ペンネーム masamiさんからメッセージをいただきました。
エマさんこんにちは。
クリスマスイブの朝6時過ぎ、不思議な事がありました。
息子が仕事に出かけた後トイレに入りしばらくすると、玄関の方から鈴の音がするんです。家の間取り上、玄関から階段を上ったところにトイレがあるので、音がはっきり聞こえるのですが、あのシャンシャンという鈴の音。通り過ぎていくわけではなく、玄関の前でなっている感じで、そのうちフェードアウトして聞こえなくなってしまいました。
仕事から帰って来た息子に、朝のあの時間に人が通るか聞いても、見たこと無いと言うので、やっぱりあの白い髭の人だったのかしらと思っていますが、朝の出来事なので半信半疑です。
そのまま受け止めていいのでしょうか。
正直、本当にびっくりしました。
実は、私もこれとまったく同じ体験を子供の時にしています。
サンタクロースの正体は「霊体」だと思っています。
このことはクリスマスの時にお話しようか実は迷っていて、下書きをしていたのですがやはり私が感じることであり、なかなか検証するにも同じ体験をしている人がいないのでやめました。
もし、仮に体験していてもよほど霊感の鋭い方か霊格の高い方、きっと幼い子供たちだと思うので、長年の課題でした。
masamiさんからのメッセージに鳥肌が立つ思いで当時をことを思い出しました。
私が体験したことをお話します。これはもう30年以上ほとんど誰にも話していません。
クリスマスイブの夜中のこと。
ふと、目が覚めました。
時計を見ると、夜中の2時(正確には25日の2時)。
枕元の時計の隣に、父が置いたであろうクリスマスプレゼントがありました。
8歳でした。
私が寝ていた1階の部屋の隣は廊下になっていて、その廊下の雨戸の向こう側で鈴の音がしたのです。
一つの鈴ではありません。よくクリスマスソングに入っている効果音のあの複数の鈴の音です。masamiさんと同じ、シャンシャンというあれです。
私は布団から上半身起き上がった状態で耳を澄ませていました。
「外に、誰かいる。トナカイ?サンタクロース?」
どきどきしながら、じっと耳を澄ませていました。
「見にいこうかな。でも、こんな夜中に?怖い…。どうしよう。」
隣をみると姉がスヤスヤ眠っています。
「そうだ、お姉ちゃんを起こして、二人で見にいこう。」
そう思って姉を起こそうとしたとき、
私と廊下をはさんでわずか3メートル先、雨戸一枚の向こう側の音が
シャンシャンと音を鳴らして遠ざかっていきました。
しかも、空高く舞い上がるように音が離れていくのがわかりました。そのうちフェードアウトして、音が聞こえなくなりました。
あっけにとられて、ボー然と布団の上にいる私。
それから夜が明けるまで布団の中で耳を澄ませて、ずっと待っていましたがそのシャンシャンという音はもう戻ってはきませんでした。
これが私の体験したことです。
次の日、両親にその話をしましたが「空耳だ」「寝ぼけていたんだ」ということで話は終わりました。
学校の宿題にだされた日記にそのことを書いたら担任の先生から「素晴らしいご両親ですね。そこまで演出してくれるとはありがたいですね。」という内容のコメントで、がっかりした私は大人はわかってくれないとその時思いました。
子どもの頃から霊感が強く、不思議なことばかり話す私でしたので大人たちはいつも適当にあしらいます。
家の客間に田崎草雲という古い画家さんの遺影が飾ってあったのですが(祖父が古美術商をしていたので)、それが夜中になると目が動くんですね。
モノクロの写真なのですが、目が左右に「チラっ」「チラっ」と。
それも両親に話すのですが、「そうなんだ」で終わりました。7歳離れて弟がうまれたばかりで寝室がなく、姉と一時そこで寝かされていたので、怖かったです。そんな時のクリスマスの出来事でした。
内心「嘘なんかじゃない」「なんでわかってくれないんだろう」と思っていましたが、両親には「あまりよそではそんなことを言ってはいけない」というようなことを言われ、誰にも話さなくなりました。
今でも「これを話すと引かれるかな」ということはたくさんあるのですが。
今回、masamiさんからのメッセージで私の中で確信に変わりました。
サンタクロースはいると思います、ではなく、います。
サンタクロースは12/24からクリスマスにかけて霊体として、世界中を飛び回って子供達や家族を見守り、「愛」を届けてくれます。
そう思います。
masamiさん、私にとって素敵なクリスマスプレゼントになりました。ありがとうございました。