こんにちは。
スピリチュアルカウンセラーのエマです。
よく、こんなことを質問されます。
「どうしたら見えない不思議な世界が見えるようになりますか?」
「どうしたら石とお話できますか?」
「どうしたら死んだペットとお話できますか?」
天使やお花の妖精などとどうやったらコンタクトをとるのか、その方法を知りたいと思う方は多いと思います。
しかし、実際に体験した人の感想はバラバラです。私の周りでも、
「震災が起こる前に花が一斉に『怖いよ』とざわざわしゃべりだした」
という方もいれば、
「今ちょうどお店に来る途中、車におばあちゃんを乗せてきてあげました。霊のヒッチハイクです。」
と言いながらお店に来た方もいらっしゃいます。
今日は、どうしたらスピリチュアルな能力を開花させ
高められるのかについて書いてみたいと思います。
目次
スピリチュアルな能力を高めるには本来の自分の力を取り戻すこと
スピリチュアル能力を高める一番の近道は、「ありのままに生きよう」というこの一言に尽きます。
最近はいろいろなメディアなどでもこのフレーズのみならず、「自分らしく」など同じことを言っています。これは、スピリチュアル的な視点で言うと「精神世界」を人間がどう受け止め扱うかが21世紀の課題になっている象徴です。このことは今後の未来にとても重要なテーマです。
スピリチュアル能力を開花させ高める前に、まず理解しておいてほしいことがあります。
スピリチュアル能力を高める「意味」を理解する
スピリチュアル的に重要な国「日本人」の立ち位置を理解する
スピリチュアルの世界では、日本という国はとても重要な位置づけになっていることもお気づきでしょうか。
21世紀に入り、日本はいろんな意味で物質世界から今度は精神世界の情報過多へ移行してきました。このことは、20世紀に多くの紫色の石が発見されたことでスピリチュアル的にも「これからは精神性を重要視する時代が来る」とすでに予言されていたことです。
20世紀になって発見された紫色の石の代表はスギライト、チャロアイトなどです。そして、スギライトの名前は日本人の杉博士の名前にちなんで付けられました。
日本人の名前が世界3大ヒーリングストーンの名につけられることも納得がいく理由があります。もともとスピリチュアルの世界で日本という国はとても重要な役目を担っています。「日が出ずる国」として古来より黄金の国JAPANと言われますが、日本がこれだけ小さな島国ながらも敗戦しながらも発展してこられたのは、良くも悪くも世界の中である意味選ばれた国だからだと言われています。八百万の神がいらして、神仏習合、クリスマスの日もキリスト教信者でなくてもお祝いしますし、こういった「無宗教」でありながらも毎年初詣には行くという信心深さは日本民族というものの奥深さの象徴でもあります。
『おもてなしの国』として、日本が今、注目されているのもこの「精神世界」を大切に身近なものとして無意識に生活している国民性が特徴的だからです。その礼節・律儀といった「目に見えない心の在り方」はこれまでの物質世界に重点をおいたものの見方に新たな角度からの光を差し込みます。
大震災で混乱する最中でも、食料配給に礼儀正しく並んで行列を作って待っている日本人の姿はメディアを通じて世界中を駆け巡りました。日本ほど駅や空港などにゴミが落ちていない国も、また時間に正確な国も他にないのではないでしょうか。
スピリチュアル能力を高めた後に何が起きるのか理解する
では、「スピリチュアル能力」を高めると何がいいのか?ということです。
それは私たち人間の使命として「人はなぜ生きるのか」ということにも繋がります。人間が生きることによって、「欲望」が生まれその「欲望」によって文明は発展してきました。石油を掘り、物が生み出され、その陰で紛争が起き、そして人々の生活は便利になればなるほどまた問題が発生する・・・。
必ず光があれば、影があります。光が強ければ影が濃くなるのが当然のことです。
スピリチュアルを理解するのには、この物事の原理原則をまず理解しておく必要があります。そして、その後に起こることも想定するべきでしょう。
先ほどの「光」を例にすると「影」を見る目を養うことこそがスピリチュアル能力を高めるということです。
