【当たる占い師の見つけ方】

スピリチュアルカウンセラーのエマです。

あなたはもし、4人中3人の占い師に

「あなたは今年結婚したほうがいいですよ」

と言われて、

一人だけ

「あなたの結婚は来年以降がいいわね」

と言われたら、どっちの占いを信じますか?

 

先日、

「エマさん、私、3人の占い師に相談して、3人はYes、1人はNo。

どうしましょう?誰の占いが当たっていますか?」

というご相談を受けました。

つまり、3人の占い師の答え合わせをしたい、ということです。

 

今日はそんな悩める状況に立たされてしまった時の考え方を

書いてみたいと思います。

絶対これが正しい、というわけではありません。

もちろん、個人の好みでタロットを信じるとか、星占いがいいという場合や

多数決で決める、という採択の基準もあります。

ただ、もし迷われるのであれば、こういう考え方をしてみるといいのではないかな?

と思います。

本来の「当たる占い師」とは本心を「言い当てる占い師」ではない

あなたは占いをしたときに、何をもって「当たる」と判断しますか?

もちろん、「結果です」という答えが返ってくると思います。

しかし、その「結果」が自分の今後の行動によって大きく変わる可能性があるにもかかわらず

単に「自分が今望んでいる結果」と「占い師が言った結果」が一致していた場合に「当たっている」と勘違いしてしまう場合があります。

それは、単に

今、あなたが言って欲しいことを代弁してくれた

だけであり、つまり自分の本心に対して「当たっている」ということを「当たる占い」と考えている場合です。

 

事実は未来は未来になってみないと、ある程度の予測はできても

誰にもわかりません。

誰にもわからないから「不安」だし「恐怖」なのです。

その「不安」と「恐怖」を払拭したいから、これから自分がしようとしている行動について

「間違っていないよ」という後押しが欲しいわけですね。

その、「間違っていないよ」に対して証拠が欲しいわけです。

証拠としての「占いの結果」が欲しいのですよね。

なにが言いたいかというと、

多くの人が占いに求めている心理は

「あなたが考えていること」と占いの結果の合致なのです。

ですから、

当たる占い師と言われるには、

正確にやる技術としての占いの腕を磨くことも大切ですが

「お客様の考えていること(経験したこと)を理解して、別の言葉で言い換える」

ことができれば、「当たっている」という評価をうけるわけですね。

いわば、読心術も含まれるかもしれません。

 

あれ?ちょっと待ってください。

ここで、矛盾に気が付きませんか?

誰のための占いでしたっけ??

占い師が「当たる」と言われるための占いになっていませんか?

 

そうです。

本来はお客様のための占いのはずです。

占いは「占いってもらう人の本心とは関係なく」単なる未来を予知する「道具」として生かされなければ意味がありません。

本来の占い師の在り方は、

まず、前提として占いは占いとしての正確な技術をもってしての「結果」があり、

その「結果」に対してどうしていくか?ということまでアドバイスできないと意味がありません

 

そのアドバイスがあるからこそ、

未来に生かされる行動を今、することができます。

 

その行動の方向性が正しいことが重要であり、

本来お客様が求めていることです。

 

決して、お客様が言ってもらいたい耳当たりの良い言葉が「良い結果」を生むとは限りません。

一瞬、その時だけ「いい気持ち」になったところで意味はないからです。

正しい方向性を示してあげられること、

それがそもそもの本物の占い師の在り方だと思うのです。

 

でないと、

「占いでこう言われた。当たってた。(あるいは、当たってなかった)」

という感想でお客様が余計に迷い、お客様が結局何も行動できないままになってしまうのです。

 

つまりー

複数の占い師の答えから

誰の占いを信じるか?ということに迷ったとき。

結論から言いますと、

ズバリ、あなたがその占い師の

生き方、価値観、考え方

といった人間性の部分で共感できる占い師の占い結果を採用すると良いと思います。

なぜなら、もしもその時はピンとこなくても、

時間の経過とともに

その占い師が言っている意味が理解できる可能性が高いからです。

その人の脳にある言葉で言ってもらったほうがわかりやすいし、伝わりやすいのです。

 

占い師は未来を読み、運勢をなぞって、そのひとの可能性を伝えるのが仕事。

ただ、同じ人間なので、占い師によって使う言葉やボキャブラリーには

どうしても個人差が生まれます。

その占い師が生まれ育って生きてきた環境で育まれ、インプットされた言葉のニュアンスが

間違ってお客様に伝わってしまったら・・・、

どうでしょう。

例えば、栃木弁で「だいじ~?」という方言があります。

意味は「大丈夫ですか?」

なのですが、私が学生で上京した時にこれを使う場面があり、

「だいじ~?」

と言ったら友人に

「え?何が大事なの?」

と聞かれました。

私は心配して言ったつもりですが、友人はそうは捉えなかったようです。

ついでに言うと、

「だいだんべ。」

と言えば

「大丈夫でしょうね。」

という意味です。栃木でしたら、この言い方(方言)のほうがその大丈夫のレベルがよく伝わります(かなり自信がある言い方です)。

 

例えば「海の色がラッキーカラー」という言葉を使った時に、

思い出すのはどんな色でしょう。

日本海のような「深い青」(私のイメージは新潟の海)?それとも太平洋の「緑に近い色」(私のイメージは大洗海岸)?

