こんにちは。
スピリチュアルカウンセラーのエマです。
唐突ですが、
皆さんは人に言えない恋愛で苦しい経験をしたことがありますか?
実際、これまでサロンにて多いご相談のトップ5にはいるテーマです。
たいてい、大型連休、夏休み、クリスマス、お正月が来るタイミングで多くなります。
今日はそんな恋愛に苦しむ方に何かヒントになればと思い、書いてみたいと思います。
(書いてみたら、作文用紙35枚くらいになってしまいました。時間のある時に読んでみてください。)
まず、なぜ休みやイベント前になるとナーバスになってしまうのか、というところですが、これは相手に家族がいた場合で相談者は独身という方に多いお悩みです。
相手は子供の習い事の送り迎え、家族イベント、奥さんとの買い出しなど家の用事で忙しいけれど、自分は特にやることがない、という休みの日。
ふと「彼は何をしているのか?」から始まって「彼は奥さん(夫)と仲良くしているかもしれない」という妄想から「(私に連絡もくれないで)私のことを大事にしてくれない」という思考に至ってしまい、そういえばこの前も・・・と悪い方へ悪い方へ考えてドツボにはまるパターンです。
まだ起きてもいないことや事実ではないことを「もしかしたら」と妄想して、悪いふうに考える、さらに自分はかわいそうで被害者だと思い込むことで、どんどん気持ちが落ち込みます。
それで、相手の自分への気持ちを確かめたいけれど、自分から聞くのは負けた気がして嫌だ、だから彼の心の中を霊視してみてください、というのが多いです。
ちなみに、私自身はいわゆる「不倫」と呼ばれる状態にたいして、肯定派でも否定派でもありません。ただ、そういう状態にある以上、社会的な立場やいろいろなしがらみがあるので、場合によっては傷つく人がいる、ということを考えるべきだとは思っています。
純愛だからといって、誰かを傷つけていいわけではありません。
本当のことだからといって、産みの親が違うことを暴露してもいいわけではないのと同じです。
太っていることを気にしている人に向かって、「デブにデブと言って何が悪い?」と言っていた人が過去いますが、本人は「教えてあげた」とか「本人の健康のためにいいことをしたのに、文句言われる筋合いはない」とか言いますが、自分がいい気分になるために相手を傷つけていいかというとそうではありませんよね。
なので、私個人としての意見ですが、肯定も否定もしないけれど、自分の幸せが誰かの不幸せの上に成り立っているかもしれないということを冷静に考えられるかどうかということは大切だと思っています。それは相手の気持ちや自分の気持ちの前に理解するべき社会人としての最低限のマナーなのではないかな、とは思っています。
相手の家庭をめちゃめちゃにしても自分の幸せを優先したい、という方もいらっしゃいますが(実際いらっしゃいました)、スピリチュアル的な視点でいうと、それはそう簡単に自分の幸せには結びつかないのが現状です。
なぜなら、相手の家庭を顧みなかった男性(仮に男性のほうに家庭があるとして)があなたと幸せになりたいと本気で思って、家庭を捨てて(表現としてどうかと思いますがあえて客観的にそう見える)、あなたのところに来てくれたとします。しかし、時が経つとともに、そんな彼だからこそ、今度は自分もいつか捨てられるだろう、と疑心暗鬼になるからです。
かつてのあなたと同じように「奥さんのことなんか放っておいて私と一緒になろう」と誘惑してくる第3の女性を妄想するからです。
奪ったものは奪われる、のではなく、「奪ったものは奪われるかもしれない」という自分の中から沸き起こる猜疑心によって、自分で自分を追い込みます。
これは、スピリチュアルな世界でいうところの「光と影」の話です。
光が強ければ強いほど、影が色濃く影を落とします。
前置きが長くなりました。話を戻します。
相手に対して、ネガティブな思考に陥った時、これが一番不倫をしていて辛く感じる時でしょう。
相手に文句の1つも言いたいけれど、それを選んでいるのは自分ですし、ましてや相手にそれをぶつけたところで嫌われたくないから、気持ちのやり場がありません。
当然、怒りも沸いてきます。
なぜ、こんな気持ちにならなきゃいけないんだろう、幸せになりたいのに、何をやっているのだろうと考えます。
相手の家族に対して罪悪感がないわけではありません。
でも、自分と彼との関係には「確かな思い」(あの時彼は間違いなく私を愛していた、という確信)があったという記憶が自分をより、動けなくさせます。
こんな時、私はこうアドバイスしてきました。
(もちろん、彼との関係を占いや霊視もしますが、実際に行動しない限り、この世界は何も変わりません。)
「彼に聞いてみた方がいいですよ」と。
だって、それが一番正確じゃないでしょうか?
