おはようございます。
エマです。
今朝の開運メッセージはLINEですと長すぎるのでこちらに書きました。
些細なことですぐに怒鳴る上司。
ちょっとしたことですぐに他人のせいにして泣きわめく同僚。
文句ばかり言ってなかなか行動しない部下。
会社にいるといろんな人に出くわします。
そんなとき、「ムカつく!!」といって感情をかき乱されることほど時間を無駄にすることはありません。
それまで気持ちよく仕事をしていたのに、なぜ、今、こんな気持ちにさせられるの?
皆さんも一度は経験したことがあるかもしれません。
そんなときはこうしてみてください。
数字に置き換えてみる
「あ、今日あの人怒鳴るの2回目だ」
「あ、今月に入って3回目の失言」
などと、腹を立てず、感情的にならず、冷静に数を数えましょう。
そして、
自分の中に基準を設けるのも一つです。
「10回になったら、○○しよう」
冷静に考えましょう。
私の元上司でこういう方がいました。
その方はもうお歳で他界されましたが(いわゆるバブルの世代にバリバリやっていた)、当時は組織のトップでたくさんのプロジェクトを立ち上げ、もちろん失敗することもあるけれどいつもいろんな人に声をかけ、評価するところは評価をし、組織全体の士気を盛り上げることに張り切っていました。
そんな彼の性格は人懐っこいというのもありましたが、人によってはその人懐っこさが「セクハラ」気味に感じられることもあり、嫌っている人もいました。
私は総務課にいて、その上司とはいつも近い席で仕事をしていたので、彼がいつも上機嫌にしているわけでなく、何か物思いにふけって落ち込んでいる時もあることを知っていました。
それでも、部下の前では元気溌剌(はつらつ)に振る舞って、「よう!元気か?」「大丈夫か?」「今日もがんばんべやー!(栃木弁)」とほぼ全員に声をかけ、肩を触る(ぽん、と叩く)のです。
ある日、その上司がボソッと独り言のように私に言いました。
「俺はなぁ、3回扉を叩いて、それでも心を開かない人はもうそれ以上は無理には近寄らないようにしてるんだ。」
肩を叩く、ではなく、「扉を叩く」と言いました。
それは、彼なりのやり方で、心を寄せる、という意味でした。
(そのやり方が組織をまとめる方法として良いか悪いかは別の話として)
その時、「そうか、上司は上司なりに意図して声をかけていたのだ」と思いました。
今ほど「セクハラ」という言葉が溢れていなかった時代ですから、彼のコミュニケーションの取り方に問題はあったかもしれませんが(体に触れる、でも、男性にも同じようにしていましたから、女性に限ったことではありませんでした)、数字で考えていることに当時の私には目から鱗でした。
3回。
数字で数えていたら、腹も立たないし、冷静になれます。
それから、私もその考えを取り入れてみるようにしました。
仕事中に激情型で瞬間湯沸かし器のように怒る人もいます。それが社長や上司だったら、耐えられない苦痛があるかもしれません。
もちろん、今は「モラハラ」として問題視されますね。
今はどうにもできない環境だったとして、数字で考えてみると、きっと冷静になれます。
日記帳でもメモでもいいのです。
→「○回以上は無理。」
人を評価するというよりも、事実に向き合うという意味で何かを決断する時の判断基準になります。
2回目の浮気は離婚。
3回目の嘘は罰金。
4回目の暴言は別居。
人生いろいろありますが、プライベートでも同じように冷静に。
自分の基準でいいのです。堪忍袋の大きさは人それぞれです。
数字で考える、ということをお伝えしたかったです。
今日も皆さんにとってより良い一日でありますようにお祈りいたしております☆