こんにちは。
エマです。
大事なものをなくしてしまった!
落としてしまった!
置いてきてしまった!
など
なくしたものを見つけたい時、
一瞬、パニクりますよね。
私は
かつて、
失くしたものが12時間後に
家の前に
そっくりそのまま
戻ってきた経験があります。
それは
あることをしました。
今日はその事について
書いてみたいと思います。
その時のことをまず、お話しますね。
長いです(苦笑)。
あれは
娘が4歳、息子がまだ0歳の時。
私は育休中で
その日は母と4人で
スーパー「カスミ」に
夕食の材料を買いにいきました。
買い物を終えて、
店内の隅に休むスペースがあったので
そこの椅子に座って
お茶を飲んでいました。
すると
娘が
「トイレに行きたい」
と言いました。
そのスーパーのトイレは
その休憩スペースから
1番遠い建物の隅にあり、
ひとりで行かせるには
心配、
私は8ヶ月の息子を抱っこしたまま
娘をトイレに連れて行きました。
トイレから出てくると
そこに
沢山の荷物をカートにのせて待っている母の姿がありました。
そのまま駐車場に行き、家に帰りました。
その日は実家で夕飯を一緒に食べることになっていました。
家に着いて、少ししてから
「お母さん、私のバッグは?」
「知らないよ?」
その時、頭が真っ白になりました。
娘をトイレに連れて行く時に
オムツやら何やら入った
大きな肩かけのトートバッグを
椅子に置いてきてしまったのです。
母が側にいるから、また戻ってくるから、という頭でいたので
母にバックお願いね、とも言わずにその場を離れたのでした。
母がバッグを持ってきてくれているものと勝手に思い込んでいたのです。
すぐに
「カスミ」に電話をして
事情を話しました。
バックを置き去りにして
すでに1時間以上経っています。
お店の方が見てきてくれましたが、バッグはありませんでした。
バックの中には
家の鍵、車の鍵(その時は母の車で来ていたので使わなかった)、免許証、クレジットカード、保険証、現金7万ほど(車の保険支払い用に準備していたもの)、オムツなど。
とにかく、貴重品全てといっていいくらいです。
とりあえず、カードを止めて、警察に連絡して現場に戻りました。
やっぱり、ありませんでした。
警察官とスーパーの防犯カメラを確認すると、母がその場を離れた後、
残された私のバッグは椅子の上にしばらくありました。
映像をそのまま見ていると
その15分後くらいに
年配の女性の人影が写り、バッグを持ち去るところが映しだされました。
しかし、人物を特定できるほど鮮明ではありません。わかるのは年配の女性かな、というくらいでした。
警察官とスーパーの植え込みを暗い中、30分ほど探しました。
バッグはありません。
あきらめて、帰りました。
母が作ってくれた夕飯は
喉を通りませんでした。
主人に車で実家に迎えにきてもらい、帰ってきて、泣きながら事情を話しました。
玄関の鍵も変えないといけないね、車も鍵をなんとかしないとね、と話をして
眠れない夜を過ごしました。
ところがです。(ここからがミラクル大どんでん返し!)
次の日の朝、7時前に
電話が鳴りました。
声の主は女性で
「あなたのカバンを拾いましたので、今から届けます」
と言うではありませんか。
「え???????」
と私が言葉を返す前に
そう言って電話を切ると5分もしないうちに
その女性は自転車で家の近くにやってきて、
外で待っていた私に
「はい、川に落ちてたよ」
とバッグを自転車のカゴから差し出しました。
かなり年季の入ったさび付いた自転車のカゴから出てきた私のバッグ。
間違いなく、私のバッグでした。
その時、どうして私の家の電話番号がわかったのか?聞きました。
免許証、保険証などには電話番号は書いてありません。
すると
バッグに入っていた葉書を見たというのです。
思い返せばたしかにそうでした。
私は学生の頃から
作文や和歌や俳句、川柳などを雑誌や新聞に投稿するのが趣味でした。
何度か新聞や雑誌に載り、賞状をいただいたこともあります。
大人になっても好きなことはどんなに忙しくても苦にはならず、子供が寝た後に書いていました。
その時も、その俳句か何かに応募しようとポストに入れるために持ってきた葉書がバッグに入っていたのです。
住所、氏名、年齢、電話番号。
お決まりの情報。
それが書かれた葉書を見て、電話をかけてきたと言い、「お財布の中はもともと空っぽだったよ」と言うなり、慌てて自転車を漕いで行ってしまいました。
「御礼がしたいので、お名前と・・・」
私の声は届いたかどうか、もたもたしているうちに、あっという間にその老婆はいなくなっていました。
我に返って
バッグの中を確認すると、
たしかにお財布の中に現金はありませんでした。
先ほど7万円と書きましたが
3,000円ほどをお財布に、
残りは封筒に入れてありました。
そして、
封筒のほう(6万いくら保険用)はそのままそっくりありました。
大量のオムツに紛れて、封筒がわからなかったのかもしれません。
なくなったのはお財布の中の3,000円だけでした。
何よりもバッグが戻ってきたことで、もう、誰が盗んだとかどうでもよくなるほど嬉しかったです。
もし、その女性が盗んだとしても、わざわざ電話をかけてきてくれて、自転車を漕いで私の家近くまで届けてくれたのです。
私の不注意で置いてきてしまったバッグを一晩大事に預かって、届けてくれたと考えれば3,000円では足りなかったかもしれない、とさえ思いました。
ありがとう、と伝えたかどうか、後になってそれが気になりました。
さて、
こんなに長く書いてしまいましたが
その夜、眠れない私は
何をしたか
ということです。
私は
眠れない間、ひたすら「念じて」いました。
「どうか、盗んだ方の心に私の困っているという気持ちが届きますように」
「どうか、盗んだ方の良心に届きますように」
そう、祈りました。
私は子供の頃から
見えない世界に触れてきましたから、
「念」
の恐ろしさは知っています。
そして
「念」
は人を殺すこともできると思っています。
(実際、身近で見聞きしています)
「念」
は恐ろしいことに使われると怪談などでは紹介されますが
「念」
そのものは
ただのエネルギーなので
どんなエネルギーを乗せて使うか、ということです。
良いエネルギーを乗せて使えば
良いことにも使えるのです。
例えば、(すぐ、横道それてすみません)
よく言う「行ってらっしゃい」は
その人を守る言霊(念が込められた)のエネルギーです。
その言葉は
その人を温かなエネルギーで包んで、邪気が近づいたりしないように防御してくれます。
「行ってらっしゃい」
「頑張ってね」
「ありがとう」
良いエネルギーをもつ言霊で、これらに念を込めればさらに強く働きます。
実は
なくしものを見つけるサイキックの使い方は
この「念」の力を利用します。
なくしものをした時に
その「もの」に
意識を向けてしまいがちですが、
「もの」は
動けないので
その
「もの」の近くにいる人に
念を送ることで
その人が動いてくれて
手元に戻ってくることがあります。←ここ大事です。テストにでます(笑)
私はこの方法は
誰かに教わったわけではなかったのですが、
見えない世界をずっと見てきて
「念」を使うことは有効だと思っていました。
そして、やはり、
この経験によって「念」の力を確信したのも事実です。
余談ですが、
こういう仕事をしていると
時々、
「エマさん、大事なものをなくしました。
どこにあるか、霊視してください!」
と言われます。
本人は
パニクっているので
お困りなのはよくわかります。
夜中3時に電話で
「飼い猫が出かけたまま、帰ってこない。
どこにいますか?」
と聞かれたこともありました。
霊視するのも
正直、とてもエネルギーを使います。
その人の見ている世界まで意識を飛ばして、その人の目となり、見るわけです。
ですから、霊視してあそこにあるよ、いるよ、
とカウンセリングなどで目の前にお客様がいれば
その時は
トランス状態に入っているついでに
話す事もありますが
遠くにいる場合は
私はお祈りします。
見つかるように
その人がなくしたものの側にいる人に
「どうか拾ってください」
「交番に届けてください」
と
念を送っています。
同時にその「もの」にも
同じように念を送っておきます。
といっても、
基本的には
なくした本人の念のエネルギーのほうが
即効性があり、強いので
ご自身でなさるのがベストですよ♪
(「なくしたものを見つけてください」のお問い合わせには、ごめんなさい?
返信などご遠慮させていただきます、そのかわり、ご自身でできる方法をこの記事に書きましたのでやってみてくださいね)
数年前に
「お気に入りの帽子を落としてしまったの。
でも、人混みでどこで落としたかわからない。」
とお客様が電話をかけてきました。
目黒に住んでいる方で
都会で
もう出てこないだろうと思っていましたが、
私は
今ここに書いた「念」のお話をしました。
私もお祈りしました。
すると、
次の日
彼女が元気な声で電話をかけてきました。
「見つかりました!
交番に届いていました!」
帽子が交番に、です。
帽子を交番に届ける人はあまりいませんよね?
でも、
その時にその帽子(たしかその時はベレー帽)が落ちているのを見た人が
「これは交番に届けないと!」
と思ってくれなかったら
交番まで
足を運んでくれなかったら
きっと戻ってはきませんでした。
帽子をなくした彼女が
一生懸命に祈った結果、
帽子を通じて
「それを見つけた人に」
「交番に届けてほしい」というメッセージになって届いたのだと思います。
私は
このパターンで
なくしものが見つかるケースを
何度も
体験しています(お客様のケースも含めて)。
そして、
人はありがたいですね。
見えなくてもちゃんと通じる、
だから
良い言葉を使うことや
ありがとうという気持ちを持つことは
運を良くすることそのものだと思っています。
そして、
自分だけではなく、
いつか反対の立場になっても
誰かの役に立てるはずなのです。
道端で「帽子が泣いている」
そんなふうに
見えない言葉や
聞こえるはずのない言葉を
キャッチして
動けたら
どこかで笑顔が増えるでしょう。
遠くにいても
近くにいても
人は人と繋がっていて
温かな心で結ばれているものです。
そして、サイキック能力は誰にでも
もともとあるものです。
見えない力を
見える形にしてあげるのも
ライトワーカーのお役目のひとつなのだと思います。
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
ちなみに、もの探しの時にサポートしてくれるパワーストーンは
ラブラドライト、ムーンストーンです。
少しでもお役に立てれば、嬉しいです。