どんなに当たる占いでも的中率は85%と言われている中で、彼に聞けば100%の正解なのに、なぜ、聞かないのでしょう?
問題は、「彼が自分のことをどう思っているか?」ではないのです。
本当の問題は、彼に、本心を聞き出せない、何を考えているかわからないけど、そのままにしてしまっている二人の関係性が問題なのです。
相手ときちんと話し合ってないんですね。皆さん、ほとんどそうです。
勝手な憶測で、勝手に落ち込んで、勝手に相手を悪者にして、悲劇のヒロインになってしまっている。
そういう人が多いです。
相手に何も聞いていないんです。
これからどうする、とか、どういうつもりなのか、とか。
それを聞いたら終わってしまいそうで、怖い。
その気持ちはわかります。ただでさえ、あやうい関係ですから、相手に「面倒な女」とか思われたくない、負担をかけたくない。
でも、そうやってずっとずっと我慢してきて、最終的に爆発するんです。
「いったい私は何なのー!!」
どっかーん!!
って、なるんです。
ですから、ネガティブな思考に陥る前に、しっかりと話し合っておいたほうがいいのに、それを避けているから、あとあと余計に言いにくくなりますし、辛くなります。
会っている時は楽しいから、せっかくの短い逢瀬を話し合いで雰囲気を壊したくない、と思うのは当然だと思います。
けれど、そこをすっ飛ばしているから、会えない時にあれこれいらないことを考えて妄想して、相手を非難して、嫌な女の部分をぶつけて、喧嘩して疲れてしまうのです。
本来ならば、あなたは彼の本心を聞くことを遠慮したり、我慢したりする必要はないのです。
その人と恋愛をしているのですから、その人に聞く権利があります。また、自分が会いたい時に会えなくて寂しくならないように対策を練っておく必要もあります。もし、両想いなら、そこに協力してもらう立場でもあります。
恋愛は一人でするものではないからです。
「相手のことを悶々と考えているのが不毛だからやめる」、という人も過去にいらっしゃいました。
恋愛はフェアーなはずですから、遠慮することはありません。
さて、対処法です。
まず、相手に聞きましょう。
相手は自分との今の関係において、どういうつもりなのか?
それで、あなたが彼との結婚を望んでいるなら、
相手が奥さんと別れないといけませんから、
いつ、別れるのかを聞いてみることです。
「いつか」
という曖昧な答えが返ってくるかもしれません。
その場合は残念ながら、今のあなたの優先順位は下のほうです。
その「いつか」に希望を持って、叶うか叶わないかわからない約束を期待して待っているほど、その人は魅力的なのかを考えてみましょう。
その「いつか」までに20年かかるかもしれません。
お子さんがいたら、「成人」という節目が熟年離婚では多いでしょう。
その「成人」まで、あなたがじっと待ったとして、
あなたの今の若さと能力と魅力と引き換えに、その人のために(というより自分がそうしたいから)、自分の未来ためにがんばれますか?という話です。
これは、綺麗ごとではありません。
酷な話ですが、あなたは今、人生で一番若く、いちばん美しいはずです(生体的に、年相応の美しさは別として)。
時間は返ってきません。戻せません。
その若くて元気でなんでもチャレンジできる今、ここから20年を待っていることに、どれだけの価値が「彼に」あるかをよく考えたほうがいいです。
なんども言いますが、私は不倫を否定しているわけではありません。
冷静な判断ができなくなっているあなたに、もうひとりのあなたとして、かわりに「今、考えたほうがいいこと」を話しています。
それでも、その人が好きというならば、覚悟を決めて、グズグズ、メソメソするのはもう金輪際、止めたほうがいいです。
グズグズ、メソメソしていては、どんなにいい女も台無しです。
あなたがとてつもなく美しく、非の打ちどころもない女性だとしても、相手を責めたり、自分の思い通りにならないことを相手のせいにしたりして、愚痴を言うのはもうやめたほうがいいです。
あなたが自分のことを大切に思うのと同じように、相手にも大切な時間があります。
相手にとって、相手の時間をその「愚痴」で埋め尽くされたらどうでしょう?