それとも南の島の「透き通るブルー」?

小さなズレでも、ズレはズレです。

海に出て、航路が1度ズレただけでも、目的地にはたどり着きません。

ですので、それくらい伝える側(占い師)と聞く側(お客様)の間に

言葉の解釈の差は少ないほうがいいのです。

 

 

もうひとつ、私の体験談で例をお話します。(これは長いので飛ばして読んでいただいても大丈夫です)

私は海なし県(栃木)で生まれ育ったのですが、大学入学をきっかけに家をでるまで、魚の「刺身」が嫌いでした。

嫌いというより、食べられなかったのです。

理由は、美味しくない、と子供ながらに感じたことがきっかけだと思います。

私の父は「刺身」が嫌いです。

ですので、我が家の食卓に「刺身」が上がることは一度もありませんでした。

ただ、年に一度だけ、お盆に母の実家に行ったときにふるまわれる「お寿司」「刺身」が唯一の接点と言えば接点でした。

そして、おそらく、私も幼少時に苦手になったと思われます。物心がついたころには「カッパ」「タコ」「イカ」しか食べられませんでした。

私に悲劇が訪れたのは、大学1年の春でした。

忘れもしない、新宿の居酒屋。

その日、大学のクラス会が行われました。

お刺身が登場しました。

で、その時見たお刺身が「赤かった」のです!

(は?とここで思われる方、もう少し読んでください)

心の中で、

「マグロのお刺身が赤い・・・、これ、ヤバいんじゃないかな・・・。」

と思ったのです。

隣に座っているまだ知り合ったばかりの子に言いました。

「ね。このお刺身、赤いけど、大丈夫かな?」

すると、その子は言いました。

「え?赤いのは普通じゃないの?どうしたの?」

(あれ?何か私、変なこと言ってるのかな?)←心の声。

「あのー、これ、腐ってない?赤いよ?茶色が普通でしょ?」

と私。

隣の子は私のほうに身体をぎゅっと向けて正座をし直すと、目が真剣になり、私の目をじっと見つめると小さな声ではっきりとこう言いました。

「さとちゃん。赤いのが、新鮮なんだよ。」

その後、その隣のMちゃんは茨城県出身で海の幸ならなんでもこい、ということで数々の「刺身関連」の真実を私に教えてくれたのは言うまでもありません。

父に関しては理由は美味しくない、と言っていました。おそらく、戦時中の生まれですからそんな高級なものはなかったし、食べるチャンスがあっても内陸に住んでいるので鮮度が悪かったのだと思います。

そして、その噂を聞きつけた教授が(それはお酒の席ですから、このことは大盛り上がりになりまして)ご厚意で私に「本当の魚の味」を教えてくださいました(ごちそうしてくれました)。

嫌いなものが好きになった瞬間でもありました。

井の中の蛙、とはよく言ったものです。

刺身と言えば、「茶色」じゃないのです。「赤」なのです。

今、ものの見方や価値観の話をしていたのでこのことを書こうと思いました。

その人が言っている「マグロの刺身の色」が自分が認識しているものと違っていたら、話がかみ合わないのです。

占い師やカウンセラーも人間です。

その人が話す言葉の「普通はこうでしょ」がクライアントが認識しているものとズレがないか、常に確認しながら話すことはアドバイスをする上でも重要です。

だからこそ、当たる占い師を求めるならば、占い師の見ている世界が自分と「差」がないほう人を選んだほうがいいのです。

どんなに当たる占い師でも的中率は85%

世界で「的中率100%」と噂される有名な予言者でも、実際に起こった出来事と予言を照らし合わせると

85%の的中率だという結果がでています。

たしかに、占い師や予言者も人間ですし、

何よりも単なる未来予知は

もし、「今」のままだとしたらこうなる

という想定のもと行われているので、

状況が変われば、(行動しなければ)結果も変わってくるのは当然でしょう。

占いや予言は当たる当たらないより「今を最高最善に生きる」ためにある

そもそも、「占い」「予言」は何のためにあるのでしょう?

それは、

誰かに未来を決めてもらうためではありません

「今、自分の命を最高に生きる」ためです。

もちろん、結果としてそれが当たることは

占い師の仕事の精度を問われた場合には重要な指針になるでしょう。

しかし、それは

未来に結果がわかることであって、

「今」それを考えても仕方のないことなのです

それよりも、その結果を受けて

「今」自分が何をするべきなのか?

