【新しい季節に決めたこと】
灰色の空
低く雲が垂れ込めた
あの日
あなたが彼女を選んだ時
ほんとは
とても辛かったよ
たぶん
あなたにはどれだけ伝えても
届かないと思ったから
言わなかったけど
顔で笑って心は大雨
出会いがあれば終わりがある
それは
初めからわかっていたこと
だからこそ
出会わなければ良かったと
思うような恋にだけはしたくなかった
いま春一番が吹いて
季節は巡る
出会った季節がまたやってくる
どんなに強がっても
いつも心の中にはあなたがいて
新しい恋でもしたいけど
それもなんだか
気が進まなくてね
だから
好きでいようと決めた
思い出がモノクロになるまで
私は私で生きていく
あなたはあなたで生きていて
輝く季節の香りをのせて
春風が心地よく
頰をなでていく
私はもう大丈夫
愛することの素晴らしさを
知ることができたから
poet by ema
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〜人生の答えが見つかる〜
天然石エメラルドエマ
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