こんにちは。
スピリチュアルカウンセラーのエマです。
石のリーディンをしながら海外より直接石を買いつけ、パワーストーンの販売を15年(今年15周年を迎えます)経営しております。
石からのメッセージを通じて持ち主さんの人生をより幸せにするお手伝いをさせていただいております。
今回のブログは、12/11から買い付けに行きましたチェコガーネット(ボヘミアンガーネット)の旅のレポートです。
宜しければ、読んでみてくださいね。
12/11、まだ水星逆行している中での出発で、水星逆行の時は勘違いが連絡ミス、交通機関の乱れが起こりやすいので空港に出国の5時間前に到着するように家を出ました。
本来ならばだいたい3時間前に到着するようにしていますが、今回はちょっと余裕をもって多めに時間を取りました。
・・・と、成田空港へ向かう電車の中で、予定航空機の欠航の知らせが届きました。
嫌な予感が的中したのか、それで急きょ、ポーランド航空からカタール航空に変えての出国なりました。こういう時は慌てず、偶然の出会いを楽しむ♪というのがスピリチュアルな考え方です。
大丈夫、宇宙は最善に計らっている。
いつもそう思っています。
で、実際どうだったかといいますと、初めてのカタール航空で思いがけずプチギフトのような旅路となりました。
偶然、隣の席の女性がドーハに住んでいる日本人で(私はドーハで乗り換えです)、彼女から積極的に話しかけてくれたおかげで、ドーハのこと、アラブという国の事情について少し知ることができました。
彼女はまだ結婚したばかりで、一年ほど前に旦那さまの転勤でドーハに住むようになったこと、ドーハは秋田県くらいの大きさの都市だということ、多国籍なコミュニティであること、そしてなんと「石油が豊富にあるので、燃料ガンガン使って、飛行機が早く到着することもあるんですよ」と教えてくれました。
これには、石油の取れない国に住む人からしたら、「なーにー!!」と発狂しそうですが、飛行機内に取り付けられたトイレットペーパーの厚さを見れば、「ああ」と納得できるのでした。
シングル、ダブル、とありますが、トリプルくらいの厚さなのです。
そんな新情報に「へぇ」がとまらない私。
「ドーハに着いたら、家まで鉄道ですか?」と尋ねると「いいえ。迎えの車が来ることになっているんです。」と。
海外の駐妻さんの事情には詳しくありませんが、いろいろと治安のこともあるでしょうし、ちょっと異世界を覗いた気がします。
そんなこんなであっという間にドーハに着いて(機内食、写真撮り忘れましたが、だいたい3パターン選択肢があり、宗教上の理由で豚肉が入っていないのとか、そういうのだと彼女が教えてくれました。あと、マンゴージュースが美味しいですよ、ということで私も飲んでみましたが、100%のマンゴージュース。ドロッとしたフレッシュな感じで確かに美味でした。感謝。機会ありましたら、是非!)
空港に降り立ち、乗り換えまで少しありましたので、テーマパークのような構内をすこしゆっくり見学しました。空港の中に水が流れていて、緑がいっぱいの植物園のようでした。
クマのオブジェはドーハ空港のアイコンになっていて有名みたいです。
さて、ドーハが20度くらいの気温で油断していたのですが、やっとプラハに着いた頃には夕方で5度とかになっていて、あわててコートやらマフラーやらをスーツケースから出しました。
空港からバスで移動して、モルダバイトの石の名前の由来となっているモルダウ川の橋を渡って10分くらい歩くと、プラハの市街地に入ります。
(モルダバイト石の語源にもなったモルダウ川)
大きな本物のモミの木はヨーロッパのクリスマスマーケットでは1位2位を争う美しさだそうです。聖歌隊が歌う「モルダウ川」が聞こえるクリスマスマーケット。市庁舎前では盛大に開催されていて、美しい光景にうっとりしました。
(夕方五時。すでに真っ暗です。)
チェコ産のガーネットは世界一の品質と言われています。
長年、本場のチェコへ行きたいと思っておりました。
私がチェコガーネットに初めて出会ったのは(その存在を知ったのは)19歳の時です。
当時、まだ栃木市に福田屋百貨店があったころ、母と訪れていて、たまたまチェコガーネットが催事で販売されていました。
その時、チェコの方が「チェコではガーネットを親子で受け継ぐくらい、大切な日に贈る石です。」ということを教えてくれました。
母と私はしばらくその美しいつやつやの赤い石を手に取ってまじまじと見せてもらいました。
いくつもの小粒のガーネットを台座にセッティングした素敵なブローチでした。