あなたと今後も一緒にいたいと思いますか?
楽しい未来が想像できるでしょうか?
「あなたのせいでこんなに私はかわいそう」と何百回言ったところで、相手の行動はかえられないでしょう。なぜなら、そんなちょっと言って変わるくらいなら、もうとっくの昔にに変わっているからです。勘のいい男性なら、あなたがそう思わないようにスマートに配慮できます。
いろんな方法で伝えても、相手が変わらなかったから(伝わらなかったから)、今も悩んでいる。彼の気持ちを確かめたくて、不安でいる。
「じゃあ、しょうがないな」と彼が重い腰をあげて夜中に高速道路を走って家に駆けつけてくれたとしても、あなたはきっとそれはそれで不満なはずです。「そういうことして欲しいんじゃない!!」となるでしょう。
「じゃあ、どうすればいいんだ!?」
「もっと、私を見て!私を大事にして!こんなに好きなのに!!!」
とあなたは言うかもしれません。
でも、それって相手にしてみたら、彼のことを好きと言いながらも自分のことが好きなんでしょ、自分のプライドでしょ、俺のことなんか考えてないでしょ、俺の気持ちわからないでしょ、
となるんです。
だから、そこで喧嘩になるのです。
そうなる前に、お互いに機嫌が良い時に、仲が良い時ほど、「未来」について話し合ってください。
人間、「慣れ」には気をつけなればいけません。人間は、慣れる生き物です。モラハラも、パワハラもある程度までは「慣れ」でカバーできます。
でも、「慣れ」ているようでそうではありません。ただ、感じないようにしているだけなのです。
自分の苦しさから目を背けて、我慢する、という選択をしているのです。
「私が我慢すればいい」、は一生続きません。
それに、当たり前のことなど何もないのが世の常です。
その人もいつか、亡くなるでしょう。あなたも、です。
人生で出逢ったということは何かのご縁なのでしょう。
せっかくのご縁をどうしていくかは、相手が決めることではありません。
あなたがまず、「どうしたいのか?」ということを決めてください。
そして、それに対する彼の答えがあいまいなものなら、それまでのことです。その程度にしか、あなたとのことは考えていません。
残念ながら、それ以上でもそれ以下でもありません。
世の中にはうまくやっている不倫カップルも実際たくさんいます。何か起こって、私のところに相談にこられる時もあります。
でもそういうカップルは次に来たときには、ちゃんと話し合いが済んでいますから、スッキリしたお顔で来店されます。
問題は当人同士で話し合うしか、ありません。
占いで見えた未来も、行動すれば、そのようになるかもしれない、という方向性と可能性の話でしかないのです。
もちろん、未来は変えられます。
そして、変えるのは占い師でもカウンセラーでも彼でもありません。
あなたが、自分の人生をどうしたいか、だけなのです。
誰かに言われて「じゃあ、やーめた」となるなら、それくらいの気持ちだったのでしょうし、占いの結果が良かったら行動する、というのではダメなのです。
それではいつまでたっても、自分で未来を決められず、彼に振り回されてしまうでしょう。
占い師が死んだらどうしますか?新しい占い師を探しますか?
