スピリチュアルカウンセラーのエマです。
突然ですが、
あなたのお家の下には、水晶玉は埋まっていますか?
最近は
『地鎮祭に埋める水晶玉、ありますか?』
というお問い合わせもだいぶ増えました。
実際にはこんな感じの水晶玉を埋めます↓
通常、真ん中の1つが大きめで5個で1セットで売られています。
みんなやっているけど、実際水晶玉を土地に埋めると、何かいいことあるの?
という疑問が湧いてきますね。
今日は、地鎮祭にまつわる水晶の埋め方と開運について書いてみます。
目次
地鎮祭に使う水晶の買い方
まず、実際にどんな水晶を選べばよいかということについてお話します。
私が扱っている水晶玉を例にご説明しましょう。
どこで買えるの?
地鎮祭用の水晶は通常、天然石を扱うお店なら入手できます。ただし、実店舗で「地鎮祭用」として置いてあるところはあまりなく、使う水晶玉の大きさとグレードを伝え、ほとんどが取り寄せになると思います。
急いでいる方はネットショップで購入するほうが間違いなく早く探せますし、手元に届きます。
地鎮祭に使う水晶のグレード
実際こちらが私が地鎮祭用にご用意している水晶ですが、2種類あります。
・スタンダード・・・標準的に使われる水晶のグレードで内包物と呼ばれる水晶内に濁ったように見えるものが含まれます。
実際には水晶が長い年月をかけて形成されるさいに自然にできた模様のようなものです。この内包物が見ていて飽きないということでマニアには大変人気ですが、グレードという点では落ちます。
水晶は無色透明ほど価値が高い(レアという意味で)とされているからです。ダイヤモンドの査定と同じ考え方だと思っていただいて良いと思います。
・ハイグレード・・・傷がなく、無色透明の水晶。せっかくだからグレードの高い水晶玉を使いたいというこだわりがある方におすすめです。
ちなみに、個人的な感想ですが水晶のグレードによって効果の差はほとんどないと感じます。
しかし占いやサイキックリーディング、呪術で使うなら、サイキッカーが交信しやすいのは無色透明で大きいものと言われておりますがそれもその人の能力によるので、あまりこだわらなくて良いと思います。ただ、記念だから品質の高いものを、という場合はハイグレードを選んでおけば気分的に後悔はないかもしれません。家が建ってしまってからでは遅いからです。
地鎮祭に使う水晶の形
地鎮祭に使う水晶は丸い玉を選びます。丸いものというのは昔から「魔除け」になります。また、文字通り「丸く収まる」など言葉の上でも縁起が良く丸いものを神様にお供えするのは「お月見」などの十五夜の行事にもみられます。
劇などでも「大団円」とよばれるシーンがありますが、「調和」を意味し、スピリチュアル的にも良いエネルギーに満たされる形です。
もともと水晶は上の写真のような原石で掘られます。それを丸く加工したものが水晶玉です。
地鎮祭に使う水晶の大きさ
水晶玉の大きさについてですが、ある意味「ここからここまで」という境界の目印、結界のような役割だと思ってください。
ですから、大きいから良いというものでもありませんし、土地の広さに合わせるのが良いでしょう。一般的な住宅でしたら直径2センチ~3センチ程度で十分です。数は5つで、そのなかの1つは少し大きめがベストでしょう(なければ全部同じ大きさでも大丈夫です)。
ただし、会社など多くの人が出入りするような場所ではたくさんのエネルギーが出入りするので、結界を強化するという意味で大きい水晶のほうが良いかもしれません。病院、墓場の近く、昔の処刑場があった場所の近くなどは水晶は大きくしてください。
地鎮祭に使う水晶の値段
水晶の値段の相場ですが、2センチ直径で1個3,000円~くらいでしょうか。
天然石全般の値段について言えることですが、
・産地・グレード・大きさ・仕入れルート・バイヤーの目利き・購入点数(まとめて買うと安くなる)など
一概に値段の相場というものを言えないことがほとんどですが、水晶に関しては「練り水晶」といって水晶の粉を糊で固めたものや「人工水晶」も出回っています。
