こんにちは。エマです。
カウンセリングでは8割が恋愛・結婚のご相談ですが中でもよくあるのがやはり「出会い」に関することです。

なかなか良いご縁に出会わない、という方が多いものです。
しかし、一方ではカウンセリングに来る度に恋人が変わっている方もいらっしゃいます。

あなたの周りはどうでしょう？
出会いがなさそうなのに、恋人が後を絶たない人っていませんか？

今日は、そんな羨ましい『出会い体質』になる方法のお話をします。

出会いがない時は自分の「感じる力」を上げること

結論から言いますと、出会いは自分自身に出会う準備ができているかが重要なカギになります。

その準備とは「出会いを感じる力」です。

なぜなら「自分が相手をどう捉えたか？」ということがその後に恋愛に発展するかどうかを決めてしまうからです。

出会いがないのではなく、出会っているのに気づかないことが本当の原因

出会いのキッカケに「職場」や「友人の紹介」、「サークル」といった声を聞きます。

誰かを初めて見た時に相手をあなたがどう捉えたかによって、関係性が変わってきます。

捉える=相手に対して自分がどう感じているのか

例えば、相手を「男性」としてみたのか「ただの友人として」みたのか（捉えたか）ということです。

そして、恋愛対象としてみた時に先ほどの「感じる力」が弱いと相手の本質的な部分に気づかずに表面的な「容姿」「学歴」「声の大きさ」などその場で確認できる狭い範囲で判断することになります。

その狭い表面的な判断で、すぐさま対象から外してスルーしてしまうと結果的に「良い出会いがなかった」ということになってしまいます。対象から外した人が対象人物として再び自分の恋愛対象として浮上してくるには、何か別の機会を待たなければなりません。そして、その機会はもう永遠にこないかもしれないのです。

出会いがない時に自分の中で何が起きているのか

では、どうすればスルーせずに相手を「気になる存在として」マークできるのでしょうか？

相手を「感じて、捉える」とはどういうことでしょうか？

例えば、出会いがないことを両親があれこれ条件をつけてうるさいから、とか友人が離婚していて苦労したからいい結婚のイメージが持てないということを理由にしている場合があります。
または、出会いがないのを自分の容姿のせいにしている場合もあります。「背が低いから」「可愛くないから」などです。または、出会いがないのを職業のせいにしている場合は「夜勤が多いから」とか「男性しかいないから」などです。

そのほとんどが思い込みなのですが。

「出会いがない」意識を「出会いばっかり」に変える事例

例えば、見るものすべてを「恋愛対象」と捉えたらどうでしょう。

ドラマを見ているように想像してみてください。

・朝起きて、犬を散歩していたら、前から歩いてきた同じ犬種の犬を散歩している人と目が合った・・・→挨拶をきっかけに友達になる。もしかして、タイプかも？毎日の犬の散歩が楽しみになった。
・ごみ捨てに行ったら、近所の同級生にばったり、昔よりイケメンになっていた・・・→同窓会開催に発展、恋人だった元カレと再会して、復縁。
・いつも行くコンビニに可愛い店員さんがいた→手紙を渡して告白、実は相手も自分を気にしてくれていた。両想い発覚。
・職場へ行ったときいつも売店のお姉さんに挨拶→気さくで話かけやすかったから仲良くなって、好きになり告白。
・職場に配達にくる宅急便のお兄さん。筋肉質な腕が超タイプ！→ぎゅっとされたい！好きになって告白。
・仕事帰りに寄る本屋さんにいつも自分と同じ時間に漫画を立ち読みしている男性がいる→何の漫画を読んでいるのかチラ見すると漫画の趣味が同じ。彼に興味が湧いて、お茶に誘う。

・・・などと、朝起きて仕事に出かけて帰るまでのシチュエーションでもいろんな場所でいろんな人に会っています。これは実際にお客様から聞いた体験談も含まれていますが、あらゆるところに出会いの種が潜んでいることがわかります。

