こんにちは。
エマです。
よくこんなご質問があります。
「今は使っていないけれど、机の引き出しからでてきたパワーストーンブレスレットはリメイクして使ったほうがいいですか?それとも新調するべきですか?」
「人からいただいたパワーストーンブレスレットですが、着ける気がせずにそのままにしていました。もったいないのでリメイクして使おうと思いますが使わない方がいいのでしょうか?」
「状況がいろいろ変わってきてもっと運気を上げたいので今まで使っていたものをリメイクしたいのですが、それでも問題ないでしょうか?」
「祖母の形見の石を使ってリメイクしたいです。大丈夫でしょうか?」
今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。普段石達から聞いた内容ですので、ご参考になればと思います。
目次
パワーストーンブレスレットで運気をあげたいならリメイクより新調をしたほうがいい
結論から言いますと、運気をグッとあげたいのならリメイクよりも新調してしまったほうがいいです。
まず、ブレスレットの前提として石達の状況はどうなっているかと言いますと、ブレスレットの石達は一粒一粒に個性があっても、繋げて輪にした途端にそれがひとつのチームとして機能する性質があります。
石達で自分たちは「〇〇のためのブレスレット」という自覚が出てきます。
使用期間が長ければ長いほど、「〇〇のためのブレスレット」として石ひとつひとつがしっかり役目を果たしてくれています。
だいたい私の繋いだブレスレットですと着け始めて2週間くらいで持ち主の性格を把握して、自分たちの役目を認識して機能し始めます。できれば2週間は毎日使ってくださいとお願いしているのもこういった理由からです。
パワーストーンブレスレットで運気をあげるのにリメイクをおすすめしない場合
石たちが「〇〇のためのブレスレット」として機能してきた場合、途中でその中の粒を抜き出して新しい石と組み合わせてリメイクするメリットは、新しく入れた石にこれまでの持ち主の性格、行動パターンなどを古い石が伝えてくれるので持ち主に馴染みやすいということが挙げられます。
ただし、この場合は現状をキープ、あるいは少しずつ運気アップしていくのに適した方法で、運気の変わり目や人生の転機、チャンス、これからの飛躍を目的とした場合には、スパッと全部新しいものに変えてしまったほうがその後の幸運の波に乗りやすいのです。
「現状から抜け出したい」
「状況が以前と変わってしまった」
「これから新しい環境に向かう」
そういった場合は急なリメイクではどうしても過去の石達が現状のサポートに追いつかないというミスマッチが起こりがちです。
極端に言えば、持ち主は前に進みたいのに石達がこれまでのエネルギーを維持していた時に、顔は前を向いているのに肝心の身体が後ろを向いている状態です。
これでは思うように大きな前進が望めません。
その場合、せっかくの「リメイク」が足かせになってしまう場合があるのです。
例えば、高校から大学に入学して新しい環境でこれから頑張ろう、という時に高校時代の友人が「いままで通りお付き合いしてよ」と言ってきたとします。もちろん、高校時代の友人は大切ですが、明らかに今は高校時代の時とは状況や目標が違います。
あなたは友人に気を遣って断り切れずにお付き合いするとします。しかし、もし、あなたと同じ目標を持ったライバルがいてあなたが高校時代の友人とカラオケなどで時間を過ごしている間にライバルが目標に向けた有意義な時間を過ごしていたとしましょう。
3か月後、半年後、一年後の差は大きく開いてしまうでしょう。
パワーストーンは持ち主をサポートするために存在します。急にリメイクしても、持ち主が目標を掲げるならそこに向かって一生懸命に努力してくれます。
ただ、もし、自分が過去のエネルギー(やる気や目指すこと)と今のエネルギーが違うなら、わざわざ過去の石達につきあってもらうのは石達も現在に合わせてエネルギー調整をしなければならず、過酷な作業になる場合もあるのです。
こうなるとお互いに良かれと思っていても、結果がでるのが遅くなるだけです。
実際にリメイクするのに使えそうな石、そうでない石を選別していくと残せる石がほんのわずか、これならリメイクではなく新調してしまっても変わらなかったかな、ということも過去にずいぶんありました。
ですので、人生の転機には過去の石には思い出として「お疲れ様」と言って休んでもらって、今の自分にあった石を新調したほうが同じ種類の石でも最大限に力を発揮できるのです。