値段について迷ったら、「誰が売っているのか?」に注目してみるといいかもしれません。
石に詳しい人、石を愛する人など売り手と買い手のコミュニケーションの中で「この人から買ってよかった」となればせっかくご縁のあった石も喜ぶと思います。
本物の水晶を見分ける方法は水晶の下に髪の毛を置いて、2本に見えたら本物です(見る角度を変えて見ていくと一定の場所で2本に見える瞬間があります、ガラスには起こらない現象です)。「練り水晶」に関してはエネルギーが違うのでわかるのですが、信頼できるお店から買うことが一番です。
自分で水晶を埋める場合の手順
丸い水晶を5つ用意したら、4つは敷地の四隅に、大き目の一つは敷地の真ん中に埋めます。
掘る土の深さは10センチも掘れば十分だとは思いますが、雨など長い年月をかけて土が流れて水晶が表に出てこないように土地の地質によってはもっと深く掘る必要があるかもしれません。
また、この場合、手順としては東南の角から時計回りに『天地の元気を受けて、福寿光無量(ふくじゅうこうむりょう)』と呪文を唱えながら一つ一つ丁寧に埋めていきます。
東南の角→南西の角→北西の角→北東の角→最後に中央
ただし、神主さんなどによっていろいろな手順、やり方があるので詳しい方がいらっしゃればその方に従ってください。あくまでも、これは自分で水晶を埋める際の手順です。そして埋める人は、その家の代表者であるご主人が良いと思います。
敷地の中央地点が分かりにくい複雑な地形の場合は以下のように場所を知ることもできます。あまり神経質にならなくても良いと思いますが、気にする方は是非、やってみてください。
家を建ててしまったあとでも水晶を埋めても良いのか
家を建ててから後で気づいた場合、気づいてから行っても問題はありません。
感謝の気持ちに期限はありませんから、気づいたタイミングで行うのが良いでしょう。また、四隅に水晶を埋めることができても、最後の1つは家の下ですから、そこは無理ですね。この場合は家の中の中央付近にインテリアとして飾るか、皆が一番集まるリビングに飾るのが最適です。
アパートやマンションの場合の水晶の設置方法
地鎮祭はマンションやアパートのオーナーさんが行ったとして、やはり新しい場所での開運を願いたいという場合もあるでしょう。
これからアパートやマンションに入居する場合はどうすればいいでしょうか?
入居する際に土地神様、自然霊にご挨拶したい場合は、庭の敷地というわけにはいきませんので「部屋の四隅と真ん中に1つ」置きます。
部屋の一つ一つにそれぞれ設置するというより、全体として見て部屋の四隅に置きます。
部屋の形が四角でない場合
デザイナーズマンションなどは部屋の形が四角ではない場合があります。その場合は、角になっている場所を目安に設置します。そうすると場合によっては四隅用の4つでは足りません。例えば、8角形の部屋なら8つ+中央用1つ=9つと必要となります。
敷地と同じように部屋の中央地点が分かりにくい複雑な形の場合は以下のように場所を知ることもできます。
家や土地を水晶で清めるといい気が流れて開運につながる
ではなぜ、地鎮祭で水晶を土地に埋めるのかということについてですが、
土地に良い気の流れを作るため
です。
例えば、あなたは花が大好きで、花の種を蒔くとしましょう。
一番初めに、何をしますか?
そのまま、すぐに蒔いてしまいますか?
たぶん、花が健康に咲くように環境をまず、整えると思います。
雑草を取り、土を柔らかくほぐして十分に栄養や水がいきわたるようにして、
害虫を取り除いたあと、
ようやく「種」を蒔くでしょう。
なぜなら、
その土づくりをはじめにちゃんとしておかないと、
根が伸びたあとに土の砂利を取り除いたり、
生育が悪くて土を柔らかくしようとしても、根が張ってしまったあとでは
それが不可能なのを分かっているからです。
地鎮祭とは土地神様に感謝を伝えてご挨拶する
私たちは昔からの習わしで新しい土地に引っ越ししてきた際にはそこに住むにあたって、やるべきことがあります。
もともとそこにいらっしゃる神様・自然霊にご挨拶をする
そもそも、『地鎮祭』とは何でしょうか?