占いの結果がどうであれ、自分が決めたように動いていく。
占いはもちろん、大いに活用できるものではあります。
大きなことを決める時に運勢を視たり、自分のエネルギーを視たりするのは必至です。
私も実際そうして、決断してきました。
最小限の努力で最大限の結果を出したいからです。時間がないからです、命は有限だからです。
どうせ動くなら、やった意味があるほうがいいに決まっています。
また、長くなるのですが、これは私の実体験です。もう少し、お付き合いください。
私の一度目の結婚はわずか10か月で破綻しました。
5月に出逢い、その年の11月に挙式、翌年9月に別居。
理由は私の世間知らず、無知、お互いに価値観のことなど話をしていないことが原因でした。
そして、私と彼に共通していたことは親の束縛から早く自由になりたかった、そのための「結婚」という手段だったのだと思います。形だけ「結婚」してみたものの、何かが違うとお互いに思っていたと思います。
今となってはそれを確かめる術もありませんが、そのことが失敗の原因だと思います。
心が通じ合わない寂しさに耐えられなくなって、私から離婚を切り出しました。
相手の男性は私と同じように別れてから別の人と再婚しました。お子さんも2人。
しかし、もうこの世にはいません。
病気である日突然、亡くなりました。
2回目の結婚生活は10年ほど続きましたが、どうしても許せないことがあり、私は離婚を決意しました。
その時、下の子は6歳、上の子は10歳でした。
仕事は病院を辞めたばかりで、今の仕事をスタートして1年くらいでした。
全然軌道に乗らず、何をやってもうまくいかず、商品も知り合いのカフェの片隅のテーブルに置いていただいて、やっと、お会計のついでに買っていただけるくらいの感じでした。
お金は彼が全部管理していたので、自由になるお金なんてあるはずもありません。
当然、私の仕事のことで喧嘩も増えました。
そのような状態の中で、ある事件が起こります。
私は、そのことがとてもショックで辛かったので、そのことがキッカケでこれまで溜め込んできた思いが爆発してしまいました。
離婚をはっきりと意識した瞬間でした。
先ほどから言っている「話し合い」はできていませんでした。
できていないというより、伝え方が下手だったのかもしれません。
それで、そのころ地元の地域活性化のプロジョエクトにかかわることになって、「占いまつり」という市も協力のもと、大きなイベントの実行委員長をやっていました。
占い師、スピリチュアルカウンセラーとして、また、天然石のアクセサリーを作っているので、中心となって占い師を20名集めて、街中の会場を借りて、土日にイベントを開催していました。
当然、その関係で顔が広くなって、街の占い師さんとどんどんネットワークが広がります。
その中で、当時、「この人は本物だ」と感じる女性がいました。
私は自分で自分を占う、霊視するというのをやってきましたが、ふと、離婚が頭をよぎった時に、
「その人に視てもらいたい」
と思いました。
皆さんが私に視てもらいたい、という気持ちは私も経験しているのでよくわかっているつもりです。
それで、その人は当時佐野から車で小一時間ほどのビルの一角で小さなカウンセリングルームをやっていらしたので、約束の日に車で向かいました。
私は緊張して、がちがちになっていました。
他人に占ってもらうのは人生で2回目だったからです。
それで、離婚したいということを伝え、この離婚は間違いなのか、を聞きました。
その女性は、少しだまって私の頭上を見ていました。
しばらく沈黙のあと、こう言いました。
「あなたは、旦那さんと別れてはいけないわ。」
と。
別れてはいけない
一瞬、頭の中がガーンとなりました。
理由をすぐさま聞き返しました。
こんなに覚悟して、決めて、背中を押して欲しかったのに、なんてことを言うんだろう?
内心、焦っていました。
すると、彼女はこう付け加えたのでした。
「あなたと旦那さんはツインソウルなの。だから、離れたら、ものすごく辛い思いをするわ。死ぬほど後悔するわ。離婚しないほうがいい。」
私は、その帰り道、真っ赤に染まる夕焼け空の下、西に沈む夕陽に向かって車を走らせながら、悲しくて泣きました。
何度も自分で自分を占ってきて、よし、別れよう、これがお互いのためにいいんだ、とやっと決意して今日やってきたのに、自分の欲しい答えを得られなかったからです。
悔しいというより、「他人の答えで判断しよう」と甘く考えていた自分に情けないような気持ちと、これからどうすればいいのだろう、という迷いが出てきてしまったことに戸惑いを隠せませんでした。