そして「影」を認識して理解することは「光」もまた同じように理解することになります。この「光」と「影」を理解してこそ、目に見えない世界を本当の意味で理解したことになります。言い方を変えれば、スピリチュアル能力の高い人は「影」を察知し、「光」を認識している人です。だからこそ、普通の人が理解していない部分を別の角度からも見ているので「予知」ができたり「未来を見通す」ことができるようになるのです。
スピリチュアル能力を高めることは個人レベルでいえば、無理なく自然の形で自分の人生を自分の能力を最大限に活用しながらバランスよく生きる術を身に着けることになります。
世界レベルで言えば、この世界の「光」と「影」を一人一人が理解することでその役割を個人個人が発揮し、その結果、この世界のバランスが保たれることを意味します。
今、物質過多と人間の欲など「目に見える」ことに傾きすぎてバランスを崩した「影」がいろんな形で「目に見える」結果となっています。例えば、残念なことに日本は「精神世界を理解する代表的な国」の裏側で世界一自殺者の多い国でもあります。スピリチュアル能力を高める意義はそのバランスを崩した「影」を理解し、「光」を見直し、どうやって上手に「影」と「光」を取り扱うのかということです。
スピリチュアル能力を高めること=危機管理能力を高めること
「見える」「見えない」の差を聞かれることがありますが、これは一言でいえば「感受性が強い」のかどうかだけです。
たいして個人差はありません。
もちろん、もっと詳しく分析すれば人によっては「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」などどの分野に優れた能力を発揮するかの差はあります。それによって、見え方や経験の仕方は異なります。自分が何を得意とするかによるからです。基本的には「感じる力」のことを「スピリチュアル能力」と言ってもいいと思います。そしてそれはいくらでも開発できます。
この「感じる力」をいかに伸ばすかがスピリチュアルな能力を高めるカギになります。
つまり、「違和感」のことです。
そして、この感じる力(=違和感)をおろそかにしたり、無視をしたりして生活していると身体に変化が起きます。それがいわゆる「病気」です。
「病は気から」とはよく言ったもので、身体からのヘルプサインなのです。つまり、危機管理能力がなくなってきていますよ、このままだとエネルギーがなくなり、死に向かいますよ、という合図です。だから強制的に熱を出し、だるくさせて行動を制限します。身体の防衛本能で「気持ちは頑張ろうとしても」それをさせない仕組みになっています。頑張ったら、命が危ないからです。
ですから、精神的に落ち込んだ相手に「がんばるのはやめよう」「ありのままでいよう」というメッセージは温かく救われる思いがするのです。
血が出ているのに気づかないで走り続けようとしているわけですから、「血がでているよ」とだれかが教えてあげなくてはいけません。しかし、「血がでているよ」といっても本人は何のことだかすぐには理解できません。だから「ちょっと、一回、止まってよ」というメッセージが「がんばらくていいよ」という言葉として機能するのです。
鈍感になって暴走をしているのをやめさせ、「感じる力」を取り戻すことが病気を治す第一歩です。
スピリチュアル能力を高めるための具体的な方法
以下はスピリチュアル能力を効果的に高める方法です。
・なるべく日常生活で自然の音や触感を五感で感じる(寒さ暑さも含め肌で感じよう、外を散歩しよう)
・食べ物は人口甘味料などの添加物は避け、自然そのものの味を知り身体に取り入れる(消化が良くなり、基礎代謝もあがるので太りにくくもなる)
・太陽に当たる(1日15分でいい、体内のビタミンDと日光浴はカルシウムを組成して骨を強くする)
・洋服で直接、肌に触れる部分の素材は綿、シルクなど自然素材がよい(皮膚呼吸をしている大事なエネルギーが出入りするところ、柔軟剤や洗剤なども自然なものが本来よい)
・アクセサリーはプラスチック素材を避け(陽の気が強すぎる)、自然素材の石や木、綿、麻、貴金属ならシルバー925(シルバー含有率1000に対して925という意味)か10金~18金、プラチナの鉱物が身体に負担がなくエネルギーが上がる