よく、新築の家が建つ前
神主さんがお祓いをしている光景をみたことはあると思います。
竹を立てて四角い形に縄を張って、
真ん中に祭壇があり、お酒や米などのお供えものをして、
神主さんが祝詞をあげます。
この地鎮祭の歴史は古くは日本書紀にも記述があり、藤原宮跡からも出土しております。
近年では20年に一度の伊勢神宮の遷宮が話題になりました。その際にも新宮を建てる新御敷地での「鎮地祭(ちんちさい)」と呼ばれる儀式が社殿建築の第一歩としてその工程が記録されています。
<伊勢神宮公式サイトより引用>
地鎮祭の目的は
もともとそこにいらっしゃる土地の神様や自然霊に感謝し、
これからそこに住みますから「よろしくお願いします」というご挨拶をするためです。
地鎮祭に水晶の効果を利用して、運気をアップさせよう
地鎮祭に使う水晶の意味と効果
ここで、なぜその地鎮祭に『水晶』が使われるのか?
ということを詳しくお話したいと思います。
好きな石じゃ、ダメなの?
ダメです。
・・・というより、水晶の性質を利用して、
土地を浄化・エネルギーアップすることが目的なので水晶以上にその効果がある石なら
それでも構わないと思います。ただ、やはり水晶は万能の石と言われとても優秀です。
魔除け
エネルギーアップ
浄化
この3つが同時にできるパワーストーンです。
水晶の効果についてはこちらにまとめましたのでお読みください。
風水を取り入れたら自動的に開運する理由
そして、もともと場の気の流れを整えましょう、というのは
風水の考え方に基づいています。
風水とは
その土地や建物に良い気が流れるように
意図的に土地の造作を変えたり、何かを配置したりすることです。
当たり前ですが、
例えば、家の中に
西日の当たる場所に食べ物を置いておけば、腐りやすいのは当然です。
ですから、西側に不浄なものを置くのは
腐ったところから悪臭が出て、菌が繁殖して病気の元になり、
人間の体内に入り込めば病気になって死亡する確率が高まります。
そのような設備の配置の仕方(例えばトイレ、昔は水洗でなく貯める形式のいわゆる『ボットン便所』でした)では
良い気の流れができませんよね。
病人の多い家となります。
ですので、
なるべくはじめから
良い気が流れるように設計しておけば、
あとで問題が起きてからあれこれ対処しなくても良いのです。
それが、
風水を取り入れるメリットです。
中国で生まれた風水は
労力なくして、最大の効果を得る
という戦国時代には
なるべく兵士の数を減らさないよう、また、国が効果的に繁栄するように
積極的に取り入れられた戦略の一つでもあります。
国家が広大である中国は地形を利用した戦略は
非常に有効で効率的した。
徳川家康も積極的に風水を取りいれたことで、
天下統一後も400年にわたり江戸時代が続く基礎を作ったと言います。
地鎮祭は一気に「開運」するための良いチャンス
神様に感謝を伝え、これからそこに自分が住む意義を伝える儀式
もし、地鎮祭をやらないとどうなるのか?
気になりますよね?
祟りがある?家に悪い事が起こる?家族の身に何かがある?
例えば、
あなたが住んでいる土地に
ある日突然知らない人が
テントを張って、住みはじめたらどう思いますか?
あなたはその土地を先祖代々受け継いできて、
毎日掃除をし、綺麗に使って守ってきたのに、
腹が立ちませんか?