あの日の夕陽は今も鮮明に思い出されます。
それで、数日、いや、数か月、彼とやり直そうか悩みました。当時は混乱していてあまり日にちの記憶がありません。
きっと、私の意志だけがこの後のすべてを決めてしまう、子供達の運勢もすべて、私のせいだ。
こんな重い決断をするのに、もう誰も相談できる相手はいませんでした。
むしろ、誰にもこの決断に対して、迷惑をかけたくなかった。だから、親、友人に深く相談することは避けていました。
毎日、毎日、考えていました。
それなのに、私の中には「離婚」という文字がずっと消えないままでした。
私はもう一度、覚悟を決めてタロットカードを引いてみました。
「離婚を選んだ未来」の位置にカードが示したのは、、、、、さっきの彼女の言葉とは真逆の意味、明るい未来でした。『審判』のカードも出ていました。このカードが出る時というのは、「あなたの答えは間違っていないよ」というメッセージです。
私は、自分の中にしか答えはないんだ、と強く思い、離婚を決断しました。
そして、いろいろありましたが、ようやく仕事も軌道に乗ったころ、彼女にばったり会う機会がありました。
私は彼女の助言を聞き入れなかったわけですから、離婚して以来、なんとなく連絡が取りにくくなって、そのままになっていました。
ばったり会って、ちょっとバツが悪くなって、早くその場を立ち去りたいと思いながらも「お久しぶりです。その節はお世話になりました。」と早口に言いました。
すると、彼女からは思いもよらない言葉が返ってきたのです。
「ずっと、謝ろうと思っていたことがあったのよ。直接会えてよかったわ。
ちょっといい?実はね、、、、。」
彼女は周りをきょろきょろ見回して人のいないところに私の手を引いて移動しました。
え?なんだろう?と思っているとささやくような小声で
「私ね、あなたを霊視した時、どうやらダークサイドと繋がってしまっていたのよ。太いパイプでね。
それで、全然違う情報を言わされていた時期があってね。
後になって気づいたのよ。時々ね、そういうことがあるのよ。当時、自分では気づけなかったの。
あの時、あなたと旦那さんのことをツインソウル、って言ったけれど、本当はそうではなかったのよ。
ツインソウルではなかったの。
ごめんなさい。
今も、結婚しているんでしょう?」
と心配そうにおっしゃいました。
「いいえ。実は、すみません。私達、あのあと別れたんです。」
と私は言いました。
すると、彼女の顔がパッと明るくなって、
「そうなの?!あー、良かった。ほんとに良かった。あなた、自分で決めたのね。間違いなかったわ。正しい決断を自分でされたのね。」
とおっしゃったのです。
これが、私の実体験です。
先ほど、私も占いを活用しながら自分で決断してきた、と言ったのは、この経験があったからです。
迷っている時ほど、誰かに「これが正解だよ」と言ってほしいのはわかります。
でも、誰もその決断に責任は取ってくれません。
そのことを伝えたかったのでこの話を書きました。
私の占い、霊視が当たっていた、ということを言いたいのではありません。彼女を責める気持ちもありません。
ダークサイドのことは、自分なりに理解しています。
伝えたいのは、
自分が出した答えを、それがどんな答えであっても、正解にしていく「姿勢」の話です。
私の人生は決して誰かに自慢できるような人生ではありませんが、もちろん元旦那さんとも喧嘩をしたし、傷つけあったし、つらいことも沢山ありましたが、自分が自分に誇れるように努力してきたつもりです。
人生は自分で決めたことを正解にしていく旅路だと思っています。
迷うのは当然です。私もそのことは痛いほどわかります。
でも、人生の舵は誰にも渡してはいけません。自分の船は自分で操縦するのです。
人生の地図を描いて、助けてもらいながらも、自分で動かす。
自分の人生の舵取りは自分でやるから、うまくいった時に楽しいのではないでしょうか。
そして、それくらいの強い意志があってはじめて、人生というのは自分の思い通りに動いていくものだと実感しました。
ついでに言いますと、
自分がこういうエネルギーになっている時こそ、石は本当に力強く、同調してパワーをくれます。
それが、「引き寄せ」の正体です。
しつこいようですが、もう一度、言います。
幸せになってはいけない、というのではありません。
自分らしく、ありのままに生きることは素敵です。
何かに縛られて我慢して生きることはつらいことです。
ただ、その自分の生き方に心から納得していなければ、ありのままではあるけれど、苦しいでしょう。
