スピリチュアルカウンセラーのエマです。
突然ですが、質問です。
あなたはどう思いますか?
離婚って、恥ずかしいですか??
今日はこのことについて書いてみたいと思います。
目次
離婚は恥ずかしくない
これから離婚を考えている人も
これから離婚を仕掛けていく人も
これから離婚でいくら慰謝料が発生するのか調べている人も
自分の人生、相手の人生を考え、良い未来に向けての手段として「離婚」を選ぶなら、
その行動は恥ずかしいことでもなんでもないと思うんですよね。
これは、私が離婚経験があるから言っているのではなく、
そういう経緯で離婚をした方は、私のクライアント様では全員、その後、
自分で幸せをつかんで今のパートナーさんと幸せに暮らしています。
大事なことなので、もう一度言います。
自分と向き合って選んだ選択肢が「離婚」であったというだけで、
それ自体は恥ずかしいことではない、ということです。
恥ずかしいのは夫婦不仲の原因を知ろうとしないこと
みなさん、がまんしているんですね。
そのほとんどの妻が、旦那さんが。
苦しいのに、モヤモヤしてるのに
がまんして、じっと何も言わなかったり、気づかないふりをしてみたり。
でも、がまんはやっぱり続かないものなんですね。
続かないとどうなるか?
ぽっかり空いた心の隙間を埋めようと外に目を向けてしまいます。
だからと言って、それは「悪なのか?」ということですが、
結果的に、
外にパートナーを作ることになったとして、
その事自体には「良い」も「悪い」も他人が判断できることではなく、
本人が「そうしたい」と思うのであれば、それはその人にとっての答えなのですよね。
(もちろん、リスクも想定内)
ただ、
その「答え」に至るまでに
どれだけ自分に、パートナーに向き合ってきたか、というプロセス、
それをしていなければ、それは
「恥ずかしいこと」と言わざるを得ません。
だって、一時的に問題から逃げてるだけですから。
そんなので浮気の相手をさせられてる相手にとっても、迷惑なだけです。
解決する方法を探すこと、相手の心の声、ましてや自分の心の声を
一切無視して「がまんをし続ける」、「外に逃げ場をつくる」という方法しかとらないということですから、
これはもう、恥ずかしくて恥ずかしくて人には言ってはいけませんよ。
「離婚」の前に〇〇しなければこの2つの信頼を失う
「離婚」というのはただの手続きのことです。
だけど、みんな「離婚届」を出すか、出さないか?に悩んでしまいます。
はっきり言いますと、
根本的な問題を解決していなかったら「離婚届」を出しても、
現在の状況は何も変わりません。
あー、耳が痛いですね。
でも、がまんして聞いてね(ここだよ、ほんとの「がまん」する場所は)。
むしろ、いろんなものを失ったり、名前が変わったり、という外側の変化にさらに心労は増えるばかりです。
ちっとも事態はよくなりません。
以下の二つは、問題解決することに向き合わない限り、「離婚届」を出しても出さなくてもいずれ失うもの。
パートナーとの修復のチャンスを失う
実は恐ろしいことに、
頭が、ずっと「離婚」のことを考えていたら、いつかきっと、必ず、離婚します。
怖いですね、オカルトです。
だって、脳の構造、ってそうなってるから仕方ないのです。
「焼き芋」のことを考えていたら、
他の誰よりも真っ先に「焼き芋の看板」を見つけ、
「焼き芋」の匂いに敏感になり、
「焼き芋」が売られていたら、目ざとく見つけます。
黄色いものを見て、よだれがでます。
そして、いつ「焼き芋」に出会っても買えるように小銭を用意しておくでしょう。
それくらい、「頭の中を占めているもの」は身体を勝手に動かしてしまうのです。
昔、受験勉強の時に、漫画本は手の届かないところに隠すとか、テレビのリモコンに触らない、とか、
やりませんでした?
