こんばんは。エマです。
先日、お客様から
「エマさんのエネルギーをパワーストーンに入れてください!」
と言われました。
「え?」と聞き返すと
「よく、天使のエネルギーを入れてもらったとか、アチューメントとか言うじゃないですか?エマさんのエネルギー入れたらいい事ありますか?」
とおっしゃいました。
今日はその辺のことについて、それが良い悪いということではなく、私なりの見解を書いてみたいと思います。
パワーストーンは記憶する
まず、パワーストーンは人の念や場所の空気感などその場のエネルギーを記憶するものだということを覚えておいてください。
私は石の声を聞くことができますが、石に話しかけた時にときどきその石がいた場所の言語で答えたりします。英語とか、古いどこかの国の言葉、あるいは面白いケースですと「方言」です。その石を持っていた方が方言で話していたと思われます。
よく、「川の石は拾ってきてはいけない」と言います。
これは川というのは霊が集まりやすい場所なので、その霊魂が石に宿りやすいためです。
石をご神体にしたり、墓石に使ったりするのも石がそこのエネルギーもしくは持ち主のエネルギーを記憶してなんらかの役目を果たすということが言えます。
ですから、よくパワーストーンを使う前に「浄化する」と言いますがこれは石そのものに付着した念を払ったり、余計なエネルギーを取り除いたりして無垢の状態に戻す作業です。
パワーストーンは地中から掘り出されて持ち主の手元に届くまでに、いろんな人の手を渡ってやってきます。ですから、「浄化」は非常に重要な作業です。むしろ、一番重要と言っても過言ではありません。
私の扱うパワーストーンも必ず、セージの葉やクリスタルで浄化してから発送しています。
パワーストーンをどう使うか理解する
さて、「念」や「エネルギー」を記憶する石をどうするかですが、まず浄化されたパワーストーンは持ち主の手元に届いた瞬間から(厳密にはもうすでに意識下では持ち主の手元にあるのでその瞬間から)持ち主のエネルギーに同調するよう働き始めます。
私の観察ではだいたい2週間ほど身に着けていると持ち主のことを話してくれます。(もちろん、持ち主が許可している内容しか話しませんが)
パワーストーンは持ち主にとって最適になるようにいつもサポートしてくれます。いわば、仲間のようであり兄弟とも言えるパートナーです。
石は「そのパートナーとなる石をどう使うか」についての持ち主の意思を尊重します。
例えば、
・魔除けのお守りとして
・困った時のサポートをする話し相手として
・癒しの石として(ヒーリングの道具)
・サイキック開発のため
・アクセサリーとして
などです。
持ち主がどういう気持ちで石を持つのか、ということはしっかり石に伝わります。
パワーストーンにエネルギーをいれるということ
パワーストーンにエネルギーを入れるということは、それらのことを理解した上で
どんなエネルギーを入れ、どんな事に使おうとしているのか
がはっきりしていないと意味がありません。
例えば、今、甲子園をやっていますが
甲子園球場で応援をする時に応援チームが全員おそろいのTシャツを着ていたとします。あなたも、応援席に座るとそのTシャツを渡されました。
あなたはそのTシャツを着ると、着る前よりも「応援したい」気持ちが高まりませんか?
それは、「あなたはこの高校を応援するチームの一員です」と烙印を押されたようなものです。そしてあなたもそれを喜んで受け入れることでより集中して熱を込めて応援できます。
天使のエネルギーにしても、神様のエネルギーにしても誰かのエネルギーにしても、その石にエネルギーが宿るということはあなたのエネルギーに同調する前にその〇〇のエネルギーというTシャツを着て、あなたの手元に届くというわけです。
あなたがその〇〇のエネルギーをとても重要視していて、そのエネルギーに触れていたいならそれは素晴らしいパートナーストーンとなるでしょう。
しかし、よくわからない〇〇のエネルギーを入れてもらったとしたら、たいして野球に興味もないのに甲子園に野球大好きな友人に連れて来られて、〇〇高校の応援席に座らされてみんなと同じTシャツを着させられ、友人に「あれ?なんで応援しないの?」と聞かれるような体験をするようなものです。
石とすれば、「〇〇高校を応援したい」ということを聞いてあなたのもとにやってきたのに「あれ?」となりますし、あなたとしても「いや、たいして〇〇高校のファンでもないし」となりますね。
パワーストーンそのもののエネルギーを発揮させてあげる
浄化された素のパワーストーンは、パワーストーンが持つもともとのエネルギーを発揮しやすい状態になっています。
本来は〇〇のエネルギーを入れなくても、そもそも石は生きていますから石のいる環境によって、もともと持っている力を発揮できるようにできています。
環境というのは、「石が元気でいられる」環境なら石本来のパワーがより強くなりますし、「元気でいられない」環境なら(邪気が多い)、定期的に浄化してあげないと石が疲れてしまいます。
まとめ
「〇〇のエネルギーを入れることが必要かどうか?」
は石を使う人の用途や意図によって判断することが、石にとっても持ち主にとっても良い関係を築けます。
特に「〇〇のエネルギーを入れたい」などの気持ちや目的がない場合は石を自然な状態で自由にさせてあげるほうがより石本来のパワーが宿り、元気になり、仲良くなれます。
個人的な見解としては、
まず、石本来のエネルギーや癖をしっかり確かめる意味も含めて、まずはまっさらな状態の石を感じるのがおススメです。もし、〇〇のエネルギーが必要なら石に慣れてきてから、信頼できるところで〇〇のエネルギーを入れてもらうという順番でも遅くはないはずです。
そして、〇〇のエネルギーはあってもなくても、石は石として精一杯あなたをサポートしてくれます。
人生のパートナーとして石たちと末永く仲良くできますように、お祈りしております。