エマです。
ペンネーム tarakoさんよりメッセージをいただきました。
エマさん、こんばんは。
先日の脳と言葉の関係、なるほどと思いながら読ませて頂きました。
実は『エンパス体質』という言葉は知らなかったのですが、もしかして自分は『エンパス体質』なのかもとエマさんの記事を読んで気づいたのですが。以前からブレない自分、他人に影響されない自分を目指していたのですが…職場に愚痴悪口ばかり言っている人間がいます。かなり影響力を持っており、いわゆるマウンティング女子ってやつなのですが、毎日毎日愚痴悪口を聞かされて体調が悪くなることもしばしば。
でも今の職場は目指していたところなので辞める気もありません。(もちろん大半はとてもいい人間の集まりです!)
毎日耳から入ってくるネガティブ言葉との闘いです。
これが私のエネルギーを消耗させます。また私は福祉職ですが、カウンセラー的な役割を持つこともあります。このカウンセリングの際に共感力が強い為に涙がぼろぼろ溢れてしまうこともあります。
私の味方をしてくれる石さん(ソーダライトさん、ガーデンさん)を着けて自信も少し持てるようになりましたが、共感力も一層強くなってきたように感じます。(これはいまの石と関係あるのか解りませんが…)
余談になりましたが、本当にネガティブ言葉を聞くのは辛く嫌な気持ちになりますね。愚痴悪口は言う方も聞く方も幸せを引き寄せないと思います。それに気づくか、気づかないか。
自分自身も浄化しながら頑張ってみます。
あと、エンパス体質の人間がサイキック力の強い石を持つとどうなるのか知りたいので、また機会があったら教えてください。
実はレインボームーンストーンペンダントが気になっておりましたが、私が持つと更に感じる力が強くなってしまうのかと心配でした。今日のものは売り切れのようですが、少し前に販売されたムーンストーンペンダントが気になっていました。長々と失礼しました。
いつもエマさんには色々教えて頂き、とても勉強になります。更に石についてもっと知りたいです。
すっかり私の『心理学』と『石研究』の時間が増えました(笑)おやすみなさい☺️
私が思うに、福祉関係のお仕事に就かれていらっしゃる方は「エンパス体質」かむしろ対極にある「鈍感力の強いタイプ」かどちらかに極端に分かれる気がしています。
私も20代から約10年、病院に勤務しておりましたが、基本的に皆さん「優しい」というのが根っこにあります。「優しい」というのは性質の話で「優しい」けれど性格が「意地の悪い」人ももちろんいます(笑)
「エンパス体質」ですと、どうしても痛みを共感するどころか「共有」までしてしまうので意識的に引き込まれないようにしないと疲れますよね。
ご自身で「エンパス」だと分かっていれば大丈夫です。
そして、おっしゃる通り、適度に常に「浄化」をすることが重要ですね。
ご質問の件ですが、エンパス体質の人がサイキック能力を上げる石を持つとどうなるかということについて書いてみたいと思います。
まず、この件に関しては「メリット」と「デメリット」について理解する必要があります。
「メリット」は一瞬にしてその人の状況・心境が手に取るようにわかるという事です。悲しい、辛い、痛いなど、あるいはもっと進むとその人の生い立ちや家庭環境、兄弟の有無まで(その人が情報をあえて隠す意識がなければ)わかるようになります。
「デメリット」はやはり、ネガティブな気持ちをその人から受け取りやすいことです。
仕事の場面で、「今、どうなのか?」という洞察力を必要とされる職業の場合はとても有利な能力です。しかし、一方、うまく浄化や気持ちの切り替えができないと仕事以外の時間にも(プライベートな休日など)影響してしまいます。
能力を生かしつつ、デメリットに対する対策をするのが良いと思います。
デメリットに対する具体的な対策はご自身が「どうしたら、気持ちを切り替えられるか?」という方法を独自で見つけるしかありません。人によっては趣味に没頭することであったり、一人で旅をすることであったりと様々だからです。
気持ちを切り替えることが苦手な場合、『理性』の力を使うこともひとつの方法です。
tarakoさんが興味を持ってくださった、「心理学」の技を使います。人間は「理性」を持っている生き物です。
1960年代に提唱された「脳の三位一体理論」というのがあります。いわゆる人間の脳は「反射的な爬虫類脳」「情動的な哺乳類脳」「理性的な人間脳」の3つの性質によって進化をしていて、外的要因に対するストレスには「理性的な人間脳」を鍛えることだと言われているんですね。
具体的に言いますと、
「Aさんの嫌な感情を無意識に受け取ってしまった」→モヤモヤする(生存に関わる反射的な爬虫類脳が危険を察知している状態)
ということが起きたら
「嫌な感情」を情報として受け取り、「Aさんは○○の時によく、不機嫌になりやすい」と自分の中でデータ化してしまうことです。
Aさんを『おこりんぼさん』などと自分の中だけであだ名をつけて、こういうタイプという情報のデータとして扱うことでAさんから受けとってしまった感情を処理します。
仕事をより円滑にできるようにするための目的に変えて自分のデータにするのです(人間脳が働くいている状態)。
目的を持って、ストレスとなる事柄の捉え直しをすることで人間脳は鍛えられます。
tarakoさんがいろいろ試してみて、即効性のある対策を見つけるのが先決です。エンパス体質のつらい症状を緩和するヒントはこちらの記事に書きましたので是非、ご自身に合ったやり方を見つけてくださいね。
【エンパス体質のつらい症状を改善する方法】
いつもご愛用ありがとうございます。お役に立てれば嬉しいです。
<参考記事>
【エンパス体質の特徴がわかる決定的な3つの場面】