えると解決策が見つかるかもしれません。
そしてもちろん、そう考えたあなたは自信を持って行動して良いのです(悪口を言うという手段を使わなくてもお互いの幸せのため、問題を解決するために行動するのですから)。
今朝のメッセージで伝えたいことは、悪口を言っちゃダメです、と責めているのではありません。みんなそうですから安心してくださいね。
悪口による弊害は相手だけでなく自分も下げかねないので、同じエネルギーなら、別のエネルギーとして使ったほうが効果的ですよ、と伝えたかったです。
スピリチュアル的にもネガティブな波動はネガティブなものを引き寄せます。
いつも言葉足らずでごめんなさいね?
毎朝読んでくださり、心より感謝いたしております。
Tさん、ご質問ありがとうございました?
そしてもし、貴女の周りにいつも悪口ばかり言っている仲間がいたら、
どうすればその問題が解決するかを一緒に考えてあげましょう。
本来の問題を解決するにあたり、共感は無意味です。共感してくれないと怒る人もいますが、それは解決策は求めておらず、ただ聞いて欲しいだけなのでストレス発散のためと割り切ってお付き合いする覚悟で。
皆さんが毎日笑顔で過ごせますよう、お祈りしております??
追伸)
どんなに相手のことを想って提案したり、自分の行動を変えても「伝わらない人」っています。
価値観やそもそもの習慣が違う場合です。
魚に鳥が空の話をしても「ちんぷんかんぷん」です。魚に「なんで飛べないの?」と聞いても仕方ありません。
魚が悪いわけではありません。魚は海に住んでいるので海のことなら理解できても空のことは理解できません。生きてる世界が違うのです。
鳥が根気よく、魚に愛を持って伝えること、
魚も理解しようと努力してようやく伝わることがあります。
ただし、仕事となれば「成果を上げる」という目的があるわけで根気よく付き合っていられないし、それよりはもっとお互いに最適な環境を選んだほうが賢明でしょう。
その場合、そこから離れる、別の道を行くという選択もありです。
命は有限だからこそ、ここまでしたけど無理、というリミットを設けるのも1つの方法です。