・ヨガなど身体を動かす習慣で足の裏で大地を感じる
・電磁波がでる携帯電話、電子レンジ、ホットカーペット、テレビなどは極力使わないか遠ざけておく(観葉植物を置くとよい、スマホはスピーカーで話す)
・ペットを飼う(話しかけたり、触ったり)
・土を触る(ガーデニングなど)
・好きな人に「好きだよ」と言う、ハグをする、握手をする
まだまだ細かいことをいうときりがありませんが、ざっとすぐに実践できることを書きました。
細かいこと、というのは例えば住まいの壁は漆喰がいいとか、珪藻土がいいとか、床は杉板なら柔らかい踏み心地で癒し効果があるなどです。
先ほど挙げました事柄は私が実際に実践してみた結果、早く「感じる力」を取り戻すのに効果的でした。現代において、やはり便利なものや専門家に頼るというのは時間的コストを削減してくれますので、お願いできる部分は専門家にまかせて自分は先ほどの事柄に集中して無理なく実践するのがポイントです。
例えば、「身体に良い健康な魚を食べよう」として「自分が船をチャーターして海に釣りに行く」のではなく、専門家にお願いできるところは「お金」を利用して「健康な魚を見つけてきて食卓まで安全に管理する」目利きのプロ(=魚屋さん)にお願いしましょう。
そうして「感じる力」を取り戻すと、「これは何かいつもと雰囲気が違うな」とか「変な味がする」などの異変に早く気がつきます。
こういった危機管理能力は「見えない存在」に対してもわかるようになります。「あそこに誰かいる気配がする」「嫌な空気が流れている」「何かが起きそうだ」など、スピリチュアル能力が高い人が言う台詞が自然とでてくるようになるでしょう。
危機一髪で何かに救われる人というのは、この「カン」が働いているのです。
また、良いエネルギーの石と疲れた石の区別もつきます。触れた瞬間にわかるようになります。
まとめ
スピリチュアル能力の高め方はこのように自分がもともと持っている「感じる力」を蘇らせる作業です。
そして、スピリチュアル能力は特別な人に与えられたものではなくて、人間全員が基本的にもともと持っている能力です。赤ちゃんがお母さん以外の人に抱かれて「泣く」のもそれは「違和感」を察知しているのと同じです。
ただ、この能力を開発する上でひとつ最後に言っておかねばならない大切なことがあります。それは、「光」を知れば知るほど「影」も同じくらい知るということです。
つまり、物事の良い部分を知れば悪い部分もそれに付随して知ります。強く光が当たれば当たるほど、影も濃くなります。
世の中には「知らないほうがよかった」ということもたくさんあります。大人になればなるほど、物事を理解し自由が増す代償として「責任」が出てきます。それと同じように「見えない世界」を覗くことで自分の使命に気づいてしまったり、それによって運命が180度変わってしまったりする可能性もあります。
その事自体もまた、自分の内側でどうバランスを取るのかの課題が次にでてきます。新しい人生のステージに上がるのか、ここにとどまるのか、などです。実際にそれが「起業」とい形で現れる人もいれば「離婚」という形で現れる人もいます。いずれにしても共通することはスピリチュアル能力が高まる時は同時に「辛い経験」もしてしまう傾向があります。
なぜなら、今までいた「世界」から別の世界に行くことはワクワクしながらも一方で執着からくる苦しみも伴うのが人間だからです。そしてそれがすべて「違和感」という形でお知らせがくるのでとまどいながらも勇気をだして行動することを試されるからです。
もちろん、次のステージに上がった時にはこの上ない素晴らしい別世界が広がっていることは言うまでもありません。
「自由」と「光」をどう生かすかは、「責任」と「影」を理解したうえでどういった方向性で行動するのかということにかかってきます。それは結局のところ本人が「ありのまま」でいることでしか本当の答えは誰も知らないということも付け加えておきます。
スピリチュアル能力を開発されることで、人生により有意義に役立てられますことを心よりお祈りいたしております。
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参考記事
【スピリチュアル能力が上がるタイミングについて】