幸せになる過程が誰かを傷つけるものであれば、同時に自分の自尊心をいつの間にか傷つけます。罪悪感を持ちながら、その苦しさは自分で全部引き受けることを覚悟しなければ、こういう恋愛は続きません。
人はみな、自分を大切に扱いたいという本能があります。
自分を大切に扱いたいのに、誰かを傷つければ、その自覚があればあるほど、脳内にその事実は残り、体験として自分を傷つけるのと同じ作用が意識の中に芽生えます。(相手に暴言を吐けば、脳は「主語」を認識しませんから、無意識下で自分に暴言を吐いているのと同じことになります)
そして、その苦しさこそが今世での「学び」そのものの場合もあります。
カルマ的に前世での課題もあるかもしれません。前世では自分が不倫される側だったかもしれません。今世ではその逆、という場合もあります。(占いやスピリチュアルカウンセラーのもとではこういうお話もされると思います)
ただ、スピリチュアル的にそこを追求するのであれば、過去に自分がやったことの回収として今世で自分が苦しくても仕方がない、という発想は止めていただきたいと思います。
苦しい自分をOKとしないでほしいです。そのために過去世を知らされたわけではないからです。
自分の人生は自分で選べます。
「かわいそうな」(かわいそう、と自分が自分に思うならのかわいそう)自分であり続けることを選んでいるのはあなた自身です。
「彼から離れるのがつらい」
「こんなに愛している」
「彼と離れたらどうなるかわからない」
いろんな不安もあるでしょう。
でも、それは自分が心から笑顔で幸せに暮らすために「かわいそう」な暮らしを選び続けることは未来、果たして本当に幸せなことでしょうか。
好きだから一緒にいたい、と思うことと、不安だから別れない、というのは似て非なるものです。
未来の自分は「今の行動」が作っています。
未来とは今の連続なのです。ある日突然に「未来」がやってくるわけではありません。
素敵な未来なんて、実は存在しないのです。あるのは常に「今」だけです。
今の幸せだという気持ちがあるから、未来も幸せになるのではないでしょうか。だからこそ、未来が素敵になると「自分が」確信できるのではないでしょうか。
あなたを本当に幸せにしたいと相手が願うなら、今、どんな形であれ、あなたを不安になんかさせないのではないでしょうか。その不安に寄り添ってくれるのではないでしょうか。
あるいは、あなたを不安にさせないために精一杯頑張っている彼の方法があなたには伝わらない方法でやっているから、あなたは不安になるのではないでしょうか。
目の前にその人がいるのに、なぜ、本心を聞いて、今後のことを話し合わないのでしょうか。無意識に聞きたくない言葉を避けているからでしょうか。
どんなに遠く離れていても、会えなくても、ちゃんとまるでそばにいるように安心させてくれるパートナーも世の中にはいるのです。
なぜ、その人はあなたを安心させてくれないのでしょうか。いや、あなたは目の前でその人と何度も会っているはずなのに、安心できないのでしょうか。
お互いに、どういうつもりなのか?
もう一度、話し合ったほうが健全です。
疑心暗鬼、猜疑心、自己肯定感を減らす行為はあなたをどんどん老けさせます。
心が健康ではないからです。
鏡をご覧になってください。
今、どんなお顔をしていますか?
彼と出会って、益々綺麗になっている、これが「恋愛」している時に起こるミラクルのひとつです。
もし、疲れた顔がそこにあるなら、彼とちゃんと一度お話をしてください。
これははっきり言います。
あなたが何百回、何千回、占いに行っても解決しません。
あなたが何百個、何千個、石を買っても解決しません。
あなたが自分で人生の方向性を決めない限り、定められた宿命の中で翻弄され、ネガティブな思考に引っ張られて、変えることのできるはずの未来を自分から放棄しているのと同じことなのです。
いつまでも他人のせいにしている自分から目を覚ましてほしいと思います。
どんなに占ってもいいから、誰かに相談してもいいから、最後は「自分で答えを出す」ということをしてみてください。
不倫をすることが悪いことだとは思いません。
相手の状況によっては、それによって相手の家庭も含めてお互いが救われることもあるからです。(言い方をかえれば、外にいる彼女の存在が心の支えになって、「家庭」という組織を円満に継続できると考える男性もいます)
こんな話があります。
家庭で彼の話を奥さんが聞いてくれないからということが理由で喧嘩を繰り返す夫婦がいました。
そして、心が満たされない夫は外に彼女を求めました。
結果、彼は奥さんと話をあまりしなくても、外で精神的に満たされているから、家庭では喧嘩をすることが減ったそうです。
「君のおかげで、うちの家庭はうまくいっているよ。ありがとう。」
彼は彼女にそう言うと優しく抱き寄せました。そして、まもなく奥さんは妊娠をしました。
彼女はとても悲しい気持ちになりました。
彼のことは好きだけれど、フェアーでない気がしていました。
独身の彼女は、彼と会うのがだんだんとつらくなりました。
彼が嬉しそうに奥さんと家でどんな話をしたかを話す頻度が増えていったからです。
奥さんが彼の話を聞かないのには理由がありました。責任感の強い奥さんは子育てに必死でした。家事も仕事も完璧にやらなければいけない、と毎日手を抜くことなく食事を作るなど、毎日、頑張っていました。夫のことは嫌いになったわけではなく、ただ、話を聞く余裕がなかっただけなのです。
彼女は彼のことを本当に好きだったので、奥さんと仲良くしていることに嫉妬の感情が湧いてくると同時に彼が幸せそうにしているのが嬉しかったそうです。
「私の役割は終わった。」
そう考えた彼女は、自分から身を引くことに決めました。
アンフェアーな状況を「私はいいように利用されているんだわ」「許せない」と思うのであれば、その恋愛はどの道続かないでしょうし、誰のためにもならないのでやめたほうがいいでしょう。
不倫というのは、そもそもが「都合のいい」関係なのです。
そのことを理解せずに、「どうせ私のことは遊びなんでしょ?」と相手を責めるのはナンセンスです。相手からしても、「どうせ俺のことは都合のいい暇つぶしなんだろう?」と返されるのが想像できます。
不倫に限らず恋愛で悩んでいて、夏休み前などで、もし、ナーバスになることがありましたら、是非、相手と一度腹を割って話し合ってみてください。
相手が話し合いを避けるようなら、真剣に考えていないということなので、それまでの相手です。
あなたのことが心から好きで大切に思っていたら、必ず、必ず、あなたの言葉に耳を傾けてくれるはずです。
どんなに醜くても泣いても、叫んでも、ちゃんと伝えたほうがいいです。
あなたが今、何を考えていて、何が気に入らなくて、何を不満に思っていて、これからどうしたいのか、その人との未来をどう考えているのかを、きちんと伝えるべきです。
そして、もし、あなた自身がその話し合いから逃げたとすれば、いつかまた、同じような状況がやってくるでしょう。
これは予言ですが、脅しでもなんでもありません。
宇宙の法則ではそうなっているからです。
あなたが乗り越えるべき課題は、あなたがうまく回避したと思っても、必ず、形を変えて目の前にやってきます。
なぜなら、それはあなたが今世で自分で自分に課した課題だからです。
そして、その彼も、また同じように課題を持って、あなたと出会っているのです。
どんなお役目であなたと出会ったのか、彼の目線で考えてみると答えがでることもあります。
ソウルメイトという言葉に引っ張られてしまうこともあるかもしれませんが、ソウルメイトだからといって必ず、結ばれるとは限りません。むしろ、そのタイミングを選んで、何か共通の課題を協力してクリアするために出逢うこともあります。
その場合は、課題がクリアされたら、自然と離れていきます。別れの時というのがあります。
さっきの身を引いた彼女の話がまさに、そうです。
それから、離婚を考えている方へ。
不確定な未来に50歳過ぎての離婚を考えるのはよく考えた方がいいです。
先ほど書きましたが私は離婚を2回経験しています。1回目は20代、2回目は30代ですが、女が1人で生きていくと言う事は、どれほどの苦労があるのかと言うことを覚悟しなければなりません。
自分の体も衰えてきます。
子供たちの心、そしてこれまでお世話になった親族の事など、周囲からいろいろなことを言われる覚悟も必要です。
「ご祝儀泥棒」と冗談で友人に言われることなどまだ軽すぎるほうで、辛辣な言葉を言ってくる人もいます。
幸い、私は実家が近かったこともあり、子供2人のことに関してはずいぶん親兄弟に助けられました。
女が1人で生きると言う事は、そんなにたやすくふわふわしたものではありません。
旦那さんがいないと言うことで、どれほど馬鹿にされるでしょうか。仕事でなめられるでしょうか。男女平等とはいえ、それがまだまだ現実です。
私は離婚したばかりで子供達と寝ている時、ふと、不安が襲ってくる夜が何度もありました。
この先、この子達を育てていけるのだろうか?
