スピリチュアルカウンセラーのエマです。
相談者の中に、占術的には相性が良い二人なのに「うまくいかない」カップルがいます。
その場合によくあるパターンで、ご自身の思考癖が原因でうまくいかなくさせているケースがよくあります。
「誰かの念が飛んできているのでしょうか?」
とよく聞かれますが、「念」という目の付け所は正解です。
ただし、それは「ご自身の念」です。
自分が自分で事態を悪化させていることもあるのです。
目次
恋愛がうまくいかない時にはある思考癖が原因
恋愛がうまくいかない時、こんな風に考えたりしませんか?
「私はこんなに頑張っているに、なぜあの人は〇〇してくれないんだろう?」
「どうしていつも彼って、〇〇なんだろう?」
「〇〇してくれなかったんだ・・・。がっかり。」
口癖になっている人は
「なんでやっておいてくれないの?」
「いつも言ってるよね?」
「なんでわからないの?」
と相手を責めだす人もいます。
実はこの
相手に○○してほしい
相手は〇〇して当然
という思考こそ恋愛のうまくいかない事態を悪化させている場合がとても多いのです。
恋愛がうまくいかない時は悪いループにはまりがち
恋愛がうまくいかない時は不思議と仕事も家庭もうまくいきません。
本人は気持ちに余裕がありませんから、特に自分と恋愛相手しか目に入らず非常に視野が狭くなりがちです。
視野が狭くなれば、余計に恋愛の小さなことに気をとられて「そういえばあの時も・・・」と過去にまでさかのぼって考えだしてしまいます。
そうすると、相手を取り巻く環境に気を配るどころか自分の気持ちに矛先が向かい、「私って、かわいそう」「私ばかりが損をしている」「あの人がこうしてくれていたら今頃・・・」と悪い思考のループにはまっていきます。
ですから、恋愛がうまくいかない時こそ、一度冷静になって一刻も早くこの悪い思考のループから抜け出さなくてはなりません。
恋愛がうまくいかない時に愛を復活させる方法がある
では、どうしたらうまくいかない恋愛を元の良い状態に戻すことができるでしょうか?
ここでは具体的に解説していきます。
恋愛がうまくいかないことを運命のせいにしない
恋愛がうまくいかない時、頭をよぎるのは「別れ」ですね。
「もう、この人嫌だ」
という感情が大きくなると
「別れて別の人を探したほうがいい。きっと、この人とはご縁がなかったんだわ。」
とご縁がなかったことにして次の恋愛を探しに出かけてしまう人がいます。
しかし、恋愛がうまくいかない原因を冷静に考え、恋愛をダメにする思考パターンを理解していたら別れずにすむかもしれません。
恋愛がうまくいかなくなった時に「別れ」が「課題の卒業」の場合もある
もちろん、「人とのご縁には期限がある」のでお互いに「卒業」するカップルもいます。お互いに学ぶべきことがあって出会い、そしてそれが叶えられ、離れるべきタイミングが来た場合です。
しかし、そうではなくて悪い思考癖のせいで恋愛がうまくいかないのにそれに気づかずに別れた場合はまた誰かに出会っても、結局同じことの繰り返しで別れることになります。
人生には自分が乗り越えなくてはいけない「課題」というものがあります。しかし、その「課題」に気づかないでいると何回も違う形で手を変え品を変え、その「課題」は目の前にやってきます。
実はその「課題」のひとつでもある思考癖。その「思考癖」こそが恋愛をうまくいかないようにさせている大きな原因のひとつなのです。
ですから、その「思考癖」を知り、改善することが恋愛をうまくいかせる秘訣なのです。
恋愛がうまくいかない時のセルフチェック法
恋愛がうまくいかない時、友達に相談したりすることが多いでしょうか?
しかし、友達に話してスッキリしたところで自分はこれからどうすればいいのか、悩みますよね。
別れるのはいつでもできます。しかし、「覆水盆に返らず」です。別れてから後悔することのないようにここに質問がありますから是非やってみてください。
今、恋愛中の方もそうでない方も過去の恋愛を振り返りながらやってみてくださいね。
恋愛がうまくいかない場合に自分へこの質問をしてみよう
これは自分が恋愛する上で、悪い思考癖に陥っていないかチェックする質問です。
やり方は以下、自分に質問して当てはまる方に進んでください。
1、以下の質問に「はい」か「いいえ」で答えてください。
相手に「してほしい」ことがある?
・「はい」→その「してほしい」ことを「しなくてもいい」と思い直すことはできますか? →2へ
・「いいえ」→悪い思考癖のループにはないので、本当に相手とは卒業する(別れる)タイミングなのかもしれません。
2、
・思い直せるに「はい」と答えた方→ 「しなくてもいい」と思い直して、相手の気持ちに寄り添って行動することで状況は改善します。感謝の言葉を口にするのが効果的です。復縁できる可能性は十分にあります。
ただし、「しなくてもいい」と答えた方で「相手が喜ぶなら私は我慢して何かをする」場合(自己犠牲)は注意が必要です。我慢にはいずれ限界がきます。そして相手の反応がない場合に「怒り」の感情が沸き上がります。「しなくてもいい」の基準は「たとえ、自分が何かをしてあげても相手はそれさえも気づかなくてもいい」という意味です。
「怒り」の感情は行動を暴走させます。相手が気づくことに照準を合わせるため、相手にかえって嫌われる行動を盲目的にしてしまうからです。
具体的には相手の「時間」を奪ったり、「手間」をかけさせたりするようなことをしてしまいます。むやみに電話がかける、メールを何回も送りつける、呼び鈴を鳴らして立ち去るなど。相手のリアクションが欲しいからです。
もうお気づきですね。これはストーカー行為に繋がります。
我慢している場合は「自己犠牲」という思考癖があります。ここで発動している行動は自分を犠牲にすることで相手に認められようとする承認欲求です。この場合、根っこの部分は「相手に自分の存在価値を認められたい」という欲求です。
これも結局は頭では「相手になにかしてもらいたいわけではない」と考えていても心の中では「できれば気づいて欲しい」という結局は相手への「してほしい」なのです。
・思い直せるに「いいえ」と答えた方→ 思い直せないのはどんな感情からですか?
「私ばかり損をするから」
「私がかわいそう」
「あの人が悪いんだからあの人が改善するべき」
もし、こういった感情から「相手はそれをしなくていい」と思えない場合(相手を許せないなど)は、その相手と別れてもまた同じように別の人とも恋愛がうまくいかない事態に陥る可能性があります。
なぜなら、これらの感情のもとになっているのは
「自己犠牲」
「自己憐憫」
「責任転嫁」
だからです。
こういう場合は、恋愛がうまくいきませんから「自己犠牲」「自己憐憫」「責任転嫁」をすぐにやめるように思考を変えていくことが重要です。
具体的にはそういう感情が湧いてきたらそれを意識的にやめることです。時間をかけてなぜそのような思考癖があるのかを幼少期にさかのぼって調べる必要もあるかもしれません。時間がかかるかもしれません。
しかし、いずれにしても、自分に原因があることを理解するのが第一歩です。
恋愛がうまくいかない原因を自分の中に探ることで復活愛は可能
このように恋愛がうまくいかない原因を「どういう気持ち」なのかに照らし合わせることで、自分の悪い思考癖を知ることができます。
実はこれは恋愛だけではなく、親子、友達同士、職場の人間関係においても同じことが言えます。
まず、相手にたいしての「〇〇して欲しい」という気持ちをやめて、それでもして欲しいならその思いはどこから来るのかを自身の心に探ってみてください。
必ずそこに答えがあります。
恋愛がうまくいかないで悩んでいる方に、別れる前に今一度、自身を振り返り復活愛を果たして欲しいと願っています。
耳の痛いことも申し上げたかもしれません。人付き合いの基本ですが、他人を変えることはできません。
自分が変わるから相手も変わる
というのが鉄則です。
私たちひとりひとりは元々愛ある存在です。愛のもとに生まれてきたのですから、人を愛するやり方を少し変えればいいだけなのです。うまくいかないなら、うまくいくようにやり方を変えることです。
幾星霜もの時を超えて出会った方との素敵なご縁が素晴らしい恋愛になりますようにお祈りしております。
最後までお読みくださりありがとうございました。