あれって、見ちゃったらもう、勉強の手が止まっちゃうのを無意識にわかっているから
自分で遠ざけるんですよね。
「よし、ドックフードは隠したぞ。」
頭の中に好きな人が今、何してるだろう、と思うとそれだけで何も手につかなくなる恋を皆さん、さんざん経験したと思います。
だから、頭から「離婚」の文字を消して、
「仲直り」の文字に書き換えることをしないと、あっという間に「離婚」へまっしぐら。
猫、まっしぐら。くらいの、モンプチくらいの威力があります。ハイ。
修復のチャンスを潰すことでしかないので、
まだ、相手に向き合ったり、自分と向き合っていない人は(逃げている人)は、
「離婚」の文字はひとまず、横に置いといたほうが賢明です。
「焼き芋」のことは考えるのをやめる!!
のと同じように。
はっきり言って、「離婚」するのに5分も待たせませんから、お役所さんは。
いやー、実にテキパキとしたもんです。スムーズなもんです。
「受領しました」の一言であっという間に完了します。
アプリのダウンロードの方が遅いくらいです。
あれ、一瞬「お疲れさまでした」に聞こえるのは不思議ですけど(余談)。
離婚「するする詐欺」は周囲の信頼を失う
もうこれは、うちの息子の「宿題やるやる詐欺」と一緒なのですが、
周囲も疲弊させる「するする詐欺」。
「旦那がー、〇〇でムカつくから別れちゃおうかなー。」
こんな実例があります。
ある職場で、新人の若い女の子が入社しました。
子どもは幼稚園の子、二人。可愛い盛り。
で、ある時職員の一人が気づきます。
「顔のアザ、どうしたの?」
よくよく話を聞くと、旦那さんが殴るそうで、
ズボンをめくると、身体中にアザ、アザ、アザだらけ。
それも、その日だけではなくて、頻繁にアザを作って出社。
周囲には、
「離婚したいんですよね、むかつくんです」
と言うので、小さなお子さんのことを心配して
「仲直りしたほうがいいよ」とか「いざってときのために証拠写真を撮っておいたほうがいいよ」とか、
毎回、心配していました。
半年くらい、そのアザの度に、周囲はその愚痴を聞いてあげて、真剣に考えてあげていました。
夫婦のことなので、あまり口出しはできませんが、若い彼女の未来を思ってのことです。
ある日、アザを見かねたお局様が
「大丈夫?別れたほうがいいんじゃない?話し合ったの?弁護士紹介しようか?」
と聞きました。
彼女はポカンと口を開けて、「へ?」という顔をしています。
そして、
「あー、いつものことなんで。気にしないでください。私たち、仲良くしてるんで。」
と。
その日から、周囲は彼女がアザを作って愚痴をどれだけ言っていても、
旦那さんと仲良くなるために「プロレスごっごをしているんだ」と思うことにしました。
猫がじゃれ合っている感じですね。
そう、もはや誰も真剣に彼女の愚痴は聞かなくなりました。
「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」、とはきっとそんな状況を誰かが言ったのでしょう。
問題は、彼女の「愚痴」を周囲は不憫に思ってなんとかしてあげたかった。
しかし、彼女自身は「離婚」をほのめかして、愚痴を聞いてくれる周囲を巻き込んで困惑させているだけです。
自分の問題なのに、それに自分が向き合わないで愚痴ることがどれだけ自分本位なのかは
きっと、気づいていません。
そして、きっと周囲の人は決して声には出しませんが内心、こう思っているはずです。
「そういうタイプの男性が好きなのね。」(もう、趣味の世界)
問題はここから。
実はそんな結婚生活をなんとかしたい、と本心では思っていた場合、
やはり、自分たちの喧嘩の原因を見つけてなんとかしようと思わないことには、
ずっと、この負のループの中、自分が疲弊し、周囲も疲弊するのです。
無意識に「するする詐欺」を繰り返している方、本当の問題をみつけてみましょう。
案外、自分にあったりするものです。そこ、ポイントね。
向き合うことは勇気がいるけれど、そこ、頑張っている人は素晴らしいです。
それでね、
さっき、「愚痴」って言ったけど、吐き出すことって
実はとっても大事でストレスが軽減されるのね。
人に話すことで頭がスッキリして、整理されることはよくあるの。
でも、「愚痴」は吐き出すことはとても大切だけど、
それよりもっと大切なのは
「誰に」話すか?ということ。
ここを間違えるとおかしな方向に行くから気をつけてね。
問題を解決する気がなくてぐちぐち言ってるだけは迷惑な話だから論外だけど、
本気で向き合おうと思ったら、
ちゃんとしたカウンセラーさんか、親身になって冷静にアドバイスしてくれる人のところに行かないと、
人は主観でモノを言うので(経験で個人的な感想で)、
結局、解決できないまま、さらに混乱するだけ、という場合が非常に多いです。
だって、本質は他人は「答え」を持っていないからね。
自分の答えを引き出してくれる相手に話さなければ、
いつまでたっても問題は解決しないからね。
相談された側も、相談者に正しい質問をしてあげないと
とんでもない方向に行きます。
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「あいつ、サイテー。別れたい。」
「別れちゃいなよ、どこが最低なの?」
「最近、仕事の帰りが遅くて、なんで遅いのか聞いても何も答えないんだよね。安月給のくせにさ。」
「最悪の最悪!自分勝手だね。絶対に、浮気だよ。なんでそんな男を選んだの?」
「そりゃ・・・優しいところがあるからだよ。」
「それ、ぜんっぜん、優しくないじゃん。貴女の事、考えてないじゃん!!別れちゃいなよ。」
「ほんと、サイテー。明日家、出てくわ。自分から。他に男探すわ。」
「そうしな、そうしな、ウチにおいでよ。私一人暮らしだし、彼氏いないし!!」
・・・・・
事実はこうでした。
彼が遅くなる時に彼女に何の用事なのかを言えない理由がありました。
それは、彼女が前々から欲しがっていた高級バッグをクリスマスに
サプライズでどうしてもプレゼントしたかったからです。
彼女の喜ぶ顔が見たくて、仕事が終わってからも
夜のアルバイトに行っていました。
彼はそれをどうしても秘密にしておきたかったのです。
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その後の展開はご想像にお任せします。
離婚も復縁も恥ずかしくない
ここまで書いてきましたが、
離婚て、恥ずかしくないでしょ?
だって、自分と相手の人生に真剣に向き合ったら、
それはどういう結果になろうとも、幸せへの第一歩。
他人の目線という物差しで考えていたら、それは不名誉なことかもしれません。
でも、他人の目線がどんなに評価しようとも、
自分の人生には一ミリも関与しないんです。
もし、関与するほど影響力のある他人がいて、その他人に何らかのリスクを与えるなら、
その人に相談すればいいだけの話で、
自分の人生になんの責任も負っていない他人の言う事や目線は、
考えなくていいということです。
たぶん、「恥ずかしい」と意見する人がいるならば、
その人はその人がなにか貴女の離婚によって不都合が発生するからです。
その人は自分の事しか考えていないからです。
極端に言えば、貴女が離婚することでその人が「恥ずかしい」思いをするからです。
(例えば、田舎で両親が恥ずかしい思いをする、という思い込み)
そして、同様に「再婚」だって「復縁」だって、恥ずかしくない。
まとめ
結論としては、貴女が考えに考えてパートナーととことん話し合って出した答えが
結果的に「離婚」「復縁」になっても決して、恥ずかしくもないし、誰も傷つかない、ということです。
未来は無限に変えられます。今からでも、幸せな結婚生活をやり直せますし、
新たにパートナーを得て、新しいスタートを切るのも素敵なことです。
「自分が幸せになることを優先して」真剣に向き合えば、
最終的には
自分の周囲も、家族も、友人も、愛する人たちみんなを笑顔にできることを忘れないでくださいね。
だって、みんな貴女のことを大好きな人たちは、
貴女があなたらしく笑顔でいてくれることが、最高に嬉しいはずだから☆
貴女を想ってくれる人はそんなことでは貴女を嫌いになったりしないし、
貴女から簡単に離れたりしない。
かっこつけなくていい。貴女は貴女のままでいい。
私が、保証します。だって、私はそんな貴女の味方だからね。
今日はこの辺で。