「なんなの、この人?!」
となると思います。
ジブリアニメ『となりのトトロ』をご覧になったことがある方は
わかると思いますが、
その土地や建物には
もともと神様や自然霊がいて、そこの土地を守っていることがあります。
見えない精霊だったりしますので、普段は気が付かないかもしれませんが、
ふと訪れた場所に
清々しさを感じたり、何か落ち着くといったことは
その場の「気」が良く、神様や自然霊に守られていることが多いのです。
しかし、
人間が来たからといって、
その土地に住まわせたくない、と邪魔をする神様・自然霊はいません。
なぜなら、
そういった存在は
地球を守るために存在します。
スピリチュアルな世界の話になり、話すと長くなるので
詳しくは別の機会に書こうと思いますが、
宇宙の数ある星の中で
「地球」を選んで生きてきた私たちは
魂の成長のために、地球と共生する意義があり、
またそれ自体「地球」が地球を癒し、宇宙で地球そのものが担う役割でもあります。
もしも、
その土地に住むことを拒絶する存在がいるとすれば
「生霊」「地縛霊」「浮遊霊」
といった、もともと人間の煩悩が作り出した己の想念によって
そういう存在になってしまった『元人間』たちの存在です。
話が逸れましたが、
地鎮祭ではそれまでその土地を守ってきてくれた存在に
感謝をし、
またこれから一緒に過ごすことになりましたので、
宜しくお願いいたします、
というご挨拶なのです。
土地の発展と開運を神様と共同作業でやります、という決意をする
なかには、
神様・自然霊の土地には住めないのではないか?
と思うかもしれませんが、
そういうことではありません。
地主さんは
もともとその土地に確かにお金を払って買ったかもしれません。
しかし、それは人間が人間の都合で土地に値段をつけて、
お金というもので土につけた付加価値を交換する、という
人間界でのやり取りの話です。
もともと、土地は地球の一部であり、
地球に値段がつかないのと同じように、
誰の所有、ということはないのです。
何億年前から地球はありますし、その土地も何億年も前は
恐竜が使っていた土地の可能性もありますよね。
宇宙って、誰のものですか?
太陽って、誰のものですか?
という話と同じです。
ですので、
これからその土地に住むということは、
その土地にもともといらっしゃって守ってきた神様・自然霊とともに
自分も一緒にそこを守って、発展させていきます。
という
私にも協力させてください、共によりよい関係を築いてその場所を発展させましょう、
という気持ちを確かめる儀式みたいなものなのです。
開運とは日々の行動、心がけ
地鎮祭で神様にご挨拶したら、きっとあなたは気持ちも清々しいし、安心もするでしょう。あなたの家が神様や自然霊が守ってくれていると感じるだけでそんな素敵な場所をあなたは大切にするでしょう。
庭にゴミが落ちていたら、神様・自然霊に申し訳ないと思いゴミを拾い、綺麗に使うことを心がけるでしょうし、花を植えたりするかもしれません。家のなかも整理整頓したりと住みよい住まい作りをしようとするでしょう。
昔から「衣・食・住」といいましたが、現代はモノが溢れているので「住・食・衣」の順番で大切にしましょう、と言われる時代です。心が満たされるための条件とも言えます。
住んでいる場所が心地よいと心が安定して、良い仕事や人間関係に繋がっていきます。それこそが「開運」ということではないでしょうか。
まとめ
地鎮祭を執り行い、土地神様・自然霊に感謝し、身を慎んでその土地に住まうことで良いエネルギーが自分にみなぎり、家にも良い気を取り込めます。
その高い意識は結果的に、子孫繁栄、平和を祈る良いエネルギーに変換され、個人的にもお金がたまったり、健康になったり、人間関係がよくなったりと生活面での運気アップの基盤ができると言えるでしょう。
また、人間は一日の3分の1を睡眠時間に使っています。
そして、寝ている間にいかに身体を休めるかは人生全般で健康、精神面においても大事なことです。
あなたが住む場所のエネルギーはあなたが毎日浴びるエネルギーそのものですから、それだけ重要なのです。
特に家を建てたり、土地を買ったりすることは
物質的に大きな「お金」というエネルギーが動くので、
スピリチュアル的にも開運するキッカケ、タイミングとしてはとても重要な節目にもなります。
ぜひ、
この機会に『水晶』を効果的に活用して、よりよい環境作りをして幸運の波に乗ることをおすすめします。
地鎮祭用の水晶はこちらで販売しております(家を建てた後や、アパートでもお部屋に置けるタイプです)。
たくさんの幸せがありますように☆
☆お客様の声・パワーストーン体験談☆