こんばんは。
エマです。

明日は七夕ですね。

一年に一度、織姫様と彦星様が天の川を通じて逢瀬が許される日。

伝説は諸説あるようですので、こちらをご参考に。
http://www.astroarts.co.jp/special/2012tanabata/legend-j.shtml

『七夕』って、とっても、ロマンチックなイメージがありますね。

一年に一度、大好きな人に会うために
私が織姫だったら、楽しみすぎて日めくりカレンダー作って、
指折り数えて待っているだろうなぁ。。。

でも彦星がプレイボーイだったら、、、！！！

と思うと、いてもたってもいられないのが女心ですね。
（カウンセリングでの相談内容で多いのも、彼の気持ちを知りたい！というのが多いです）

残念ながら、プレイボーイじゃない保証はないです。

ひょっとしたら、365日中の364日くらいは他の女性に浮気している可能性がありますね。

でも、織姫様って、余裕です。だって、彦星様に「また会いたい」と思われているから。

えー。なんでそれがわかるの？

って？

だって、会いたくない人に会う時間、もったいなくないですか？

でも、毎年会っているんだから、それは「会いたい」証拠です。

人は、不安を作り出す生き物。でも、『事実』だけみれば

それ杞憂だということもわかるはずです。

と、まあ、伝説の人を主人公に考えて仕方ないので、

ちょっと現実的に考えてみましょう。

今は、瞬時につながるLINEやメールがありますので、離れていても距離を感じなくなっている時代です。

逆に、距離を感じないだけに相手との関係をおろそかにしたり、反対に相手のプライベートタイムに土足で踏み込んで嫌われてしまうなど、相手の顔が目に見えない分、精神的成熟度が露骨に出てしまうご時世です。

とはいえ、誰だって好きな人からは「また会いたい」と言われたいものですね。

というわけで、

今日は、この「距離感」と「会いたい気持ち」についてです。

 

カウンセリングで、

 「彼が浮気してたらどうしよう！」

というご相談、よくあります。

あるいは

「嫌われているのかしら？」

と不安になってしまう女の子。

そんなとき、まずは、

 事実はどうなんですか？

っていうお話をさせていただきます。

たとえば、

一日、連絡がとれなかった・・・。

予測として、

１、 誰かと浮気していて都合が悪いから連絡をよこさない
２、 携帯が壊れてしまって通信できない
３、 やんごとなき事情にてそんな時間ない（例えば、怪我をしたとか）
４、 単に電池が切れていてそれに気づかない
５、 携帯をどこかに置き忘れてきた、なくした
６、 動物園で携帯をパンダにとられた

など、ちょっと考えただけでもこれだけ理由があげられます。

なのに、すごい剣幕で

「なにしてたんですか！！」

って言ってしまう人いますが、はっきり言って、うざいです。

「あなたに関係ないでしょう！！」

と、まあ、相手との親密度にもよりますが、喧嘩になっちゃいますよ。
だって、相手にだって事情があるわけですよ。四六時中、その人からのメールなどにかまっていられるほど義理もないかもしれません。トイレに行ったり、ご飯作ったり、子供を塾に送っていったり、クリーニング取りに行ったり、犬の散歩に行ったり、友達とランチに行ったり、仕事中だったり。

ここには明らかに、その相手との

温度差

が関係しています。

好きな人

だったら、嬉しくて速攻返したりするのも億劫ではないけれど、

そこまで親密でない人

だったら、そりゃあ、後回しにしてしまうかもしれません。

ここで、勘違いしてほしくないのは、後回しにされたからと言って
「嫌われている」ということではありません。

その人の時間の中で、優先順位として低かった（他にすぐにしなければいけない用事があって、対応できない）というだけです。行動の傾向として、「好きな人」を最優先したいのが人間の心理ですが、事情による、ということを理解してください。

でね、なんでこんな話をしているかといいますと、

めんどくさいから、携帯とかアイホン捨てちゃいましょう！！

なんてことは言うつもりはなく、（ま、実際、めんどくさい時ありますけどね。個人的には糸電話なんか復活させたら、世の中もっとゆっくり時間が流れるのでは、と思いますが。冗談です。）

皆さん、いかに相手の時間に入りこむか？
みたいなことを考えてしまいがちなのですが、

相手の時間は相手のものなので、
そもそもこちらではどうにもできないんです。

ならばですよ、

こちらから

「会いたい人」「連絡をとりたいと思わせる人」になるのはいかがでしょう？

という作戦です。

今も昔もですが、
自分に欲しいものがある人は「どうしたらそれが手に入るのか？」を日々考えています。

急に、芸能人になってブレイクする人が稀なように、
学生時代から

オーディションを受けたり、ボイストレーニングを受けたり
あらゆるアプローチをして何年も下積みしている人が多いですね。

先日、「北川景子さん」のセーラーマーズ（セーラームーンの実写版）姿をたまたま見つけたのですが（あどけなくて可愛かった！！）、そうやって頑張ってコツコツやってきています。

なのに、「あいつー、ちょっと美人だからってお金目当てで元総理大臣の孫をたぶらかしたに違いない」
とかその人の一部だけみてやっかむわけです。実に浅はか・・・。

頑張るのがいいとはいいません。頑張ってもどうにもならないものはどうにもならないから。

でも、どうせ頑張るなら、正しい方向性で（変えられないものを変える努力は無意味）納得のいく努力のほうが、たとえそれが叶わなくても、自分らしくて満足なのではないでしょうか？

他人なんて、そもそも変えられないのですから。
自分が変わるほうが手っ取り早いです。

でね。

ここで

「また、会いたくなる人の３つの要素」というのがあるので、
シェアしますね。

今日、一番伝えたかったことです。

「また、会いたくなる人の３つの要素」

１、 一緒にいて楽しい人
２、 一緒に成長できる人
３、 大事にされていると思える人

「また」というのがポイントですよ。

いいですか？

回数を重ねるたびに増していくのが愛情です。
その反対もしかり。

会うたびに、「また会いたい」と思ってもらえたら嬉しいですよね。

せっかく会えたのに、会う度に「もう二度と会いたくない」と思われたら悲しいですね。

ここで質問。

貴女は、恋人に会う度に（恋人がいない人は友人で考えてみてください）

誰かの悪口をぐちぐち言ってませんか？（＝楽しくない）

彼氏の悪いところを指摘して、プライドを傷つけたりしていませんか？（＝成長を阻害する、やる気をなくさせる）

約束したのに、約束の時間を忘れたり、間違えたり、
ましてやエッチの時に違う人の名前なんて呼んだり、比べたりしていないでしょうね？（＝大事にされているとは到底思えない言動）

織姫様は彦星様と一年に一度しか会えません。

どんな会話をするでしょうね。

きっと、楽しく、お互いに次に会うまでに成長できるような、そして「好き」という気持ちが素直に伝わるような、そんな会話をしているはずです。

貴女が今、恋人や好きな人がいたとして
明日も明後日も同じように会える・・・そう信じていても、

今日という日は二度とやってこないという意味では、

織姫様たちと何も変わりません。

一回、一回の逢瀬をどんな気持ちで過ごすか？

そして、そこまで一日を一緒に大切に過ごそうと思える相手ではないならば、
求めるパートナーが違うのかもしれません。

幸せな恋愛をして欲しいから、あえて言わせていただきます。

また会いたいと思う気持ちが二人の愛を育てる原動力になります。

素敵な七夕になりますよう、心からお祈りしております。

今日はこの辺で。