それを考えるために「占い」「予言」は生かされるべきものであり、

決して、その時でた占いの結果が最重要事項ではないはずです。

自分に合った占い師を探すための2つのチェックポイント

そもそも、占いに行く目的は

「今を生きる」ためと言いました。

ということは、今、自分が困っていることを解決してくれそうな占い師を選ぶことは

とても重要なことです。

占い師だって、万能ではありません。

そもそも人間ですから、得手不得手があります。

サイキック能力にも、いくつか得意なパターンが人によって違うのと同じです。

そして、その占い師を選ぶ基準として

以下の2点に気をつけます。

結果に対して、お客様に合ったアドバイスができるバックグラウンドを占い師が持っているか?

 

占い師は、単に占いの結果を伝えるだけでなく、

より良き未来になるようにその結果から「今できる最善の行動」をアドバイスできないと

なんの意味もありません。

占いそのものは単なる技術です。

やり方を覚えれば、小学生だってできます。

ただし、そこに占い師がこれまで経験したり培ってきたものがあるからこそ、

生きたアドバイスができるというものです。

これができない占い師はただ、「占う」ということをしているだけで

これだけではお客様は

これからどう行動すればいいのか?

途方に暮れてしまいます。

お客様の「本当に知りたいこと」をわかっているか?

例えば、

「この人と結婚すれば、幸せになれますか?」

とあなたが占い師に質問をしたとします。

もし、有能な占い師だとしたら、すぐに占いには取り掛からないはずです

そして、こんな質問をあなたにするでしょう。

あなたにとって ’幸せ’ とは何でしょうか?」

そう。

人によって、「幸せ」の定義が違うからです。

ある人にとっては

「亭主元気で留守がいい」(昔のCMでありましたね。要するにお金だけはしっかり稼いでね、みたいな)

かもしれませんし、

またある人にとっては

「いつも一緒にいたい」(自分の生活ペースと合わない人は嫌だ、など)

なのです。

ですから、

ある局面において占いが「yes」でも、別の局面においては「No」なのです

もう一つ、例を。

「A市に引っ越しをしたほうがいいですか?」

という質問をあなたがしたとします。

その真意は「長期的に見た結果」なのか、「短期的に見た結果」なのか?

によって違うでしょう。

今、小さな子供がいる場合、子育ての情報交換をするためにママ友などのコミュニティに参加しやすいような環境が必要かもしれません。

特にその地域になじみがなかったり、核家族の場合はそうでしょう。

しかし、子供が大きくなるにつれて学費がかかり、例えば母親の労働が必要になるとします。

その場合、もはやママ友のコミュニティなんかよりも、労働しやすい環境が大切です。

小学生なら、学童保育はあるのか?とか、近くにパートでも働ける会社はたくさんあるのか?

など、会社の数や職種という面では田舎よりも都会の方が都合が良いかもしれません。

(追記、この記事は2017年の9月に書かれたものです。

その引っ越し、という例えば一つのアドバイスさえももう古いものとなっていることにお気づきでしょうか。

今、風の時代に入り、ネットを通じて全世界どこにいても仕事ができるようになりました。選択肢は増えたわけです。

場所の移動は必要ないかもしれない、という今の世の中を見る目、というものも占い師には必要になります。

時代がどんどん変化する中で、自分の体験談だけでは占い師も難しい時代になったのです。

2023年5月31日 追記)

 

当たる占い師とは確かな技術を持っていて、なおかつ人間的に成熟している人

占い師はあなたの人生に対する「答え」は持っていません。

「答え」はあなたしか、持っていないからです。

ただ、「占い」という道具を使ってあなたの人生をどうすればより良く、あなたらしく生きられるかの

ヒントはたくさん持っています。

しかし、どんなにたくさんのヒントがあっても

 

可能性としての「仮の答え」を提示できるというだけです

 

であるとすれば、

できるだけあなたの気持ちをわかってくれる占い師、あるいは

あなたが共感できる占い師を選ばなければいけません。

 

人生にはたくさんの山を越えていく旅のようなものです。

 

どんな結果がでても、

 

最後、どうするのかを決めるのは自分なのです

 

そして、その行動の結果が

たとえ思うようにいかなかったとしても、

そこには必ずあなたに必要な「学び」があります。

その「学び」という武器を手に入れながら、

一歩ずつ、

あなたは自分の目的地へ行くわけです。

 

そして、道に迷った時に

次の山を越えるための「あなたに合った」ヒントやアドバイスできるのは

 

あなたが今、どんな山を越えようとしているのか?どこへ向かっているのか?

 

を理解している占い師です。

そして、占う側も単なる占いに終わらず、お客様の人生に寄り添って最大限に知恵を出せる良きアドバイザーとなるべく、

努力を続けていく必要があると思います。

 

あなたの人生が花開きますように、願いを込めて。

 

今日はこの辺で。



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