【引っ越しをした夜から3日3晩、不思議な出来事がありました】

こんにちは。

スピリチュアルカウンセラーの冥賀都子(エマ)です。

 

4月は出逢いと別れの季節ですね。

引っ越しをする方も多いと思います。

転勤などで急に引っ越しをしなくてはならないなど、とりあえず、で決めてしまったけれど良かったのだろうか?と後から気になることもあるかもしれません。

今日は「見えない世界」という視点からみた引っ越しする時、引っ越しをした後で「これをするといいよ」ということについて書いてみます。

タイトルがもう、ちょっと怖いな、という印象を与えてしまったかもしれませんね。でも、ご安心ください。知っていてよかった、と思えると思いますので是非、最後まで読んでいただければと思います。

今から書くことは私の実際の体験談です。

20年前の出来事です。

娘がちょうど1歳になったばかりの頃、それまでアパートで主人と3人で暮らしていたのですが、ご縁があって、家を建てることになりました。

家を建てる時に地鎮祭を執り行い、そして半年くらいかけてようやく家が完成しました。父の知り合いの宮大工さんに頼んだので、半年という期間は長く感じましたが、それでも私がエンパス体質ということもあり、なるべく天然素材を使った木造の家にこだわったので、やっと完成した時にはとても嬉しかったです。

栃木県は日光東照宮があり、その建築のために江戸時代に腕の良い宮大工さんが都からたくさん移住してきたという歴史があります。その子孫の方々も数は減ったそうですが、今なお技術を受け継いで、活躍されている方はいらっしゃいます。

父が林業に関わる仕事をしていたこともあり樹木に詳しく、天然木の素晴らしさは小さい頃から聞いて育ったので、部屋の床はすべて松、檜、杉のどれか、もしくは畳にしました。

大好きな天然石も飾りたかったので、壁は真っ白な漆喰や少しベージュ色をした珪藻土を使い、できるだけ化学物質を避けました(そのほうが石も元気になります)。今思い出しても、初めて入居する日はとてもワクワクしたのを覚えています。

(※アパートや建売住宅が悪いと言っているわけではありません。霊的な意味も含めていろいろな意味で敏感な家系なので家庭でも親から霊的な影響を受けないためのことを教わりながら育ちました。)

引っ越し当日は娘を義理の両親にみてもらっている間に、アパートから段ボール箱に入れた荷物を全て運び終え、大家さんに鍵を返却して、ようやく新居に帰ってきたのはお昼過ぎでした。

遅いお昼ご飯を5人で食べて、義理の両親は夕方帰っていきました。

運んだだけのテーブルもセッティングされていない、段ボールだらけのリビングでしたが、アパートに比べれば広く、真新しい木の香りがする床に娘は嬉しくてキャッキャと寝そべっていました。

「そうだ、引っ越しをしてきたから、みんなで神様にあいさつをしよう!」

と私が主人に提案して、3人で

「今日からこちらに住むことになりました。よろしくお願いいたします。」

と主人と声を揃えて言ってから、お辞儀をしました。

そして、その夜の出来事です。

寝室にはそれまでアパートで使っていた布団を3枚、川の字に並べて眠りにつきました。

夜中の3時くらいだったでしょうか。

誰かが庭にいる気配がして、目を覚ましました。

なぜそう思ったかというと、家の敷地はまだ塀などはかかっておらず、砂利だけ敷いてあったので道からすぐに入れるし、その砂利を足で踏んだ時に鳴る音がしたからです。

「ジャリ・・・」

あれ?誰かいるのかな?

そう思った私は、起き出して窓からのぞいてみました。寝室は2階ですから、上から下を見る感じです。

誰もいません。

気のせいかな?

と思い、眠りにつくと、また音がするのです。

「ジャリ・・・。」

それで、また布団から起き出して、今度は別の部屋に行って、窓から様子をうかがいました。

誰もいません。

それで、また布団にはいると、今度はもっとたくさんの足音がします。

「ジャリ、ジャリ・・・」

感覚的には、家の周りを複数の人が取り囲んで庭にいる・・・という様子です。

そして、東西南北あちこちの窓から見てみました。でも、こんな夜中に誰もいないしで、何なのだろう?とすっかり目が覚めてしまいました。

気が付くと、朝陽が昇る時間帯になり、東の空が明るくなって朝になってしまいました。

主人に話したのですが、「気のせいだよ」と言われて取り合ってくれません。

そして、次の晩になりました。

また、寝ていると夜中に同じ音がします。

それで前日と同じようにあちこちの窓からのぞいて見るのですが、誰もいません。

そして、このことは実に、3日続いたのです。

その頃、私は幼少期からの霊性を思春期になって嫌になり自分で閉じていたので、霊的な存在についてはすっかり忘れていましたし、子育てでそれどころではなかったので、疲れているんだ、と思うことにしました。

4日目からは何もなかったので、忙しい日常がすぐに始まったので時と共にいつの間にか忘れてしまいました。

霊性が復活してから(2010年、14年前)気づいたのですが、あれはあの時、近所の霊的存在が見にきていたのだとわかりました。悪い霊ではなく、普通にその辺にいる感じの霊たちです。

近くを「霊道」と呼ばれるいわゆる「霊的なものが通る道」がありました。

ただ、その時、あまり感じなかったのは娘という幼子がいたからだと思います。

子供は光のエネルギー体そのものです。ですので、邪気を遠ざけます。

それから、これもあとでわかったのですが、地鎮祭などをしっかり執り行っていれば、もし、霊的な存在が近づいても家の中にまでは入ってこられないということです。

家の中に、もちろんお札やお守りもアパートから持ってきていましたので、それも効果があったのだと思いました。

これが私の体験したことです。

 

 

お伝えしたかったのは、引っ越しをした時は新参者として、まわりの見えない存在も気になって見に来ることがあるということと、その時、お守りとか石とか、なんでもいいから自分を守ってくれるアイテムを家の中に置いておくと良いということです。

このことを通じて、あちらの世界もこちらの世界も同じで「新しいご近所さんは、どんな人なの??」というのは気になるものなのだなぁ、と思いました。

そのことに気づいた時にやっぱり家を建てる時に土地の神様にご挨拶をする「地鎮祭」は、つくづく大切なことだと思いました。

もしかしたら、霊的な存在が「え?新しい人ってどんな人?」と見に来た時にその土地の神様が「今度の人はこういう人だよ」と伝えてくれたかもしれません。

もうだいぶ時間も経ってしまったので、今でしたらもっとキャッチできた内容もあったかもしれませんが、当時の私はその3日だけであとは気配を感じることはありませんでした。(もちろん霊性を閉じているので、アンテナが立っていないラジオと同じで霊的なメッセージは聞こえないようになっています)

 

長々と書いてしまいましたが、まとめます。

・引っ越しする前には、土地の神様、その地域の氏神様にご挨拶を済ませておく。

「○月○日から○○とこちらの土地に住まわせていただきます。よろしくお願いいたします。」

・引っ越しする時には、お守りやお札、石などを持っていき、なるべく身近な場所に置いておく。

(玄関などの入り口をメインに、水回りにも置くと良いです。水晶で大丈夫です。)

・引っ越しをした後でも、定期的に守っていただけけるように氏神様にお詣りをする。(土地によっては引っ越すと自動的に氏子になります。私の地域ではそうです。土地の氏神様がわからない場合は町内会長さんに聞いてみるのも良いです。)

特に玄関と寝る時、1か月くらいは「お守り」や「魔除けの石(水晶、モリオン、アメジストなどの魔除け系の石)」を近くに置いておくと安心だと思います。レーザークリスタルも「刀」の役目をしますのでおすすめです。家の中に飾るなら、サンキャッチャーもおすすめです(これはガラスでも効果的です。光を室内に取り込むのが目的ですので。)

日常的にできることをいくつか。

・朝は窓を開けて新鮮な空気を入れる。

・光をなるべく取り込んでおく(カーテンなどでしめっきりにしない)。

・家の中に「水」を溜めない(水が溜まっていると霊が寄ってきます)。

・髪の毛はこまめに拾って掃除する(髪の毛も邪気がつきます)。

・定期的に塩風呂に入る。

※水、で思い出したので書きますが、「滝行」などは専門家(霊的な仕事を専門とする人)の指導のもと行うもので個人では絶対に行かないほうが良いです。理由についてはまた別の機会に書きます。

私自身、学生時代は4年間で7回引っ越しをしたことがあるのですが、こういう夜中に誰かが見に来るという体験は初めてでしたので、おそらく、賃貸では霊的な存在も人の入れ替わりについてはわかっているので特別なアクションはないようです。とはいえ、感じるものは感じる、ので敏感な方は引っ越しが多くなるかもしれません(当時、私は避け方を経験としてまだよくわかっていませんでしたし、そういう情報もなかったです)。ただし、しばらく変化のなかった土地などに建物が建つなどの場合ではやはり、土地の神様にしっかりご挨拶しておくことでその後も安心できるのではないかと思いました。

特にお子さんなどは地域で活動することが多いので、日ごろから守っていただくためにも氏神様に参拝されることは大切なことだと思います。

そしてもし、神様に挨拶をまだしてなくて、すでに引っ越しを済ませたという方がいらっしゃいましたら、近いうち、お住まいの地域を守ってくださっている神様のところにお詣りされると良いと思います。

さきほど「霊道」の話をしましたが、これについてはいろいろそれにまつわる話もあるのですが、また何かの機会にお話ししたいと思います。

いずれにしましても、生きている人間のほうがパワーは強いですから、健康で元気が一番です。食べて、笑って、良く寝る。それだけで、本来は大丈夫です。

私はもともと霊感体質なので、おそらく天然素材の多い家に越したことで感度が一気に上がってしまったのも原因だと思います。(聞こえても、特に何かされるわけではないので大丈夫ですが、霊感あるあるとして、環境が変わったことで過去に同じような体験をされた方がいらっしゃるかもと思いまして、参考までに書かせていただきました)

何かの時にお役に立てましたら、幸いです。

本日も最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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