母は私に「20歳の記念に、ちょっと早いけれど、買ってあげようか?」と言いました。でも、お値段がけっこうそれなりに高かったのです。それで、悩んで、何回かその場を離れてはまた見に行って、というのを繰り返して、「まだ、来年だし」と結局買わずに帰ってきました。
実は、そのことがずーっと頭の片隅にあって、今回、こういう旅の話が持ち上がった時に母に伝えたら、その時のことを鮮明に覚えていて「あの時、なんで買わなかったんだろう」と言いました。
「あの時以来、ああいうガーネットに出逢えなかったよね。あの時、買っておけばよかったと思って。」
私も母と同じことを思っていました。
私も長年同じ気持ちだったので、その言葉を聞いてびっくりしました。
石って、ご縁のもの、といつも思いますし、実際、石はご縁がないと持ち主のところへは行かないので、もしかしたら、私に直接チェコへ行く未来に繋げてくれたのかもしれません。
そのころはまだ霊的なものは封印しており、石の声のことなど気にかけていなかったので、あの頃に戻って石に聞いてみたかったな、とも思います。
チェコガーネットのことについてお話しますね。
チェコガーネットはボヘミアンガーネットとも呼ばれています。
ボヘミア地方で採れる小粒のガーネットは真っ赤で鉱物学的には「パイロープガーネット」という種類のガーネットになり、「パイロープ(赤いガーネット)」の中では最高品質とされてます。こちらのパイロープガーネットの産地は、チェコの中部山脈地方とポドクルコノシー山脈です。
平均的なサイズは3-5ミリぐらいです。もともと、ガーネットは地下60-80キロのところにありましたが、火山活動で、地上に出てきたものです。
現在、こちらのガーネットの埋蔵量はどんどん減っていますのでとても希少です。
この希少なガーネット、特徴からもおわかりの通り、大きいものが産出されませんので、ペンダントやブローチにするには小さいものを寄せ集めてデザインする方法がとられました。長年の間にこういった小さな石をセッティングする技術が磨かれ、現在はガラスを使った芸術的作品(ブローチなど)にも生かされています。
16世紀に盛んに発掘され、高品質で美しい赤いチェコガーネット。イギリスの皇太子妃アレクサンドラ( 1844年 – 1925年)が好んで使ったことで一気に流行しました。
19世紀の英国全盛期時代にチェコガーネットは大量に英国に輸出されるようになりました。チェコガーネットが今もビクトリア様式のデザインが好まれるのも、こういった歴史的な背景と小粒ならではの美しさが今も見る人の心をとらえて離さないからだと思います。
私も30年前に心を掴まれたチェコガーネット。出逢いに感謝です。あの時、出逢わなかったらチェコに行こうと決心がつかなかったかもしれません。
ガーネットは一月の誕生石になっています。
牡羊座、火星の守護石でもあります。
ガーネットは特に中世では血止めの石、そして戦いで生きて帰るためのお守りとして兵士達が身に着けました。ガーネットを持つ戦士は矢に当たらないと信じられていたからです。特に十字軍では護符、身代わり石として身に着けられました。それだけでなく、忠誠を誓い、絆を固く結ぶ約束の石とされ、恋人同士が贈り合って戦時中の無事の帰還を願いました。
ガーネットをリーディングする時、いつも石が伝えてくれる言葉は「希望」です。
何かを始める時、始まった時、大きな希望や期待を胸に大きく羽ばたくことを応援してくれる石です。
こんなことしたら、親が心配するかも、と思うような大冒険でも、ガーネットという石は「それでも突き進め。その先の光を見よ。」と言い続けます。
とても意志の強い、石なのです。
私は今年になって、特にこの石に惹かれていました。未来予知が得意ですが、意識下での予知よりも無意識下での予知ほうが精度が断然高いのです。そういう意味でも、今回はどうしてもチェコガーネットを皆さんにご紹介しければ、と思っていました。
実際2025年は大きな転換期と言われています。
それは、もうだいぶ昔から占星術の世界では言われてきました。「風の時代」と一言にいっても、何が風なの?という感じですが、要するに「見えないけれど、確かにそこにあるもの」を「風」と呼んでいるのです。
「情報」もそのひとつですし、「空気を読む」こともそうです。他人との距離感についてもある意味「風」です。「気」とも言い換えられるかもしれません。
今、世界で何が起きているのか。
それは今やテレビでは信用に足りませんね。それなので、人それぞれに選ぶ媒体も多様化しています。Youtubeから情報を得る人もいれば、知り合いの伝手を頼る人もいるでしょう。