スヤスヤと眠るわが子の寝顔を見ながら、ふと、恐ろしいことを想像する自分がいました。
今すぐ、階下へ降りていき、キッチンの引き出しからあの一番切れる包丁を持ってきて、この子達のそのか細い喉を掻き切って、自分も死ねたらどんなに楽だろう。5分もかからずに、楽になれるだろう。
疲れているのに朝まで眠れず、夜が明けて空がやっと白んでくるころ、その妄想もようやく影をひそめるのです。
そんな夜が予告もなく、ふいに何度も訪れるのです。
隣で助けてくれる主人はもういません。
手を伸ばせば、すぐに触れることのできるまだ小さな手を握りながら考えるのです。この温かい柔肌を、幸せを、どういうわけか手放すことを考えてしまう。
幸せになるために離婚をしたのに、生きることで精一杯になる。
生きているのか死んでいるのかさえもわからないくらいに、前が見えなくなる日もあるのです。
それが、シングルになるということの現実です。
ご主人と別れることで、きっとそれまで自分が守られてきたことを実感するはずです。
今の幸せを手放してまで離婚する価値はどれぐらいあるのでしょうか。離婚をしなければならないほどの理由がどれぐらいあるのでしょうか。
子供に手をあげたり、自分も暴力を振るわれたりして、身の危険を感じるようなご主人だったら、それは大きな理由になるでしょう。
別れたかったタイミングで恋人と出会いがあり、キッカケになったというのであれば、その恋人にすがるのではなく、自立して食べていけるようにすることが先です。
恋人のせいにしてはいけません。
他人はあなたの人生に責任を持ってはくれません。
離婚した途端に、彼が冷たくなった、というケースも聞く話です。
どうか、一時の感情で判断せずに、3年は様子をみることをおすすめします。
ただ、本当に離婚したほうが良いケースもありますので、よく考えて、そして計画を立てて、ひとつずつ自分の心を整理しながら進めていかれるのが良いと思います。
今回もとても長くなりました。
恋愛、結婚、離婚に悩んでいる方にすこしでも何かヒントになればと思い、書いてみました。
質問コーナーに書きにくい話題ですので、私のほうからあえて書かせていただきました。
シェアしないでください、という言葉とともに、こういったお便りが数件寄せられたというのも理由です。こんなに沢山悩んでいる方がいらっしゃるのに何もできないという自分の不甲斐なさにここ数日、考えてこんでいました。
カウンセリングが再開できなくなったので、申し訳ない気持ちもあります。
本当は直接お会いして、お顔を見ながらカウンセリングの中でお話したいと思いながら、あなたが「目の前に座っていらっしゃる」ということを想像しながらお伝えしたいことを書きました。
今、これを読んで胸が痛いと感じる方がいらっしゃいましたら、きっと、相手と話し合うタイミングが近いうちにやってきます。
考えをノートに書いて、整理しておいてくださいね。
私の予感は当たります。
どうぞ、冷静に、そしてあなたが納得にいくように、ちゃんと相手に伝えてくださいね。
そのときは、怒らないで、泣かないで、むしろ、笑顔で乗り切ってください。
本音を話すのは緊張すると思います。でも、きっと、今話しておいてよかったと、後で思うはずですから、怖がらず、チャレンジしてくださいね。
人生は自分にとって少しハードルの高いことに挑戦することで、たくさんの幸せの種を手にできます。
あなたなら、きっとできます。信じています。
だからもう、「エマさん、死にたいです」なんて言わないでください。
「いくら石を持っても何も変わりません」なんて言わないでください。
「どうせ、私の気持ちなんて誰もわかってくれない」なんて言わないでください。
私もカッコ悪いけれど、あちこちぶつかりながらも今も「しぶとく」生きています。
誰もわかってくれなくても、いいじゃないですか?
私がわかっているから、それでいいじゃないですか。
いつもここにいるから、もう泣かないで、顔を上げて、美味しいものでも食べて元気をだしてくださいね。
あなたの人生が光り輝きますよう、たくさんの幸せの花が咲きますように心より応援しております。
つらくなったら、またお便りください。
あなたがどんな結論をだそうとも、私はあなたの味方です。
本日も最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました。