スピリチュアルカウンセラーのエマです。
初詣といえば、厄除け大師とか有名な神社とかとにかく混むのが定番ですね。しかし、せっかく参拝に行って長い行列にイライラしたり、一緒に行った家族と旅の計画で喧嘩をしたり・・・なんてことありませんか?
スムーズに参拝できるといいのですが、お腹は空くし、駐車場はないし、道は進まないし・・・。
「一年の計は元旦にあり」ともいわれる通り、お正月は何があっても笑顔で過ごすのが開運のポイントです!!
そこで、お正月にせっかく佐野にいらしくれたのに喧嘩や嫌な思いをして欲しくないと思い、「佐野厄除け大師」さんを効率的に混雑を避けて参拝する方法をお伝えします。
私自身、生まれも育ちも佐野でスピリチュアルカウンセラーを8年やっております。「佐野厄除け大師」さんとの繋がりは2013年より2年連続パワーストーンアクセサリーを露店にて販売させていただきました。
「佐野厄除け大師」目の前「麺屋 らっかせい」さんの店先にて(2013年の様子)
いまは、出店はしておりませんが、除夜の鐘前から出店準備をして明け方帰宅、再度元日の朝8時に出店して夕方18時までという流れで1/10くらいまで営業していました。
ですので12/31の夜中からずっと10日間に渡って、佐野厄除け大師さんの様子は見てきています。
今日は、佐野厄除け大師に初詣に来た時に効率よく参拝できる情報と周辺のパワースポットについてご紹介したいと思います。
佐野厄除け大師への初詣はなぜそんなに混雑するのか?
そもそもどうして「佐野厄除け大師」さんはそんなに混雑するのでしょうか?
「佐野厄除け大師」さんの正式名称は惣宗寺(そうしゅうじ)というご本尊が如意輪観音、元三大師のお寺です。
「佐野厄除け大師」は「厄除け大師」とも呼ばれる元三大師(がんざんだいし)を祀る天台宗の数ある寺院のひとつで、特に佐野厄除け大師、青柳大師、川越大師を「関東の三大師」と呼んでいます。
とても有名な厄除けのお寺であるというだけでも混雑する理由になりますが、実はそれだけではありません。
佐野市には唐澤山神社という「勝負」に関係することにご利益があるパワースポットと佐野プレミアムアウトレット、また隣町にあるあしかがフラワーパークのイルミネーションというこの時期、見所満載の観光スポットがたくさんあるからです。
また、ここ栃木県佐野市はスピリチュアルな仕事に携わる人が不思議と多く住まう地域であり、実はまだ隠れたパワースポットも市内に点在しています。一時期、歌手のダイヤモンド☆ユカイさんも佐野市民となり、佐野の親善大使として活動されていました。
都内より東北自動車道から車で約1時間という利便性もあり、佐野厄除け大師の初詣には3が日だけでも約35万人の参拝者が訪れます。
佐野厄除け大師の初詣で混雑を避けるために知っておきたい5つのこと
まず、佐野厄除け大師の初詣に行く前に押さえておきたいポイントが5つあります。
1、大晦日の特別参拝時間と周辺の交通情報チェック
2、「佐野厄除け大師」の無料駐車場は停められるのか
3、比較的空いている穴場の時間帯はあるのか
4、トイレはどこで済ませられるのか
5、佐野の名物「佐野ラーメン」と「いもフライ」はどこが空いているのか
では、具体的にひとつひとつ、みていきましょう。
佐野厄除け大師の初詣は大晦日の22時から参拝客で混雑し始めます
佐野厄除け大師で除夜の鐘を聞くために訪れるなら、22時以降がおススメです。なぜなら、交通規制で佐野厄除け大師周辺の道路が22時以降に通行止になります。だいたいその時間くらいから屋台や露店が賑やかに営業し始めます。
夜食をつまみながら、参拝の列に並ぶのもおススメです。0時近くなると佐野厄除け大師の門の外まで300m以上の長蛇の列になります。
交通に関しまして、JR佐野駅からですと徒歩20分ほどの「佐野厄除け大師」。佐野は電車も路線バスもタクシーもあります。しかし、基本的に1時間に1本か2本の路線バスと圧倒的につかまらないタクシー。電車は1時間に2本ほど。とても不便で、とくに1月の佐野市内の幹線道路は渋滞必至です。筆者は娘が2歳の頃、「バスに乗ってみたい♪」と言うので佐野駅前のバスに乗ってアウトレットへ行ったのですが、通常15分で行ける場所なのに2時間かかりました(笑)。
「佐野厄除け大師」以外にもあちこち回るなら、レンタカーを借りてでも車で来るのがおすすめです。
「佐野厄除け大師」だけなら、JR佐野駅まで電車で来て歩けば道路渋滞は避けられます。ただし、大晦日の参拝は終電が23時台なので宿泊する予定でいらしてください。
佐野厄除け大師周辺の無料駐車場は満車になりがち
駐車場は佐野厄除け大師の周辺に分散して1000台ほど停められる無料駐車場があります。しかし、参拝者が多いお正月は満車になりがちです。
その場合は民間の有料駐車場(1時間 600円程度)を利用するか、昼間なら佐野市役所の駐車場が歩いて10分ほどのところにありますのでそちらを利用すると良いでしょう。
佐野厄除け大師の初詣で空いている時間帯は朝イチ6時~8時
除夜の鐘が鳴り始めると参拝者の列が動きだします。ディズニーランドの列さながらの込み具合で整理券が配られ、最後尾にはプラカードを持った係の人がいます。
夜中2時をまわると人も少なくなってきて、屋台も片づけ始めるところも多いです。朝4時くらいはもうほとんど人はいませんが、6時過ぎると早起きの参拝者が増え始めます。
元日、待たずに参拝するなら8時前には行きたいですが、人が多くなってきたなと感じるのは9時過ぎくらいからです。遅くても10時前には行くのがおすすめです。お昼前後はツアー客なども多く、混雑しています。佐野厄除け大師前に「佐野市物産会館」がありその前の駐車場に設置されたテントの中でラーメンや唐揚げなども販売しています。こちらは地元の商工会の方や農協などの出店が主です。
夕方は18時過ぎると急に参拝者がいなくなる印象です。空いていますが、露店も半分以上は閉めてしまうので、やはり遅くても日が沈む前に参拝しましょう。ちなみに通常、スピリチュアル的には午前中の参拝が良いとされていて、夕方4時過ぎの参拝は良くない存在が出始めるので控えた方がいいというのが通説です。
<祈願受付時間>
2018年12月31日 8時半~0時(夜通し)
2019年1月1日 0時~19時
1月2日、3日 6時~18時
1月4日~1月31日 8時~17時
2月1日~12月30日 8時20分~16時40分
佐野厄除け大師で混雑時のトイレ休憩について
佐野厄除け大師の境内にトイレは設置されていますが、とにかく参拝者が多いので並びます。その場合は、佐野厄除け大師の目の前に「佐野市物産会館」があります。東口をはいると右手奥にトイレがあるのでそちらを利用するといいでしょう。ただし、開館時間が朝の9時なのでそれよりも前に来ていて間に合わない場合は歩いて5分ほどのところにセブンイレブンがありますので、お借りしてもいいかもしれません。(佐野厄除け大師の門を左にでて橋を渡ってすぐ右)
「佐野市物産会館」
9時~18時 年中無休
駐車場
《無料》
(店舗前)大型バス3台 (店舗裏)大型バス10台、普通車93台
佐野厄除け大師の初詣に来たら名物「佐野ラーメン」「いもフライ」で開運しよう
旅行に行ったら、地元の食材を食すことで運気が上がると言われています。それは、その土地のパワーをいただくことになるからです。地元の名物「佐野らーめん」と「いもフライ」は是非、召し上がってくださいね。
なんといっても一番のおすすめ開運♪「佐野ラーメン」は「麺屋 らっかせい」さんです。
「佐野ラーメン」は薄い醤油味のさっぱりしたスープに青竹打ちのちぢれ麺が特徴です。佐野厄除け大師の目の前、佐野市物産会館の右隣2軒目にある「麺屋 らっかせい」さん。すぐにわかります。筆者が10日間、出店期間の夕食に毎日食べてもぜんぜん飽きませんでした。癒されるおしゃれな店内も落ち着きます。
写真は『SANOMEDIA』さんより引用させていただきます。店主の戸澤さん。男前です!
ただし、佐野厄除け大師付近のラーメン屋さんはとても混みあっていますので、お腹がペコペコなら車で移動して郊外の空いているラーメン屋さんに行くのも混雑を避けるひとつの方法です。
写真は『ゆるキャラグランプリ』1位になった経歴がある「さのまる」。ラーメンどんぶりを頭にかぶって、いもフライを脇差代わりに腰にさしている犬のキャラクターです。
佐野ラーメンは佐野厄除け大師付近をはじめ市内には200店舗あり、「どこで食べても美味しい」というのは観光に来た方皆さんの感想です。地元民の私も同感です。はずれはありません。よほど時間がなければ、高速道路の佐野サービスエリアの佐野ラーメンも美味しいですよ。
「佐野ラーメン」マップはこちらからダウンロードできます。
また、「いもフライ」も佐野名物のひとつです。
「いもフライ」とは茹でたジャガイモを一口大に切って串刺しにし、パン粉をつけて油で揚げたものです。子供の頃はおやつとして定番でした。どこの家庭でも作っていました。今は佐野市内のいもフライ屋さんがあり、手軽に買えるようになりました。特製ソースをつけて食べます。いもフライ屋さんも市内に点在しておりますが、街中は駐車場がないところが多いので佐野厄除け大師のついでに歩きで買いに行くか、郊外まで車を移動して買うのがおススメです。
「いもフライ」は不思議と冷めてもソースが馴染んで美味しいので、お土産にも喜ばれると思います。小腹が満たされるおやつです。
「いもフライ」マップはこちらからダウンロードできます。
佐野厄除け大師への交通アクセス
<お車>
東北自動車道 「佐野藤岡」あるいは「佐野SAスマートインターチェンジ」より5km(車で10~20分)
北関東自動車道 「佐野田沼」より6km(車で10~20分)
<徒歩>
JR佐野駅下車 徒歩15分
東武鉄道佐野線「佐野市」駅下車 徒歩10分
<住所>
栃木県佐野市春日岡山2233
佐野厄除け大師の周辺にある開運パワースポットとデートコース
佐野厄除け大師の混雑を避けて参拝できたら少し時間があまりますね。
実は佐野には有名なパワースポットが他にもあります。是非、周辺のパワースポットにも行ってみてください。
1番のおすすめパワースポットは
・唐澤山神社(からさわやまじんじゃ)
です。特に勝負運を上げたい、試験に合格したい、事業を成功させたいなどのご利益がある開運スポットです。
神社に行く途中の「天狗岩」に登ると日光連山(日光東照宮があります)からの龍脈のエネルギーが感じられます。
こちらは現存する中世の山城で最も古いもので、国の史跡に登録されています。「落ちない城」として受験生や事業をする方に人気があり、平将門を討った藤原秀郷公が祀られています。
今も残る中世の石垣。↓
また、地元では「猫神社」と呼ばれた参道左手にある井戸でで撮った写真には「龍神様」の鱗が写っています。 ↓
展望台からは天気がよければ、東京スカイツリーや新宿副都心ビル群が肉眼で見えます。
・出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)
佐野の水は「日本名水百選」に選ばれるほど湧き水がキレイです。近くに芸能の神様、弁財天が祀られているパワースポットです。
ここの湧き水の透明感にはかなり感動します。パワーストーンを身に着けていたら、是非、浄化してみてください。キラキラになります。
また、名水で作っている近くのお豆腐屋さんの「名水豆腐」も美味ですよ。
佐野厄除け大師と混雑を避けるパワースポット巡りのおすすめルート
厄除けからの開運、ということをメインにしたい場合は佐野周辺のパワースポット巡りがおすすめです。
コースとしては
午前中に佐野厄除け大師を参拝→→唐澤山神社→出流原弁天池のコース
が良いでしょう。佐野厄除け大師は街中にあるので、なるべく渋滞にはまらない時間帯に動くのがベストです。唐澤山神社も混みますが佐野厄除け大師ほどではないので、後回しがいいでしょう。また、山なので基本、寒いです。防寒着は忘れずに。出流原弁天池はちょっと離れていますので、時間があれば足をのばしてみるのもいいと思います。途中、道の駅「どまんなか田沼」があり、ここは日本のへその位置(どまんなか)だそうです。たくさんのお土産物が売っています、地場産の野菜などもあり、佐野市物産会館より売り場面積が広いのが特徴なのと、イルミネーションが有名なので、夕方行くとお子さんも楽しめます。
佐野厄除け大師のところで御札やお守り以外のお土産を無理に買わなくても、こちらの道の駅「どまんなたぬま」であとでゆっくり買うというのも賢い方法です。佐野のお土産はなんでも揃っています。
ただし、野菜が目当ての場合は夕方は売り切れている場合が多いので早い時間帯にいくのがおすすめです。
さらに、時間がある方は唐澤山神社へ向かう途中に大河ドラマ「真田丸」でおなじみの真田親子が別れる時に話し合った小さなお堂がありますので、ちょこっと寄ると話のネタになります。有名な「犬伏の別れ」です。小さすぎて「ここ?」という感じの薬師堂です。ちなみに筆者のサロンから車で2分のところにあります。
佐野厄除け大師と混雑を避けて行くデートに最適な観光スポット
初詣はしたし、あとはショッピングでも楽しみたいというカップルに向けてのおススメデートコースもあります。
佐野厄除け大師→佐野プレミアムアウトレット→足利フラワーパーク
で初詣とショッピングとイルミネーションを楽しむコースです。
女の子が大好きなコースですね!
朝イチで佐野厄除け大師を参拝した後、国道50号で佐野プレミアムアウトレットへお買い物に行くのがおすすめです(アウトレットは20時まで)。
アウトレットはやはり、早い時間帯にその日の目玉商品は陳列されますので早い時間がおすすめです。さらに、佐野厄除け大師参拝の後は国道50号でも空いてるほうの逆側の路線からアウトレットに入ることになりますので高速道路から入るよりもスムーズです。車で来る場合は高速道路方面からの国道50号は大変混雑します。
ちなみに、スマートインターがありますのでそちらを利用しても良いと思います。ただし、場所が山の中腹にあるのでナビがないと迷います。
アウトレットの中には「佐野ラーメン」を食べられるところはありません。また、アウトレットの駐車場は無料です。
佐野プレミアムアウトレットの後は再び50号に乗り、足利方面へ。車なら、アウトレットを出て国道50号の左車線に入るだけなのでこれまたスムーズです。この時期、あしかがフラワーパークのイルミネーションは大人気です。大人気すぎて、昨年、「足利フラワーパーク駅」ができたほどです。
「日本三大イルミネーション」に選ばれています。アウトレットは混雑覚悟ですので、トイレを済ませてから行きましょう。ちなみに、足利も佐野も群馬のからっ風が吹き冬はとても風が強くて冷たいです。マフラーなどは必須です。あしかがフラワーパーク(夜は21時、土日祝は21時30分まで)はとくに屋内での休憩施設は飲食店とお土産物屋さん以外ほとんどないので、防寒して行ってくださいね。
まとめ
佐野厄除け大師は1月中はもちろん、2月に入っても土日となればそれなりに混雑しています。
特に佐野厄除け大師の初詣に行く際には、あらかじめ空いている時間帯と駐車場の利用状況、また寄り道したいルートまで考えて行動すれば、待ち時間で一日を無駄に費やすということが避けられると思います。
せっかくなので、スピリチュアルカウンセラーとして「開運」という視点で日帰りできる佐野のおすすめスポットをご紹介させていただきました。
高速道路の利便性から佐野はお車でいらっしゃる方が多いのです。佐野厄除け大師付近、国道50号はかなり混雑することを念頭にナビを使って裏道という手段も使いましょう。ただし、基本的には田舎なのでグーグルさんの素晴らしいナビによりとんでもない田んぼ道を案内されることもよくあります。
ポイントは佐野厄除け大師はなるべく早く参拝し、お昼ごはんは混みあう11時前に済ませてから唐澤山神社、あるいは佐野プレミアムアウトレットや周辺へのコースが効率よく回れます。
思い出に残る楽しい旅となりますよう、お祈りしております。