ただ、そこで大切なことは「何を選んでも、すべて自分の責任」ということです。
例えば今、闇バイトが横行していますね。
その情報は「風によって流れてきた」ものです。その「風」をキャッチしたのはその人です。「風」をキャッチしない選択肢もあるわけです。
そして、その選択をするか、しないかは本人の判断です。
流れてきたものをなんでも受け取っていては、排水溝の網のようになってしまいます。
流れてきたものを「分別」する基準というのは自分で決めないといけません。
それを「審美眼」とも呼ぶのかもしれません。「審美眼」は一日二日では養うことは困難です。
こんな時代だからこそ、できるだけ、本物(本質)を見ること、これに尽きるのではないでしょうか。
人付き合いも同じです。仕事への姿勢も同じです。
上辺だけのものは、もう通用しなくなる、というのが2025年以降、顕著になっていくということです。
思いがけず、今、上から降りてきているメッセージを書き綴っています。
ついでに伝えますと、「移動」がキーワードになるそうです。
2025年がどんな年になるかという予想は、天変地異も含めて、個人レベルでも「移動」だそうです。
それは「旅」かもしれませんし、「引っ越し」かもしれません。
世界的な視点では首都の「移動」もあり得るかもしれません。(東京はどうでしょうね、でも他の国ではその可能性もあります)
現実的な地理の移動、民族移動、動物の移動、資金の移動、何かの軸の移動・・・。
ということではできるだけ「身軽」になっておく必要があります。シンプル イズ ベスト、です。
2024年の夏至のメッセージでは年末までの「断捨離」についてどこかでお伝えしたと思うのですが、それは「移動」への伏線にもなっているようです。
世界が大きく目に見えて変わるというよりは「意識がシフトする」というのが先です。世の中はまず、目に見えない部分が動いてから、見える部分が動く、というのが自然界での流れです。
病気になる手前では必ず、自分の心の中や意識に気づかない「疲れ」があるものです。症状として出る時には、病気を治すことも大切ですが、そうなった背景や生活習慣や態度を見直す、目に見えない心を改善することも重要です。
話が逸れてしまいました。
チェコガーネットに戻ります。
そういう意味では、このトップバッターの石、ガーネットに力を借りることはこれから何かを始めようとする方には特におすすめです。
流れに身を任せることも人生には必要ですが、「譲れないこと」は誰にでもあるはずです。(先ほどの軸、取捨選択の基準のこと)
大切な自分の人生を他人や時代に振り回されないように、上手に「風を読みながら、舵取りしていく」ことを忘れなければ、より素晴らしい未来になるはずです。
今回の旅はチェコから入り、ガーネットとモルダバイト買い付け後は再度10月に訪れたミュンヘンへ向かいました。
チェコ周辺でしか採れない希少なモルダバイトも少しだけ買い付けました。
(途中の山越えでは雪景色でした)
国境を越えますが、チェコ→ドイツは入国審査はいりません。
10月に際にご縁をいただいたところを少しまわってご挨拶しました。
ドイツのミュンヘンの市庁舎前もクリスマスマーケットが開かれていて、とても賑やかでした。
教会に入らなくても、すでにその「祈り」に近い愛のエネルギーに溢れていましたので、今回は教会には立ち寄りませんでした。
日中は気温が2度くらいまでしか上がらずに寒すぎて、こんなふうに完全防寒です(;´∀`)
人によっては人混みのエネルギーで疲れてしまいますが、クリスマスマーケット自体はとても美しいエネルギーです。元気が出ますので、太陽の光が少ない冬のヨーロッパではこういうイベントは「気」のバランスを取る意味でも重要な役割を果たしていると思います。
今回、買い付けた石達は1/11の20時に「新春特別企画」として販売したいと思います。
(自然光で上からみると黒っぽいですが、光に透かすと燃えるような赤い色が見られるのがチェコガーネットの特徴です)
(ダビデの星型、透かして撮影してみました)
ガーネットのペンダント、ピアス、モルダバイトのペンダントの販売を予定しています。
(なるべく身に着けやすいように小さめの子を買い付けました)
旅のレポート、2025年へのメッセージ、商品販売のお知らせとなりました。
最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございました。
2024年もたくさんお世話になりまして、どうもありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願いします。