こんにちは。

スピリチュアルカウンセラーの冥賀都子（エマ）です。

皆さん、いつもブログを読んでくださいまして、どうもありがとうございます。

ご質問に回答させていただきます。

エマさん

いつも素敵な石を提供していただき、ありがとうございます！

以前より質問したいことがあります。
人形やぬいぐるみには悪い霊や動物霊が入りやすいと聞いたことがありますが、
天然石の置物で観音やガネーシャ、ユニコーンなど形のあるもの、目鼻のあるものの場合も同じでしょうか？
変な質問ですみません！
ご回答いただけたら幸いです。

（ペンネーム　asureさん）

 

今回いただきましたご質問について回答させていただきます。

 

見えない世界のことなので、とても不安に感じていらっしゃると思いますが、見えない世界も見える世界も原理は同じで、しっかりと因果関係があります。

 

見えない世界にも法則があります。

 

よく、「スピリチュアルは怖いもの」

ということが言われますが、実際はそうではありません。

これから書く内容については、怖いものではありませんので、そこはご安心ください。

見えない世界も見える世界もまったく同じ事象が起こっています。

私達の生きている世界は怖いでしょうか？

怖い場面もあれば、素晴らしい場面もありますよね。

ですので、今日はそのことについて「エネルギー」という観点から書いていきたいと思います。

 

まず、結論から言いますと見えない世界では

「形をしたものにはエネルギーが宿りやすい」あるいは外部からも「エネルギーを宿しやすい」です。

これは良いとか悪いとかではなく、まず、そういうものだという理解が必要です。

形があるものには、形によっては自然と宿りやすく、また外部からも意図的に宿しやすいです（意図的に、というのは誰かが目的を持って操作する、ということ）。

 

例えば、球体というのは物質そのものにエネルギーが集中しますので、自然のエネルギーが宿りやすいですし、意図的にも人為的にも宿しやすいです。

それからピラミッドは「意図的に、人為的にエネルギーを宿しやすくした（集中のエネルギー）」例ですね。

遺跡には宿りやすい形を使ってエネルギーを利用しようと意図して作られたものがいくつもあります。メキシコのティオティワカンのピラミッドやイギリスのサークルストーン、モアイ像もそうなのだと思います。

また、例えば「人の形」をしているものがあれば、それを特定の人に見立てて、そこに向けて恨みのエネルギーをぶつける人もいるかもしれません。いわゆるそれを「丑の刻参り」といって、夜中に藁人形に・・・というのはそういった人の形を利用した一種のストレス発散方法です（ということにしておきます、書くと長くなります。「呪術」でもありません、修行をしていない人は「術」を使いこなせずにただのカルマを作る行為になります。これをやると自分にいつか返ってきますので、やってはいけないことのひとつです。因果応報、の法則が働きます。）

 

そして、

形に関係なく、その素材に宿るエネルギーもあります。

 

例えば、木。ご神木と呼ばれる木には神様が宿っています。

それは木という生きたエネルギーと神様のエネルギーが共鳴し、さらにはその土地のエネルギーが木を育てているわけですから、神様のエネルギーがその場の「気」と同じならば宿りやすいと言えるでしょう。

土地も同じです。

「イヤシロチ」と呼ばれる場所はいろんなものが栄え、そこに住む人は生き生きとします。

「ケガレチ」は「気が枯れる」「穢れ（けがれ）」から名づけられていますが、その場所にいるとどんどん元気がなくなる土地です。

これも、大地のエネルギー、地形的なもの、人為的なこといろいろ原因がありますが、土地という地面に宿るものです。

 

ですから、

 

・「その形だから」宿っているもの、宿せるエネルギー・・・意図して作られたものに多い

・その形に関係なく、もともと宿っているもの（生きていれば魂も含めて）、宿せるエネルギー・・・自然の素材に多い

 

この二つのエネルギーを理解する必要があります。

 

私達人間も、魂が肉体に宿っているわけですから、形に関係なく、魂が宿っているエネルギー体と言えるかもしれません。

 

話がそれますが、もともと宿っている魂があって、本来の魂の望む生き方ができていないと「生きづらい」と感じるわけですが、これも先ほどのエネルギーを「宿せるもの」という視点で言い換えれば、幼少期に親に教わった価値観はある意味、外部から宿されたエネルギーとも言えます。

 

同じ親から生まれた人間でも、同じように育ちません。付き合う人や環境によって、エネルギーが変わっていきますので行動も変わります。

 

「あるがまま」「自分らしく生きる」

 

というのはこの世に生まれた後から外部によって植え付けられた価値観やエネルギーを自分から切り離して、本来の自分に目覚めましょう、自由になりましょう、という意味です。

 

 

ご質問にありました、

 

「天然石の置物で観音やガネーシャ、ユニコーンなど形のあるもの、目鼻のあるものの場合も同じでしょうか？」

 

につきましては、やはり、宿りやすい石という素材、外部から（自分の念も含め）宿しやすい形状、ということになります。

 

・石という素材自体はエネルギーが宿りやすい

 

です。

 

良いエネルギーの場所にあれば、良いエネルギーを帯び、悪いエネルギーの場所にあれば悪いエネルギーを帯びます。

 

そして、実はエネルギーそのものに良い悪いはなく、エネルギーはただのエネルギーです。

 

見る人の価値観によって「良い」「悪い」と言います（使う人が言います）。桃太郎にとって鬼は敵ですが、鬼の子供にとっては桃太郎は親の仇（かたき）となります。立ち位置によって「良い」「悪い」は変わります。

エネルギーは

水と同じように、ただ、（見えない）物質としてそこにあるもの、です。

 

例えば、植物にとって水も多すぎれば「悪」になり、適度であれば「良」になります。

 

水は良いものでも悪いものでもなく、利用する人や目的によって、「良い」場合もあれば「悪い」場合もあるというだけです。

 

石をご神体とする神社などがありますが、石の性質を活用したもので、それは古来より人々が見えない石の性質を理解していたからだと思います。

 

ですので、

 

悪いエネルギーを宿そうと思えば、そういうエネルギーのところに置いておくと、重苦しいエネルギーを帯びる可能性はあります。

 

ただ、石や木は生きていますので、石や木が元気であれば、（元気、というのは本来持っているエネルギーが正常に働いているという意味）そういったエネルギーを寄せ付けないパワーはあると思います。

 

私達も、どんなに劣悪な環境で育ったとしてもそれを自分で克服し、困難に打ち克って、人生を切り開いていく人がいます。例えば、環境に負けて、薬物に手を出して身体をボロボロにして人生を台無しにしてしまう人もいるかもしれませんが、本人の意志でそれは避けられることです。

 

話を戻します。

 

■石→エネルギーを宿しやすい

 

だからこそ、石そのものがいつも浄化されていて、石本来のエネルギーが発揮される状態であることが大切です。

 

さらに、どこにあったか、誰が持っていたのか、どんな管理をしていたのか、は石のエネルギーを大きく変化させる要因になります。

 

石をリーディングすると、石の管理されていた情景が浮かぶことがあります。

石は「記憶」する、と言われますがまさに体感として私もそう思います。

 

■形あるもの→特定の「念」が移りやすい、その形にすることで特別な効果を得られやすい

 

良い意味でも悪い意味でも「形」があることでそこに特別な感情を持つ人がいます（先入観、価値観も含めて）。

 

良い使い方をするならば、自分が好きな形であるほうが「愛着が湧く」というものです。

パワーストーンの一般的な活用方法はまさにこれと同じように、石に願いを託すことで自分のモチベーションが上がり、やる気や元気が湧いてきます。癒しの道具として使うこともでき、気持ちのオンとオフのスイッチ代わりに使うこともできます。

 

 

悪い使い方をすれば、「執着」の元になります。

 

例えば、別れた恋人が使っていたものを思い出すようなものや形ならば、自分の悪いエネルギーを引き出してしまうかもしれません。

 

反対に、大好きなペットの形見ならば、それを見る度に元気がもらえます。開運の魔法の宝になります。

 

 

 

そういう意味で「この形を持つと悪いことが起こるかもしれない」と感じるものは石でなくても持たないほうが良いと思います。

 

石の場合は、

石のそういった「宿しやすい」性質があるという理由から、「定期的に浄化をしましょう」ということになります。

 

基本的には嫌な感じがしたり、石が疲れているように感じたりした時には「浄化」をしてあげることで石が元気になりますから、大丈夫です。

 

元気なら、悪いものを寄せ付けません。

 

私達も元気なら、ウィルスが体内に入っても病気が発症しませんよね。

 

対処の仕方を知っていれば、怖くありません。

 

私も石を扱うという仕事をしていますので、なるべく、良い気をまとった業者さん、場所（土地）から石を買い付けるように気をつけ、さらに私自身も定期的に神社仏閣や自然のパワースポットに行き、自分を浄化するようにしています。

 

今回のご質問への回答としましては、

運気を上げる縁起物として存在しているものであれば、それだけで良い「気」を帯びますので大丈夫です。

さらに持ち主さんが

石を見たり、触れる際に「良いことがある」というポジティブな感情や自分が心地よいと感じるエネルギーをまとって扱うことで

石がどんどん輝いて、石本来の力が発揮されます。

そうすることで、邪気を遠ざけ、形があっても悪いものが石に宿ることはありません。

むしろ、石がエネルギーを発して結界を張り、悪いものから守ってその場を清浄な空間に保ってくれます。

古代の神殿はそういった人間の「祈り」と石の持つ本来のエネルギーで聖なる場所、空間を維持していたのです。

そういう意味でも本当に石は魔法の道具で、個人レベルでは石のエネルギーを使うと人生が飛躍的に豊かになります。

石をうまく使いこなすには

ネガティブな感情が湧いてきても、それを打ち消して、ポジティブな感情でいることも大切です。

恐怖が湧いてきたら、そのままにしないで、

「今、なぜ怖いのか？」

とい原因を突き止め、知ることが大切です。

 

皆さんのお役に立てましたら、嬉しいです。

asureさん、ご質問をどうもありがとうございました。

本日も最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました。