スピリチュアルカウンセラーで天然石アクセサリー作家のエマです。
パワーストーンと出会ってしばらくすると必ずこういった疑問が湧いてくるものです。
・パワーストーンブレスレットって、石の組み合わせってどうなっているの?
・パワーストーンを複数持ちたいけれど、相性など、どう組み合わせたらいいのかわからない。
私は2011年にパワーストーンブレスレット専門店『エメラルドエマ』をオープンして以来、パワーストーンブレスレットに関してだけでもこれまでオーダーメイドブレスレットを含めて15,000本以上をデザイン、製作してきました。もちろん、石の効果を最大限発揮できるよう、デザインだけでなく石にもこだわり、エネルギーをひとつひとつをリーディングして選び、海外からも自分で買い付けております。
石は一つとして同じものはありません。色や形による目に見える違い以外にも産地などによるエネルギーの違い、さらには「どこにいたか?」「誰が作ったか?」「誰が所有していたか?」によってもエネルギーが変化していき、とても神秘的です。
今日は、天然石アクセサリーデザイナーとして初心者でもわかりやすいパワーストーンブレスレットの作り方をお伝えしたいと思います。
そして、
「どうせパワーストーンブレスレットを作るなら石の意味だけでなく効果的に組み合わたい」
とおもいませんか?
石のメッセージを伝え、人生を好転させるアドバイザーとしてのスピリチュアルカウンセラーという立場から
私がどのようにパワーストーンを選び、組み合わせてブレスレットをデザインして製作しているかということについて詳しく書いてみたいと思います。
効果的な組み合わせでパワーストーンブレスレットをご自身で作ってみたいという方や、ブレスレットでなくても相性のよい石を組み合わせて持ちたいという方に是非、お役に立てればと思います。
石に興味がある方もこれからパワーストーンを身に着けてみたいという方にも予備知識として是非読んでいただきたいと思います。
パワーストーンとの出会いが人生を変えていく場面をたくさん見てきたからこそ、愛着を持ってパワーストーンと接し、仲良くなることの大切さを実感しております。
石の声が今は聞こえなくても、私のお客様たちのようにいつかパワーストーン達と会話ができるようになるかもしれません。
あなたの一番身近で応援してくれる癒しのパートナーとして、石達をもっと好きになっていただけたら嬉しく思います。
実際にそのようにしてパワーストーンブレスレット、あるいはパワーストーンを持ったお客様からたくさんの嬉しいご報告を連日いただいております。
<参考>お客様からいただいたパワーストーン体験談はこちら
目次
パワーストーンを効果的に組み合わせるにはまず「願い事」を決めよう
あなたはパワーストーンの選び方があるのをご存知でしょうか?
そしてパワーストーンの選び方の基準となる「願い事」にも決め方があるのをご存知でしょうか?
実は、残念ながらパワーストーンを効果的に組み合わせるのに意味を知ってただ漠然と持っていても願い事は叶いません。パワーストーンとあなたの息が合ってこそ、石が効果的に作用してあなたの願いは叶います。
自動車に例えると燃料がパワーストーンだとして、実際に動くのはあなたという自動車本体だからです。自動車に合った燃料、それがパワーストーンです。
まずは、今の自分が求める「願い事」を明確にしましょう。
これは、「願い事の決め方」の話になります。漠然と「○○になりたい」というのでは石に伝わりませんし、最短では叶いません。
漠然と「アメリカに行きたい」と思っていても、きっと、それだけでは願いが叶うのに時間がかかるでしょう(叶わないとはいいません)。
願い事を決めるということは
・行先を決めて
・地図を手に入れて
・手段を選び
・計画を立て
・実行する
までのプロセスを「考えて」「決める」ということです。
願い事が決まればそれにふさわしい自動車にしっかり装備して、ふさわしい燃料にすれば最短で目的地にたどり着けます。
パワーストーンを選ぶ時の願い事の決め方はこちらの記事の中に詳しく書きましたので是非、お読みください。
効果的な組み合わせをする前にベースストーンとサポートストーンという考え方を知ろう
先ほどの記事であなたの「願い事」が決まったことを前提に話を進めていきます。
「願い事」がわかったら、いよいよブレスレットを作るために組み合わせるパワーストーンを選んでいきます。
ここでパワーストーン単独で着ける場合はいいのですが、2種類以上の石を組み合わせて使う場合には「ベースストーン」と「サポートストーン」という考え方を取り入れると効果的にパワーストーンの組み合わせができるようになります。
次で「ベースストーン」と「サポートストーン」の考え方を詳しくご説明しましょう。
状況に合わせて基本的に使うベースとなるパワーストーン「ベースストーン」がある
「ベースストーン」というのは基本的に使ったほうが良いパワーストーン、と覚えましょう。
一般的に恋愛なら、ローズクォーツ、仕事なら、タイガーアイ、というよく知られている代表的なメジャーな石がその役割を担う事が多いです。なぜなら、これらの石は誰にでも相性よく使うことができる傾向があり、他の石ともあまり喧嘩せず(同調しやすいという意味)、使い勝手も良いので組み合わせやすいのです。
願い別に応じて組み合わせるベースストーンをサポートするストーン「サポートストーン」がある
先ほどのベースストーンをメインに使い、行動ベースの細かいお願い事や自分のこだわりはそれをサポートする石で補うと組み合わせがうまくいきます。
この時組み合わせるパワーストーンを「サポートストーン」と呼びます。
料理に例えれば、コショウやパクチー、七味みたいなものです。料理に加えるとより、メインの料理が活きるという石であり、合わせるものによっては最高の組み合わせになるような石です。
レアストーンと呼ばれる石はこのタイプの石が多く、組み合わせとしては難易度が高いですが、ベースストーンと合っていれば効果的にとても良い組み合わせとなります。
スーパーセブンのルース(裸石)↓
組み合わせが難しい、よくわからないという場合はブレスレットに組み込まなくても、サポートストーンとして一連のブレスレットとして単独で持ち、状況によってほかのブレスレットと重ね付けするのが初心者にはおすすめです。
ストロベリースーパーセブン 一連ブレスレット↓
パワーストーンの中から選ぶ効果的な「ベースストーン」と「サポートストーン」の決め方
パワーストーンブレスレットを作る場合、主に4,6,8,10,12mmの玉を使うのがおすすめです。なぜならこれらの大きさは一番着け心地として使い勝手が良いからです。
ブレスレットに主役として使う「ベースストーン」を決める
まず、作り方としてブレスレットのメインとなる「ベースストーン」を決めます。ベースストーンは「恋愛」「仕事」「健康」「願望成就」「魔除け」「人間関係」などの大きな願いのくくりの中でメジャーな石を選ぶと良いでしょう。
(具体的な石の名前については別記事で改めて書く予定です)
例えば一般的に
恋愛ならローズクォーツ、仕事ならタイガーアイ、健康ならシトリン、願望成就なラピスラズリ、魔除けならオニキス、人間関係ならブルーレースアゲート(あくまでも一例です)
といったように一般的に手に入りやすい石を選ぶと作りやすいし(エネルギー的にも)他の石と組み合わせやすいです。
スピリチュアル的に言えば、よく一般的に使われる石というのはそれだけ産出量がある石です(でないと、市場に出回りません)。産出量があるということは人類において必要なエネルギーだからこそ、地球(宇宙)が許可して広めたいと意図している選ばれた石です。
安い、たやすく手に入るからエネルギーが低い・高いという判断はしません。人類に必要だから地球が多くの採掘を許可していると考えます。
細かい要望を取り込むための「サポートストーン」を決める
サポートストーンは細かい意味をよく理解して、自分にぴったりだと思う石を選んでください。この時、はじめに話した通り、いろいろな石のエネルギーを触れてみて知っているとその感覚が生かされます。
「こういう願いの場合」はこういう石のエネルギーが合いそうだというのが直感でわかるからです。
「ベースストーン」と「サポートストーン」を効果的に組み合わせてブレスレットを作る具体的な方法
では実際にパワーストーンブレスレットの組み合わせ方の話をします。
パワーストーンを効果的に組み合わせるための「ベースストーン」の基本
ベースストーンの大きさ
女性の普段使いなら、6mm、8mm、男性なら8mm、10mmが使いやすいです。
できれば、ベースストーンは同じサイズで揃えるとデザインしやすい傾向にあります。
ベースストーンの数
私の場合『数秘術』からベースストーンの数を決めています。
開運したい「数字」を意識して石の数を決めます。参考までに下記をご覧ください。
☆数字の意味
1・・・始まり、独立を意味。リーダーシップ。集中。
2・・・増える、成長エネルギー。二元的なバランス。陰陽の引き合い。
3・・・発展。成功と繁栄。三位一体。コミュニケーション。
4・・・安定。秩序。チームワーク。
5・・・スピード感。冒険と防御。チャンス。
6・・・調和、愛。対局するものの融合。
7・・・天界のエネルギー。光。サイキック。
8・・・達成数。強い意思。
9・・・完成。平和。客観視。
ベースストーンの配置方法
ブレスレット製作用のビーズボードが市販で売られています(「ビーズボード」で検索すると作製キットが売られています)。その枠に石を基本形に沿って配置していきます。基本形は以下のような配置がおすすめです。その後サポートストーンを入れていくのにデザインしやすい配置です。
ここからは実際に図を使って、ブレスレット配置の基本形を解説します。
1個→ポイントとなるよう意識して配置、キーワードは「リーダーシップ」、「集中」、「唯一無二」
4個→四角形になるように配置、キーワードは「幸せ(4合わせ)」、「安定」を意味する、ちなみにピラミッドは3と4の組み合わせ。
5個→星型(五角形)になるように配置、キーワードは「魔除け」、「チャンス」
6個→ダビデの星型(六角形)になるように配置、キーワードは「融合」。
7個以上→基本的に形としてはバランスが悪くポイントにはならないが「ラッキー7」を意識する方、人と同じが嫌な人には向く配置形
8個→4個・4個の四角形の組み合わせとなるように意識して配置、キーワードは「末広がり」、「縁起がいい」、「幸せが重なる」
9個以上はベースストーンという意味において効果的ではないのでなるべく8個以下にしたいところです。
パワーストーンを効果的に組み合わせるための「サポートストーン」の基本
ベースストーンをボードに配置したら、サポートストーンを配置していきます。サポートストーンの選び方は以下です。
サポートストーンの大きさ
サポートストーンは基本的にベースストーンより小さいサイズを使うと綺麗に仕上がります。
大きさのバリエーションを増やすとデザインに幅ができます。ただし初心者はサポートストーンの大きさはなるべく揃えたほうがデザインしやすくなります。
例えばベースストーンを8mmにしたら、サポートストーンは6mmにするなどシンプルにするとうまくできます。ここで、冒険してサポートストーンを4.6.8など使うとデザイン性は高まりますが、手首サイズとデザインとの兼ね合いで石がサイズ内に収まらなくなったり、デザインにまとまりがなくなったりと難易度が高くなります。
また、職場などで目立たせたくないようであれば、玉の大きさを同じもので揃えると遠くから見て直線的に見え、シンプルかつスマートな印象になります。
サポートストーンの数
サポートストーンの数はベースストーンとベースストーンの間の数が同じようになるようにします。手首サイズによっては、どこかの間の数が1個か2個、減る(増える)場合があります。デザインしながらサイズに合わせて増減するといいでしょう。あくまでもベストなのは同じ数にすることです。
サポートストーンの配置方法
ベースストーンの間を埋めるように置いていきます。配色を考えながら仕上げていきます。
組み合わせたパワーストーンブレスレットを効果的に使うために際に注意したいこと
ここでいくつか仕上げにチェックしておきたいことを書きます。
色について
ブレスレット全体では基本的に3色と覚えます。それ以上の色使いは使い勝手が悪くなります。
パワーストーンブレスレットの音について
パワーストーンブレスレットの「音」を気にしたことはありますか?
石同士が隣り合わせですから、特に手に着ける時に「カチャカチャ」と音がします。
この音色は自然が作り出すものですから心地よいサウンドとして楽しめることの一つです。
小さなパワーストーン同士で作ったブレスレットは高い音がでます。
反対に、大粒になるほど音は低くなります。
最後の仕上げでゴムを通したときに、ゴムを引っ張ってどんな音色が確認しましょう。
パワーストーンブレスレットの触り心地について
石に触れたときの「心地よさ」というのも重要です。
これは、石の大きさというよりも「硬度」によるものと「石のエネルギー」によるものが大きいです。
一般的に硬度が引くければ(下の記事「モース度」の項目参照。つまり、柔らかければ)吸い付くような触り心地です(表面がつるつるの状態で比較した場合)。
硬度が高いものは金属のような熱いようなピリピリするような感触があります。
例えば、パイライト(情熱を行動に変える石)↓
硬度が低い「セレナイト」などは吸い付く感覚が心地良いと皆さんおっしゃいます。
優しい光 セレナイト(ほわんとします)↓
癒しの虹も出ている ハニーカルサイト(吸い付くような心地よさ)↓
特に、持ち主が「癒し」を求めている時は「触り心地」は非常に重要になります。毎日身に着けるものですから、配慮する必要があります。
ただし、パワーストーンのエネルギーによっては必ずしもそうではないのでここでは「触り心地」というものもある、ということを知っていただければと思います。
着ける人のシチュエーションを考える
オフの日、オンの日、具体的にデート用、仕事用なのか、ブレスレットを着ける時のファッションやTPOを考慮して同じ意味でも使う石の色や粒の大きさを決めます。
TPOを選ばずにオールマイティーに使える水晶↓
インパクトのある石で話題作りにも シトリン↓男性にはスーツにさりげなく合わせられる色と細さを考慮 オニキス↓職場でもさりげなく着けられるチェーンタイプ・小さな石↓14金・アメジスト↓カラーを楽しめるのオリジナルデザイン カーネリアン・レインボーオーラクリスタルなど↓休日には大粒の石でリラックス&ファッションに合わせて和服にも似合う 翡翠↓
派手な場合、色の濃さを薄い石に変えるだけでも着けやすくなることもあります。
石の硬度について
石には硬度(モース度)があります。硬度を揃えることでカケ、割れ、すり減りを減らせます。硬い石と柔らかい石を隣同士で配置すると、柔らかい石のほうは年月の経過とともにすり減ってきます。どこかのタイミングですり減った石だけ交換する可能性も考慮してデザインします。
また、パワーストーンブレスレットを着けるときの音も違います。こだわる方は是非、モース度も覚えておくと便利です。
参考までに
モース度は硬さ別に1~10の段階で表し、目安は以下です。
爪:硬度2~2.5
銅貨:3~3.5
軟鉄:4~4.5
ガラス,縫い針,押ピン:5~6
鋼ヤスリ:6.5~パワーストーンの例~
ダイヤモンド:10
ルビー・サファイア:9
エメラルド:8
水晶・ローズクォーツ:7
アマゾナイト:6
ターコイズ:5
マラカイト:4
カルサイト:3
琥珀・デザートローズ:2
パワーストーンのツボ押し効果も考慮する
心の安定とリラックスを願う方にはパワーストーンを使った「ツボ押し」効果も考慮しましょう。
この場合、手首のツボの大粒のメインストーンが当たるように配慮して作ります。
手首のツボは「神門(しんもん)」と呼ばれる「心の健康」を取り戻すツボです。探し方は手の平を上にします。もう片方の親指で手首の「曲がりシワ」を小指の方向に上になでていき、骨の出ている手前のくぼみを探しましょう。そこが「神門」と呼ばれるツボでここにパワーストーンが当たるようにします。
配置としては、大粒が活きるメインストーン1個か2個の配置パターンがおすすめで、なるべくメインストーンを大きく、他のパワーストーンを小さい粒で使うのがおすすめです。
そして、硬度の高い石にすればカケなど心配することなく普段使いに使えます。この場合、モース度「7」以上が安心でしょう。
パワーストーンブレスレットの使いやすさについて
せっかくパワーストーンを組み合わせて効果的に作っても持ち主が使わないと意味がありません。作ってあげる場合は好みのデザインや色をあらかじめ確認して持ち主の好きな色の傾向やファッション傾向を確かめましょう。
好みに合わないものは効果が発揮されない
パワーストーンは身に着けなければ(あるいは身近に置く)効果は発揮されません。自分の「意志」を強くしたり、潜在能力を開花させたりするためのパワーストーンなので、できれば最低2週間は毎日着けて石と仲良くなることをおすすめします。
まとめ
パワーストーンの意味を知り、効果的に組み合わせてパワーストーンブレスレットを作る方法をお伝えしました。
パワーストーンブレスレットを作る目的は「持ち主の意識を変え、行動を促す」ということです。
まず、使う人の心の中や問題、悩み、あるいは目標をしっかり整理して「どういう気持ちでパワーストーンを持つのか?」を明確にすることが非常に重要です。パワーストーンの効果を引き出し、人生を変えるには全てはそこがスタートだからです。
パワーストーンブレスレットが出来上がったら、一言で、
・こういう問題に対して
・こういう行動が必要だから
・こういう意識を強くするために「この」パワーストーンブレスレットの組み合わせが必要です。
ということを明確に答えられればそのパワーストーンブレスレットはきっと持ち主にとって最強のサポーターになってくれるはずです。
持ち主と作り手とパワーストーンが一体となるからこそ、出会える奇跡を体験してみてくださいね。
具体的な石の名前での「ベースストーン」と「サポートストーン」の組み合わせ方については今後、シリーズで書いていくつもりですのでお楽しみに♪
また、今回はパワーストーンブレスレットを作る時の組み合わせ方としてお話しましたが、ブレスレットでなくてもパワーストーンの原石やピアス、ネックレスを着ける際にも「ベースストーン」と「サポートストーン」の考え方は応用できます。
その日の「目標」「願い」に合わせて身に着ける石を組み合わせて持つのもおススメです。
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パワーストーンを通じてたくさんの幸せが訪れますよう、心よりお祈りいたしております。