どうしてもリメイクにこだわりたい場合は持ち主のエネルギーや目標が緩やかに変化しているという意味で、比較的早い段階で(1~2か月以内ごとに)ちょこちょこ変えるという方法をおすすめします。これなら、石達も組み替えてもらいながら持ち主のエネルギーをその都度確認してチューニングできるからです。
パワーストーンを新調すると自分の内面に変化が起こりやすい
パワーストーンを新調することで一気に運勢が加速するお話をしましたが、もうひとつ大切なことが同時に起きます。
それは、過去の石を「卒業」すると自分の内面に変化が起きて運勢が大きく好転します。
石を手放すという決意は過去への執着をやめるという心の変化、つまり覚悟そのものだからです。
すこし大げさかもしれませんが、こういった新しい流れに乗る手前ではいろんな心の葛藤と覚悟が必要で、これから起こる変化への心の準備ができているということは運気を上げるのにとても重要な要素なのです。こうして実際に良くなっていったお客様を目の前でたくさん見てきました。そして、不思議と石もうすうす気づいているものです。
「断捨離」という言葉があります。何かを捨ててスペースが空くから、新しいものが入ってきます。運勢を変えたいなら、何かを手放すことは必須です。
執着は過去に意識を戻す作用があります。未来を変えたいなら、今を変える必要があります。人間は過去にこだわりすぎると今を冷静に見ることができずに、今やらなくてはいけないことを見失ってしまいます。
パワーストーンを新調することは思い入れのあるパワーストーンからの「卒業」であり、未来を見据えた行動をするために「執着を手放す」練習にもなるのです。
それから、人からいただいて全然使っていなかったものが出てきた場合ですが、その石を見た時に「どう感じたか?」でリメイクしてまで使いたいと思うのか?もしそうだとすれば、なぜそれを使いたいのか?を心に聞いてみるといいでしょう。
パワーストーンブレスレットをリメイクしたほうがいい場合
例外があります。
思い入れのあるパワーストーンブレスレットをリメイクしたほうがいい場合があります。
それは、その石に良い思い出がたくさん詰まっていてそれを見るたびに「超元気」になれる石と出会った場合です。
その場合は「お守り」として機能してくれます。
通常は「彼と出会った時につけていた」など、人生の大事な一幕の思い出としてずっとそばに置いて眺めていたい場合などです。「形見」もこういうタイプの石です。
パワーストーンブレスレットを使わなくなった時の処分の仕方
過去の石で着けなくなったパワーストーンブレスレットは大切に保管しておいてもいいですし、植物の近くに置いておくと石も元気になるのでインテリアとして飾っておいてもいいと思います。
保管しておく場合は桐の箱に入れます。絶対にプラスチックや日の当たる場所に放置するのはおすすめしません。プラスチックは「陽」の気が強すぎて石が安らげませんし、日が当たる場所ですと石が傷みます。
「卒業」と捉え、執着を手放すのであれば土に埋めることをおススメします。庭がなければ植木鉢の土でかまいません。自然に帰してあげてくださいね。
パワーストーンブレスレットの寿命(手放すタイミング)について
パワーストーンブレスレットを手放すタイミングが分からない、という方がいます。下着の捨て時が分からないのと同じ感じで、実際には個人差があります。
3年くらい毎日同じものを使っている方もいらっしゃれば、ひと月で手放す方もいらっしゃいます。さすがに下着3年はキツイですが(笑)。
目安としては自分の中の「目標」です。
どうなりたいか?どんな生き方をしたいのか?
そのことを踏まえて、石と今、仲良くできていれば手放すタイミングではありません。
石を着けていて違和感がある時や、他の石が気になる時は別のパワーストーンを迎えることも考えましょう。
ちなみにパワーストーンはいくつ持っていても大丈夫です。喧嘩はしません。
持ち主が使うタイミングやシーンで選べるように、本来はバリエーションが多いほうが運気を上げやすいのです。
その場合は
・仕事用
・デート用
・一人時間のリラックス用
などと目的別に使う事を意識して揃えておくといいでしょう。
まとめ
パワーストーンブレスレットで運気を上げたい時、時間を有効に使いたい(一気に現状を変えたい、早く目標に到達したい)ならリメイクではなく、新調することをおすすめします。
ゆる~く、あまりエネルギーを使わずに少しずつステップアップしたい場合やお守り石としてずっと身に着けておきたい場合はリメイクを考えるのもひとつです。
パワーストーンを人生で上手に活用して、自分らしい幸せをこれからも引き寄せてくださいね。
心より応援しております。