出会いがないわけではないことを自覚すると見えてくること

だれしもよほどのセレブではない限り、ほとんど同じような日常生活だと思います。しかし「出会い」があるかないかの分かれ道において、「出会い」が多い人のケースでは恋愛に発展する準備段階でその日常生活の中で「相手にまず興味を持つ」ことからスタートしているのがわかるでしょうか。

では、どうしたら相手に興味をもてるのでしょう？

誰かが誰かに興味を持つには自分が相手に惹かれるものがないと興味はもてません。惹かれるということは「これは自分に関係があると感じる」ということです。

 

何にも感じなければ興味は湧いてこないのです。自分が痩せたいと思うから「痩せることに関係がありそうな」ペットボトルの裏側のカロリー表示が気になり、暑いと感じるから「温度調整に関係がありそうな」窓が気になるのと同じです。

恋愛対象になるかもしれないと思うから相手に興味を持ち始めるのです。

相手に興味が湧かない時は、「自分には関係がない」と無意識にあるいは意図的に判断した時です。この人は自分にとって「何かある」と感じるものが皆無の時です。

そしてさらに言うと、自分には関係があるのかないのかを測るセンサーが働いていない場合があります。

その場合は、「自分で自分のことが見えていない」「自分の事が分かっていない」など自分を置き去りにしているケースです。自分に関係があるのかないのかがわかるということは、自分自身が自分のことをよく知っているから判断できるのです。

出会いがない時は自分のセンサーを正常に機能させて、この「感じる力」を上げることが重要です。

感じる力は直感でもともと備わっていますが、疲れていると鈍くなります。子供が何にでも興味を示すのは高い感受性のためです。大人になるにつれ、先入観や偏見が邪魔をして「どうせこんなもの」とか「こうに違いない」と頭で考えて、興味を持って観察することすらやめてしまう人も多いものです。

誰かが言った偏見を鵜呑みにしたり、先入観や間違えた固定観念に縛られたりしていると「感じる力」が弱まっていきます。

出会いがない時は「自分らしさ」を取り戻すチャンスでもある

「自分に何か関係があるかもしれない」という「感じる力」を高めることは、見えないものを見る力を養うことに繋がります。

自分に関係があるのかをキャッチするセンサーを正常に機能させて「感じる力」を高めるには健康になること、自己治癒力を高めることです。具体的には自然の中に身を置いて心地よさを感じたり、身体に良いものを摂取したりして生命力を高めることを意識します。

海や山に行けなくても、地球の欠片であるパワーストーンを身近に置いて、その美しさに癒されたり触れたりすることもおすすめです。水晶は１ミリ成長するのに100年かかります。気の遠くなる歳月の痕跡がそこにあり、それだけ石には大地のエネルギーがたくさん詰まっています。石に触れていると何かしら感じるものがあるはずです。ふと浮かんでくるビジョンであったり、何か温かい感覚などがそれです。

また、折に触れアート作品などを鑑賞するのもいいと思います。目には見えなくても作家の魂を作品から感じ取ることができるでしょう。どんな気持ちでこの色にしたのか、そこにどんな意図があったのかに思いをはせることは実生活では相手の持つ意図やエネルギーなど目に見えない部分を見る力を養います。

まとめ

出会いがない時は「感じる力」を高めることが『出会い体質』になる秘訣です。

出会いがないと考える前に、本当は出会っているのに「自分には関係がない人」だと認識して目の前の人をスルーしてしまっている可能性はないかを疑うことをおすすめします。

相手のことを「恋愛対象として」感じたり、考えたりしたことがあるか？

もし、答えが「ノー」ならば今からでも遅くはありません。もしかしたら、その人の隠れキャラが最高に貴女好みかもしれません。感じる力を取り戻し、興味を持って観察してみることをおススメします。

キュンとなったら、それが「出会い」のサインです。

ちなみに「感じる力」が強い『出会い体質』の人ほど、「なんかわからないけど好き」と言います。

この「なんかわからないけど」が人生にはとてつもないミラクルを起こすことが多々あるということも最後に付け加えておきます。

素敵な出会いがたくさんありますようにお祈りしております。